2014/02/26
暑くなってくるとすごく聴きたくなる人。
カリフォルニア出身のアンナ・ナリック。
このデビューアルバムは全米ビルボードチャート初登場20位と好成績。
出た当時、彼女はアラニス・モリセットやフィオナ・アップルと比較されていたことを思い出す。
日本でも多くのラジオ局でヘビー・ローテーションになっていて、
いいアーティストが出てきたなぁ!と思っていた。
アルバム自体、聴けば聴くほど良い。
爽やかな1曲目Breatheから、ずっとロックでキャッチー。
だけど一貫してるのは、内省的で、どこか儚げなとこ。ここが彼女の一番の魅力だと思う。
こんな音使いで、こんな声を持っているアーティストって、アメリカにゴロゴロいるように思うんだけど、
なんか彼女は自分の中で一線を引いてしまう。別格。
特にWreck of the day(’06)(←これは新装版に収録されている)のバラードの悲痛さには感動する。
2ndアルバムはネット配信のみのようで、実に残念。
実際に聴いてみたが、音作りも少し想像と違い、彼女の声をうまく生かしきれていないように感じた。
個人的名盤。
これもアルバムから。PV。アルバムの中、こんな曲ばっかり。