野菜ソムリエ Hiro のベジフルポケット

ブラムリー / Bramley’s Seedling Apple

      2016/03/28

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品名

ブラムリー / Bramley’s Seedling Apple

原産

1809年にイングランドにあるノッティンガムシャー州で見つかったといわれる。そのオリジナルの木は1988年まで生きていた。

親品種

収穫時期

10月初旬~中旬に収穫され、旬は11月から2月。

保存期間

5ヶ月

食べ時

11月以降

主な用途

調理

その他の情報

大きく、なめらかで輝く緑色の果皮。
果肉は黄色がかった白で、酸味が強く、ジューシー。
沿岸地帯でよく育つ。

リンク

「小布施屋」
 

Hiroのメモ書き

ブラムリーといえば、りんごをあまり知らない人でも聞いたことがあるのではないでしょうか?
英国生まれのクッキングリンゴですよね。
ニュージーランドとカナダではブラムリーはほとんど見ることはなく、代わりといってはなんですがグラニースミスという別のクッキングアップルが出回っています。

 

そしてそして!
以下の「小布施屋」さまのブラムリー紹介ページが大変参考になるので、リンクを貼らせていただきます。
ぜひ一度見て欲しい!アツいです!LOVEが伝わってきます。

obuseya

特に「RHSJキッチンガーデンクラブ、ブラムリーファンクラブ」さまが作成された「ブラムリーレシピブック」を無料でダウンロードできるという太っ腹でございました。
そしてレシピブックがとってもお洒落。
これは手に入れておかない理由はないでしょう。

さらに上記のページでは、ブラムリーがどのように生まれ、どのようにして人気を獲得していったかを紹介されています。(一部を以下に抜粋させていただきます。)

●1883年イギリス全土から1000種類を超えるリンゴが集められた英国王立園芸協会(以下RHS)主催の品評会で最優秀賞を受賞。その名前は一気に広まり、今では英国の人々の生活に欠かせないリンゴとなりました。
●イギリスのリンゴ生産量の45%を占めていて、料理やデザートで親しまれている
●加工に適した爽やかな酸味を持ち、すぐ煮溶けるのが特徴。
主な用途としては肉料理に合い、パイ、クランブル、焼きりんご、ソースなどバラエティーに富みます。

こうやって調べているだけでもよだれが出てくるのですが、普通に生で食べたら酸っぱくて一口でやめたくなるのだから不思議ですね。他のりんごと食べ比べをしてみても、果汁の多さが目立ちました。


※UBC植物園の「The Apples of the Apple Festival variety descriptions」を参考にさせていただいています。収穫時期もカナダに沿ったものだと思います。

 

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