2014/02/26
秋に聴きたくなるシリーズ2。
台湾系アメリカ人のヴィエナ・テン。
ジャンルでいうと、フォークとポップ。
たぶん、アンナ・ターンハイムとかコリン・メイが好きな人はぐっとくると思う。
(知らない方は、上の二人も是非調べてみてください。とっても良いので。)
でもこのアルバムを聴くと、もっと幅広いジャンルを混ぜ込んだように聴こえる。
それを一貫して纏め上げるのは、彼女の明らかに美しい声。特に高音部分。
か細くも太くもなくて、すごく聴きやすい。知的で洗練されてる優等生の印象を受ける。
実はこのアルバムが出た6年前、大好きなラジオ番組で[Whatever You Want]が流れて、
「あぁ、なんとなくいいじゃないか。」ぐらいにしか彼女を捉えてなかったんだけど、
今日ipodの中に入ってるこのアルバムをたまたま流して聴いてみたら、とっても良かった。
6年間損したなぁ。
1曲目のBlue Caravan、2曲目のWhatever You Want,4曲目のI Don’t Feel So Well、
9曲目のNow Threeがとりわけいい。
どの曲も味わい深い佳曲ばかりだった。アレンジが美麗。
暗闇にかすかに灯るろうそくの炎みたいな歌とメロディー。
でもこの炎は強い風が吹いても消えないだろう。
この雰囲気!
盛り上がりがすっごい心地いい。
コメント
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Vienna Teng、8月に来日します。鎌倉での2公演のみとなりますがご都合つきましたらぜひ。http://www.cafegoatee.com/viennateng2014.html
by Goatee 2014年7月3日 1:43 PM