おととね

Jennifer Hudson : Spotlight

time 2013/04/24

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もう大分前に出たアルバム。
出た当時「Spotlight」というリード曲がラジオでもよく流れてきていたんだけど、
そのときはそこまで深く聴いていなかった。よくある当時流行のR&B、という感じで受け取っていた。
(ニーヨが作った曲だったし、またお得意の切ないスイート系だなぁ、と。)
でも、最近アルバムをたまたま手に入れて、すごくデキた曲だということに気付いた。
そしてボーカルの力に感動した。
そもそもこのアルバムが発表される前、日本でも大ヒットになった「ドリームガールズ」で
大注目となったジェニファー・ハドソン。
もちろんぼくも見ていた。
彼女の歌う「One Night Only」はそれなりに聴いていた。(ビヨンセのDiscoヴァージョンも)
でもソウルフルで豪快な歌唱は気持ちよくもあったんだけど、
どこかオーヴァーで何度も何度も繰り返し聞く気になれなかった。
それがこのSpotlightを最近真面目に聴いてみて、印象がガラッと変わった。
感情を殺しても殺しても溢れてくるような切なさ。そういうのを歌の後半に感じた。
あぁ。力任せに歌ってるんじゃないんだ、って。
最近の自転車のお供はいつもこの曲。
一緒に歌っている。
間違いなくぼくの中でクラシック化した。名曲でしょう。
気付くのが遅すぎたけど、気付けて良かったと思っている。

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