野菜ソムリエ Hiro のベジフルポケット

【抗酸化力が10倍!?】老化防止にワイルドブルーベリーがオススメの理由!

      2019/12/31

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皆さん、ブルーベリーは好きですか?
そしてドライフルーツのブルーベリーは食べているでしょうか?

今回は抗酸化力が普通のドライブルーベリーの10倍といわれるワイルドブルーベリーをご紹介します!

 

そもそもブルーベリーって?

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ブルーベリーは、熟した果実が色素アントシアニンに青紫に色づくことから「ブルーベリー」と呼ばれています。

北アメリカ原産で、1620年にヨーロッパからアメリカ大陸へ入植が始まる前は、ネイティブ・アメリカンたちが野生のブルーベリー(ワイルド・ブルーベリー)を摘んで生果や乾果として食用にしていたと考えられています。

そして、世界的に広まったのは20世紀で比較的新しい果物なんです。

 

栄養の優等生「ブルーベリー」

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今回のテーマはワイルドブルーベリーですが、まずはブルーベリーの栄養を簡単に復習しましょう!

主な働き
●血管保護機能 ●ビタミンP様機能 ●抗潰瘍機能 ●循環促進機能 ●抗炎症作用 ●抗酸化作用 ●ロドプシンの分解・再合成促進機能
★ 特筆すべきは濃い青色の「アントシアニン」色素が多く含まれていること。
視力の低下を防ぎ、目の機能を高めるといわれている(視野を広くしたり、夜間視力の向上)。
アントシアニンはカテキンに匹敵する抗酸化作用の強いポリフェノールの一種なので、細胞のガン化を防いだり、生活習慣病の予防が期待できる。(酸化防止の効用はすべての野菜と果物の中で1番といっても良いらしい)

★ 食物繊維の含有量は、乾燥果実を除く生果の中ではトップクラス。アボカド、グアバ等に続く。
便秘の解消に役立つ。(100g中3.3g)

★ 悪玉コレステロールを減らすことができる。
(悪玉コレステロールは心臓病、発作や動脈硬化を引き起こす。)

★抗がん作用のあるエラグ酸や、葉酸も含む。

★ミネラルではマンガンが多い。
(成長期の骨の発育を促す)

★ ビタミンではビタミンEを多く含む(100g中1.7mg)。
生の実はヨーグルトなどの乳製品と一緒に摂ると、ビタミンEなどの栄養素の吸収力が高まる。

★ 18種のアミノ酸を含み、必須アミノ酸をすべて含んでいる。
これ以外の微量栄養素はあまり多くない。

★ 尿器官の健康を促進させ、感染症のリスクを減らす効果が期待できる。

上記の通り、ブルーベリーは栄養価が非常に高く、毎日でも食べたい果物です。

そして、普通にスーパーなどに出回っているものは人の手によって栽培されたもの、つまり「栽培種」となるんです。

 

ではワイルドブルーベリーの栄養は?

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野生種のブルーベリー(ワイルドブルーベリー)は、約100~230mg(/100g)のアントシアニンを含みます。

これは栽培種の約10倍になるので、いかにワイルドブルーベリーに抗酸化力があるかが分かりますよね。

そして、野生種のブルーベリー(ワイルド・ブルーベリー)も最近では普通のスーパーでも手に入りやすくなってきました。(高級路線のスーパーの方が見つけやすいかもしれません)例えばこちら。

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(バンクーバーにはたくさんある SAFEWAY というスーパーで購入)

そう、ドライフルーツの状態で売っているんですよね。

ドライフルーツは水分が抜け成分が凝縮し、生で食べるより効率よく栄養を摂ることができるので、増加したアントシアニンや食物繊維をより効率的に摂ることができます。

便秘で悩んでいる方、老化したくないという方にとっては、なんだか一石二鳥ですよね。もちろん味も凝縮されているので、通常のブルーベリーより濃厚なところも魅力です!

 

オススメは朝昼夜と分けて食べること!

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目はもちろん健康維持のためなら、ワイルドブルーベリーを1日200mgこれを朝昼夜と分けて食べてみてください。(白内障などの眼疾患のためなら1日400mgを朝昼夜と分けて飲むと◎)

なぜ分けて飲むかというと、アントシアニンパワーが発揮されるピークは4-5時間で、分けて飲むことで1日中アントシアニンパワーを最大限に持続させることができるからです。

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ということで、皆さんもワイルドブルーベリーで、より効率的な健康維持に挑戦してみてはいかがでしょうか?

ブルーベリーについてもっと知りたいという方は、こちらのまとめ記事もチェックしてみてくださいね!

 

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