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塩味のプチプチ新野菜はメタボ対策に良い?バラフ / プッチーナ/アイスプラントまとめ

      2017/08/27

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日本で話題の魅惑のプチプチ野菜「バラフ(別名プッチーナ)」について色々調べてまとめてみました!

品名

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バラフ / プッチーナ / クリスタルリーフ / アイスプラント / ソルティーナ

佐賀大学が日本で初めて開発。商品名は「バラフ」または「クリスタルリーフ」。(スワヒリ語で「氷・水晶」)(※種から開発されている)
ただ、もともとの野菜の種類としての名前は「アイスプラント」。

佐賀県に本社を持つある会社から発売されるものは「プッチーナ」という登録商標で販売。 (アイスプラントの中から、柔らかさと食感に優れた種子を厳選、佐賀県富士町で無農薬で育てている) (※種は空輸されている)

・静岡産のものなら「ソルティーナ」「シオーナ」。
・滋賀県長浜のものなら「ツブリナ」。
・フランスでは「フィコイルドュ・グラシアル」とも呼ばれている。

植物学上の分類

多肉の塩生植物

特徴

新しい野菜のためか、呼称がまちまち。また栽培方法の違いから、品質・形状は多少異なっている。

産地

もともとは南アフリカ原産で、佐賀大学の教授がこれを食用の野菜として利用できないかと研究を進め、商品化となった。2004年頃から、日本のマスコミに取り上げられるようになり、認知度が高まった。

日本では佐賀、静岡、滋賀で主に栽培されている

時期

周年出回っているものと思われる

見分け方

葉の緑色がきれいなものを選ぶ。古いものは葉が溶けているので注意。

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栄養

中性脂肪の増加を抑えるミオイノシトール、血糖値を下げるビニトールが含まれる。カルシウム、リンゴ酸、クエン酸も。

料理

独特のぷちぷちした食感があるので、基本的にサラダに使用するのが人気。納豆に入れるのもオススメ。

その他、和え物やおひたし、天ぷらにもしてもよい。

熱を加えると、葉に少しとろみが出るので、シチューや、お鍋に入れるのもアリだそう。

加熱による変色は少ないので、いためものにも良い。
フランス料理の食材として使用される。

保存

ビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存。4-5日が限度といわれている。

ポイント

・プチプチした不思議な食感は他の野菜では味わえないはず。新食感。
・メタボ対策に。
・塩味が元から付いているので、ドレッシング要らず。ダイエットに。
・酸味の主成分はリンゴ酸。
・輝く外見。

その他の情報

・葉の表面の水滴のようなものは「ブラッターセル」と呼ばれるには塩嚢細胞で、塩分(ミネラル)が蓄えてある。特にカリウムを多く含む。
・家庭での栽培は比較的簡単といわれる。
・食感が「とんぶり」に似ているらしい。
・海水と同程度の塩化ナトリウム水溶液中でも水耕栽培が可能である

実際にバラフを食べてみた!

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1パック198円でお値段も手頃だったバラフを実際に買って、そのまま食べてみました。

何もつけなくてもけっこう塩味が効いていて、確かにサラダに入れたらドレッシングは必要ないかもと思いました。

マヨネーズと一緒に食べてみても、なかなかよかったです。「おいしい!おいしい!」というものではないのですが、独特の食感なので、サラダに混ぜると面白いかと思いました。

それにしても名前が多すぎて、難しいですね。統一されることを願うばかり!


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