おととね

ニーナ・ネスビットはエイミー・マクドナルド meets KTタンストール plus ピクシー・ロットみたいな人。

time 2014/02/27

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今回は大衆受けする人を紹介。
ガールズ・ポップといえば、大人気のアヴリルさんを筆頭(?)に音楽の趣味がいいミシェル・ブランチさん、
どこへ行ったのかスカイ・スイートナムさん、さらにどこへ行ったのかわからないケイティ・ローズさん、
地道に活動を続けるバンドのリリックスさん、最近ヒットを飛ばしたガブリエル・エイピンさんなどが
まず思い浮かぶのですが、新しいスターが誕生しました。
スコットランド出身の19歳、Nina Nesbitt(ニーナ・ネスビットさん)です。
個人的にはこの人、エイミー・マクドナルドよりハスキーじゃない声と、KTタンストールさんよりロックでない声と、
ピクシー・ロットのキラキラした可愛いところをミックスしたような人です。(訳が分からないw)
要するに単純にポップだということ。テイラー・スウィフトみたいな単純さ。
彼女を知ったのは半年前(?)くらいに「stay out」というEPがイギリスのチャートに入っていたこと。
アコースティックPOPという感じで、その明るさとキュートさ、キャッチーさはさながら若者のアンセムのような響きがありました。
声が若干かすれながらも、愛らしさがいっぱいあって、26歳のおっさんが「これはこれは。」と早速EPをダウンロードしたものでした。気持ち悪いですね。
そして今回、ファーストアルバムが完成したのですが、
まずジャケットがいいですね。意志のある目、早熟な唇(何言ってんだ)、
そして美しく流れるホワイトグレーの髪。
エミルー・ハリスのStumble Into Graceを思い出してしまいました。
(エミルーの美しさにはニーナさんまったく及びませんが)
アルバムには前述した「stay out」(いい曲です)も収録されていますが、
昨年ぼくの中でかなり流行ったアイルランドのバンドKodalineをフューチャーした美しいバラード「Hold You」も
収録されています。こちらもなかなかいい感じに仕上がっているのでおすすめ。
そしてそしてぼくが一番惹かれたのがキャッチーでかわいくてロックでポップな一曲「Mr C」です。
エイミー・マクドナルドの「This Is The Life」を彷彿とさせるかっこよさがあります。
1回聴いただけで覚えられるメロディワークもたまらなく爽やか。
思わず一緒に歌っちゃうサビがいいですね。エクスキューズミーミスターシー♪
ということでニーナさんの最大の魅力はその若々しさ、フレッシュさが顕著に出る大衆受けする楽曲にあるのではないかと思いました。
今後どのように成長されるのかとても楽しみでもありますが、この若々しさをまだまだ届けて欲しいものであります。
でも個人的にはもっとロックに偏っていってほしい気もしたりもしました。

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