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・ウルシ科の果物の中で最も経済的に大切なフルーツが、マンゴー
・南アジア原産で、まず紀元前4,5世紀に仏教徒のものにより東アジアに広がったとされる。
その後キリスト紀元10世紀にペルシア人によって、東アフリカに伝わった
・野生種の選別は4000-6000年前に行われ、繁殖においてはインドで少なくとも400年間試まれた
・インドは世界の中で最も大きいマンゴーのプロデューサー。
そこには1000種類の種類があると見積もられている
・しばしば果物の王様と呼ばれる
・マンゴーには2つの主品種がある
1つはインドから、もうひとつは南東アジアによるもの
・インドタイプは湿気に弱く、カビが生えやすい。赤色で標準の形
アジアのタイプは過多の湿気にも耐えられる。薄緑色で小さな卵型
・アペタイザー(食前酒や前菜)やデザートとして絞ったライムジュースといっしょに提供される
・丸々かスライスしたマンゴーは凍らせることができる(やわらかくなる嫌いはある)
・パイ、ゼリー、マーマレード、ジャムやソース、シチューにも加えることができる
フルーツサラダ、アイスクリーム、ヨーグルトなども
・グリーンマンゴーはチャツネを作るに最適。しばしばインドカレーと一緒に食べられる
・未熟のマンゴーはお肉を柔らかくするために用いられる
・程よいビタミンCを含む。ビタミンA他の果物と比較しても特に豊富
・マンゴーに含まれるビタミンA内の混合物は白内障の発生率を減らし、
また、しみの退化を減らすという証拠がある
・いくらかのビタミンBも含む。フレッシュなものには良いレベルのビタミンEも
・その枝、葉、果皮は収斂(しゅうれん)剤(止血用)、気管支炎の治療、内出血、そして歯痛に用いられる
・乾燥させた花はタンニンが含まれ、下痢の治療に用いられる
・果物の核の中の部分(仁と呼ぶ)は、駆虫剤や下痢のための収れん剤として用いられる
・未熟な果実のエキス、樹皮、茎や葉は、抗生物質の働きがある
・マンゴーの木は焼くべきではない。その煙は高い刺激物となるため
・樹皮から黄色の染料を作ることができる
ウコンとライムといっしょなら、ローズピンクの色になる
・その木はきめが粗く、中ぐらいに強くて硬いため、建造物建設、ボート、農業道具、合板に用いられる
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ニュージーランドでは、日本と比べ物にならないほど、マンゴーの消費量が高いと思います。
さすが果物の王様と呼ばれるだけはあります。
一度、宮崎県のマンゴー農家を訪ねたことがあるのですが、
ひとつの木に100個ほどのマンゴーが生っていました。
あのマンゴーたちはインド系だったのですね。湿気に弱いため、温室栽培ということで、納得でした。
興味深いのはマンゴーが白内障発生の確率を減らすことでしょうか。
白内障についてwikiにこのように書いてありました。
発症は45歳以上の中年に多く、年齢を重ねるにつれて割合が増加する。また、80歳以上の高齢者はほとんどが何らかの形で白内障の症状を引き起こしているといわれるが、進行の速さには個人差があり、目が見えづらくなるといった症状に至るとは限らない。このため、水晶体の白濁そのものは、病気ではなく、皮膚のシミや皺などと同じく老化の一環であるという考え方もある。
今後、お年寄りの方にマンゴーをお勧めするのも良いかと思いました。
ではまた。