2014/02/26
今年の大好きだった音楽の記録。まとめ。
①ダニエル・ベディングフィールド
ここ一年、相当熱かった。
今年出たep「Stop The Traffik」の前半3曲は特に繰り返し繰り返し聴かせてもらった。
歌唱力とかそういうのじゃなくて、訴求力みたいなものに魅力を感じた。
アート。
最高にかっこいい。惚れる。
好きになったきっかけの曲。ものすごくグッときた。
②レイチェル・ヤマガタ
元々はFM岡山で彼女のファースト・アルバムからの曲がプッシュされていたことで知った彼女。
2ndアルバムが相当良くて、知らずに出てた3rdアルバムからの曲、そして先日出たepヘビーウェイト。
どれも最高に優れたCDだった。
そして、それぞれ殺戮的バラードが収められていて、飽きることなく聴き続けた。
まるでその感情は、悲しむだけじゃなくて、相手に想いのすべてをぶつけるようだった。
歌詞が詩的。退廃的で乾いたサウンドが心地よかった。
この曲がipodから流れてきたら、たぶん一回も飛ばしてないんじゃないかと思うくらい、
繰り返し繰り返し噛み締めるように聴いた。そして一緒に歌った。力強く。
I don’t wanna say good-bye.
この曲の美しさったらない。辛いとき。早朝仕事に行くとき。何もかも嫌になったとき。
いつでもこの曲が傍にいてくれた。
「あなたなしじゃ 何もかも意味を持たないんだよ」
③Fun.
初めて見たのは、UKシングルチャートで。ジャケットからして、10代くらいの女の子が歌ってるのかと
思えば、3人組のバンドだった「We are young」。
一聴して、これはもうクラシックだと確信できた。
それほどムーディーで、キャッチーだった。
ボーカルの男性のポップな声もキュートだったし、フューチャーされたジャネル・モネイもいい味を出していた。
ミラクル。
このアコースティック・バージョンもシンプルながら、とても良い。
④Imogen Heap
昔から大好きな彼女。
ここ最近はLifelineから始まり、1曲ずつ大切に創って発表している。
Heapsong4として発表されたインドで創られたMinds Without Fearと、
6番目のYou Know Where To Find Meが自分の中で大ヒット。
やはりこの人のオリジナリティには脱帽。
PVで2人が踊ってるけど、この曲を聴くとどうしても自分の体も動いてしまう。
もっとインドで曲を創ってほしかった。
後半の静かな盛り上がりに鳥肌が立つ思い。
前作のCanvasみたいに、こういう曲を書かせると本当にこの人は強い。
⑤カニエ・ウェスト
出たのはだいぶ前だけど、一番新しいアルバムからRunawayがとても新鮮だった。
その印象的なPVからも、映画ブラックスワンを連想してしまって、脳内でこの曲の美しさが増していた。
長い曲ながら、繰り返し聴けた。
⑥ローラ・マーリン
ジョニ・ミッチェルを彷彿とさせるアコースティック。
才能、っていうものをすごく感じる人。こういう人が日本でまったく無名なのはかなり惜しい。
結局この人のアルバムは3枚ともお気に入り。今年よく聴かせてもらった。
この曲には本当に今まで何度も助けられている。
高揚感がすごい。初期のジュエルを連想させられる。けど、このオリジナリティは、やっぱりローラ・マーリン。
バンドスタイルになってより濃厚になった3rdアルバムの一曲目をライブで。
悪魔か女神か。どっちが出てくるのか分からないようなサウンドがすごい心地よかったし、印象的だった。
⑦マリーナアンドザダイアモンズ
オペラ調に大胆に歌われる曲たちがえらい輝いていてびっくりした。
2ndアルバムは流行にのって、エレクトロ路線だけど、個人的には1stアルバム(出たのはだいぶ前)が粒ぞろいだった。
蛇足だが、、ダイアモンズとは、彼女のファンのことだそう。
映像の奇抜さか、歌のおもしろさか、はたまた「Guess what! I am not a robot!」という歌詞のリフレインか。
すごく繰り返し聴いた。聴き倒した曲。リミックスも聴いたし、アンプラグドも聴いた。
こんなに聴いてるのに何でかよく分からない。この曲の魅力が。
ふふー!ふふー!だった。
見事罠にかけられたような思い。
⑧ナターシャ・ベディングフィールド
もともと1stアルバムの頃からファンなんだけど、ここ一年でグッと好きになった。
この人の魅力はやっぱりなんでもかんでも詰め込んで、ポップにいたしました!みたいなミックス感。
特に1stはそんなイメージがあったんだけど、ここ最近はナターシャらしいポップ、みたいなイメージが強い。
でもそれがすごくシンプルに良くて、繰り返し聴いてしまう。飽きのこない出来だった。
曲の爽快さ、歌詞の意味にすごい惹かれた。これはかなり歌った。
これはLess is more version。
コカ・コーラとコラボ?した曲?とりあえず今年中はよく聴きそうなプリティー感。。しぇきあっぷ!
アルバムからのファーストプッシュはこれだった。よく合わせて歌った。
PVがいい出来だと思う。着飾らずとも、美しい。
⑨ネリー・ファータド
今年いつ出たのか分からなかった最新アルバム。トップ10に入ると思っていたら、大コケ。
リード・ナンバーの複雑さというか、ネリー・ファータドらしいビートは本当に技巧的でおもしろいと思う。
個人的には、マンイーターとかに負けないいい曲だと思うんだけど、世間様には複雑で受け入れられなかった?
めちゃくちゃかっこいい。
⑩レベッカ・ファーガソン
X-factor出身の彼女。Ukチャートでも根強くチャートインしていて、
自分の中で彼女の「Nothing’s Real but Love」は今年最高の曲のひとつ。
辛いときよく歌わせてもらった。
彼女のソウルフルでウォーミングな声はよくこの曲のモノクロ感に合っていた。クラシック。
⑪ホイットニー・ヒューストン
彼女が亡くなったのは、本当にショックだった。
別にとりわけて好きではなかったけれど、亡くしてみて気付くもので、
大好きで唯一無為だった。
やっぱりこの曲。今年出た?デビューアルバムのアニーバーサリーエディションに、ライブ版が含まれていたのだけど、それがまた良かった。
一番好きな曲。you’re not coming back.
⑫アントニーアンドザジョンソンズ
Ukチャートを見ていて、ジャケットが妙に印象的で聴いてみたら、衝撃を受けた人。
さらに調べてみてジェンダーを超えた魅力に気付かされた。こういう人が日本にいないのはとても残念。
一番好きな曲。PVも独特。
このせつなさも良かった。
PVと歌と合わせてただただ衝撃的だった。この曲で知れて良かった。
この悲しさったらない。ライブから。
⑬ガールズ・アラウド&シェリル・コール
もう最高にアガッてしまって、どうしようもなかった。
ほんと聴くに聴いた。テンション上げたいとき、ジムで運動するとき、馬鹿みたいに聴いた。
歌詞もいい。
もうほんとかっこいい。文句の付けようがないくらい。ゲイだから、まぁいっかと、Girlsを自分に当てはめて聴いた。Go
だいぶ前に流行ったけど、未だによく聴く。愛のためにはやっぱり戦わなければならないんだ。
⑭クリスボッティ
今年香川のライブに行ったのもあるけど、いい音楽を作ってくれる人。
実際見た彼はさすがにイケメンで、一流の男だった。
大好きな作曲家ガブリエル・ヤレドの秘蔵曲を使ったこの曲がすごく良かった。
イングリッシュ・ペイシェントで流れていそうな悲哀感。
⑮ガービッジ
ゴミみたいなごちゃごちゃした音(?)が魅力的な彼ら。
新しく出たアルバムの一曲目が、最高にアガって仕方がなかった。
サビが2個あるかのよう。頭が動く動く。
⑯リトルミックス
オーディション番組から飛び出したスパイス・ガールズ的な4人。
オーディションで歌ったのがDamien RiceのCannonballだったから、まんまと自分のアンテナに引っかかった。
歌詞がいい。そして歌わずにいられない!チャート1位もうなずける。
ダミアンライスの曲を見事にカバー。歌唱力が生きる曲となった。
ほかにも今年はいい曲にたくさん巡り合えたと思う。
恵まれた、とても音楽に救われた年になった。