おととね

rachael yamagata[Elephants: Teeth Sinking Into Heart]

time 2012/01/30

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その切なさと、刹那さ。
レイチェル・ヤマガタ(日独伊三国同盟)の2008年に出た2ndアルバム。
今さらだけど、聞いてみた。その感想。
このアルバム、バラード中心のElephantsサイドと、ロックなTeeth Sinking Into Heartとの
2枚組みに分かれているのだけど、前者が明らかに突出してる。
白眉。
はっきり言って、音楽聴いてきて、こんなに感動を覚えたのは久しぶりだった。
全曲捨て曲なしの名盤だけど、特に素晴らしいのが
1. Elephants
3. Little Life
4. Sunday Afternoon
5. Elephants Instrumental
6. Duet
7. Over And Over
1枚のアルバムにここまで惹かれる曲がたくさんあるのは、本当に自分の中で珍しい。
1. Elephants 焦燥感。怖い。PVの彼女のように、最後に突然、その存在が消えてしまうような感覚。
3. Little Life 感情の爆発。恐ろしいほど、美しい。
4. Sunday Afternoon 9分くらいあるけど、絶対飛ばしたくない。飛ばせれない。
5. Elephants Instrumentalのインストも2分足らずの短いものだけど、これ、
  Sarah Mclachlanのsufacingのインスト曲、Last Danceに匹敵してると思う。
6.Duetには、彼女に近い雰囲気のあるレイ・ラモンターニュがタイトル通り、デュエット相手で参加。
 悪いわけがない。
7. Over And Over 音が、死にたくさせる。声が、泣きたくさせる。歌詞が、胸をしめつける。
1曲目の歌詞の出だし(訳は適当)。you-tubeのpv,是非、見て、感じてほしい。
If the elephants have past lives yet are destined to always remember
It’s no wonder how they scream
Like you and I they must have some temper
もしその象たちが過去の命を持ち、常に覚えている運命にあるならば、
どのように彼らが叫ぶのか、なんの疑いもないの。
あなたと私みたいに彼らはちょっと短気でなくちゃいけない。
And I am dreaming of them on the plains
Dirtying up their beds
Watching for some sign of rain to cool their hot heads
そして私は平野から彼らの夢を見ているの
彼らのベッドを汚し
彼らの熱い頭を冷やすための雨の兆しを見ているの
http://youtu.be/ea4E-XYLStw
褒めすぎでしょうか?
とりあえず、2012年、最初に一番がつんときました。
日本盤は、なぜか両サイドの曲が1枚にまとめられているので、買うなら輸入盤。
でも日本盤のボーナストラック、聴きたかったなぁ。
ではまた。

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