野菜・果物には面白い見た目のものがたくさんありますが、面白い名前の野菜・果物もたくさんありますよね。
今回は野菜ソムリエ Hiro が出会った10種類の面白い名前が付いている野菜・果物を厳選してご紹介します ( ・◡・ )♪
この記事の目次
1.鬼柚子
初めて道の駅で見つけたとき、「見た目のインパクト強すぎだろ・・・。」とある意味感動したのですが、その名前にも感動。「鬼柚子」ですから。
「鬼」ですから!怖ッ・・・。
あのコロコロしたカワイイ柚子とは大違いですよね。ドラクエでいうと、普通の柚子がスライムだとしたら、鬼柚子は魔王ゾーマです。(分からない方すいません)
ちなみに中の果肉を食べてみると、意外や意外。そこそこ甘かったんですよね。もちろん柚子なので、そのまま食べるのが主ではないのですが、文旦の酸味がちょうど抜けたような味でした。
見た目怖いくせして中が甘いんだから憎い果物です。断面図はこちら↓
2.ムーンドロップ・グレープ(Moon Drop Grape)
Moon Drop Grapeは直訳すれば「月のしずくブドウ」。なんてオシャレな名前なんでしょう。命名者の方、天才。
そんな愛らしいムーンドロップグレープは、リフォルニア州ベーカーズフィールドのTheGrapery®によって数年間かけて開発された品種で、皮ごと食べられる種無し品種。
皮は少し渋いですが、甘味は十分にあってパクパク食べられるブドウです。日本でも多少ながら出回っているみたいなので、日本在住の方はぜひ売り場で見つけたら挑戦してみてください。
3.レモネードアップル(Lemonade Apple)
ニュージーランドで見つけたリンゴで「面白い名前だなー!」と思ったのは、その名も「レモネードアップル」。(アップルのレモネードじゃないですからね。)
調べてみると、ニュージーランドで生まれたリンゴのようです。
目をつぶって食べてみれば、あらびっくり。まるでレモネードのような味。
(「レモネードみたいなのかな?」と想像して食べるので、そう思うだけかもしれませんが苦笑)
アメリカでも少し出回っているようですが、まだまだ知名度の低いリンゴです。レモネードの味がするかどうか、あなたの挑戦と感想をお待ちしております。
下の写真のように、赤がかった果皮のものもありますよ。
4.フラットー(Flatto)
平たい桃だからフラットー(笑)
この平たい桃の正式名は蟠桃(ばんとう)なので、フラットーというのは独自に付けられた商品名。蟠桃は別の呼び名で「ピントウ」「ハントウ」「ザゼンモモ」とも言います。
実は孫悟空が食べた桃とも言われています。
でも、「いい名前付けたな」って思いました。確かにプレス機で押し付けられた桃のようなですもんね(笑)ほんとにフラット。
味は普通の桃と変わりないように思います。砂糖水のような甘さとジューシーさがあります。
日本ではほとんど見かけない桃かもしれませんが、海外ではけっこうちょくちょく見かけます。もし日本で見つけた際は、一度試してほしい果物です。
5.陽蜜みかん(ひみつ)
個人的に極早生(ごくわせ)みかんって、
「あぁ、今年もみかんが出てきましたか。ん~、ま・ず・い♪ でも旬を感じられて、気持ちいい~♪」
みたいなものだと思っているんですけど、陽蜜みかんは極早生みかんなのに甘さを感じることができる貴重な品種。
産地は写真にも書いてあるように、宮崎県西都市の宝財原(ほうざいばる)。わずか4軒の農家によって作られているみかんと言われています。(2018年現在も4軒かどうかは不明)
果皮は極早生みかんらしく黄色と緑があわさったような色なのですが、甘味があることに驚くかもしれません。まさにちょっと他の人には秘密にしたい陽蜜みかんです。
果肉の色もまたいいんですよねぇ(´▽`)カワイイネ
6.八ツ頭(やつがしら)
親芋。一つの種から芽が八つの方向に出るので、八ツ頭と名前が付いています。
初めて見たときは、なんだかゴツゴツしてるし、やたらと強そうだし、ヤマタノオロチみたいな見た目で怖いしでトラウマになりそうだった八ツ頭。
しかし、「末広がりの八」と「食べると人の頭に立てる」という縁起野菜だったことを知り、印象が変わりました。
さらに食べてみると普通の里いもより美味しくいただけてしまった経験から、もう虜。
ちなみに大きさもさることながら、お値段もそれ相応にします。↓道路に置いてみたら、でっかい岩に見えましたw
7.桃(はなよめ)
日川白鳳の変異樹から育成され、1995年に品種登録されたはなよめは桃の極早生種のひとつ。
ほんのりと頬を染めてほほえむ花嫁がイメージされて付けられたステキな名前で、出回るシーズンもジューンブライド(6月中旬頃)だったりで、花嫁感がさらにアップ。
桃の一番の旬は7月や8月ですが、はなよめは6月からたしかな甘味と見た目の良さを兼ね備えた品種なのです。6月に桃を楽しみたいなら、ぜひはなよめを探してみてください。
8.金柑(たまたま)
金柑は金柑でも「たまたま」は特別な金柑です。
宮崎県経済連の商標で、ハウスで完熟させた生食用のキンカンのうち、一定の条件以上の厳選されたものがたまたまと呼ばれています。
その厳選基準は、サイズがL以上、糖度は16度以上というもの。
消費者にとって安心して購入できる金柑ですよね。
ちなみに、たまたまは木の上で完熟してから収穫されるので、甘いんですねぇ。出荷時期は毎年 1-3月頃になっています。
野菜ソムリエHiroも何度も口にしているのですが、さすがの甘さに唸ってしまいます。ジャムなどにはせずに、ぜひ生でそのままいただきたい金柑です。
9.マンゴータンゴプラムコット(Mango Tango Plumcot)
カナダの韓国系スーパーで発見したマンゴータンゴプラムコット。
名前が面白いと思いませんか?言葉で遊んでいるような感じ。マンゴー!タンゴー!プラムコット!(謎)
そして、このマンゴータンゴプラムの果皮の色合いがまた最強。食欲そそりすぎませんか?
実はマンゴータンゴプラムコット、プラム75% × アプリコット 25% の交配種なんです。だからプラムコットっていう名前なんですね。
実際に食べてみると、ほっっっんとにトロピカルなマンゴーの味がしたから驚きました。個人的にマンゴーが好きなせいもありますが、本当に手が止まらなかったのです。
フィリピンのペリカンマンゴーというよりは、メキシコのアップルマンゴーのような味わいでした。完熟したものの甘味、すさまじかったですよ。見つけたら MUST TRY です。
マンゴータンゴプラムコットはサラダに入れるのもオススメです。
10.ブラッドオレンジ(Blood Orange)
最後に紹介するのはご存知の方も多いかと思いますが、ブラッドオレンジ。直訳すると血オレンジ。血・・・。
もう写真を見れば分かりますけど、果肉が血のように赤いから、こんな名前なんですよね。
でもこんな色だからこそジュースにされたり、サラダに入れても存在感抜群。
野菜ソムリエHiro的には普通のネーブルオレンジに比べると甘味は少なめのように感じています。でも1年に1回は絶対生で食べたくなる不思議なオレンジです。
まとめ:世界にはまだまだ面白い名前の野菜と果物がいっぱい!
ということで、いかがでしたか?
あなたが既に知っていた野菜や果物はありましたか?
野菜ソムリエHiroは今カナダBC州のバンクーバーというところに住んでいるのですが、中国人や韓国人、インド人にペルシャ人、カナダ人はもちろんのこと、フィリピン人もいっぱい!
そんな多国籍な国に住んでいるので、ファーマーズマーケットなんかに行くと、知らない野菜や果物によく出会います。この前はインディアンきゅうりに出会いました。
世界にはまだまだ知らない野菜果物・そして面白い名前のものもきっといっぱいあります!
そんな野菜果物を探しに旅に出るのも楽しそうですよね( ◠‿◠ )
また、新しい面白名前の野菜・果物を見つけたら、ブログで紹介しますね!お楽しみに~。
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