じゃん!6月中旬、メトロバンクーバーにある農園までイチゴ狩りに行ってきました!
そこで今回は、日本とはかなり違うバンクーバーのイチゴ事情+バンクーバーでのイチゴ狩りがどんなものなのかを紹介します!
この記事の目次
年中美味しい?バンクーバーのイチゴ事情
まずは、バンクーバーに約4年住んでいる野菜ソムリエHiroがバンクーバーのイチゴ事情をお★ぎとピ★コ的辛口視点(?)でお伝えします。
1. 春の終わり頃~初夏以外イチゴがクソ不味い=イチゴは6月に食べよう
別にバンクーバーを嫌いになれというわけではないのですが、事実だから言います。
春の終わり頃~初夏以外のイチゴがクソ不味いです。
何が不味いって、大きくて赤々としている食欲そそる見た目からは想像もできないほど味がないところです( ′⌄‵ )ミカケダオシダネ♪ 何食べてるか正直分からないレベルです。
その理由は、春の終わり頃から地場のイチゴが出回るのですが、その他の季節になるとアメリカ産やメキシコ産のものが輸入されているからです。
輸送に時間かかるから、そりゃ味も落ちますよね。旬じゃない時期ならなおさらです。
逆に、例年6月頃のブリティッシュコロンビア産のイチゴは甘味がしっかりのっていて、ジューシーで良品質♡
なので、野菜ソムリエHiroは生でイチゴを食べる場合、地場で採れたものしか買わないようにしています。
この季節にたくさん購入して冷凍庫でフローズンさせておくカナディアンも多いはずです。
2.イチゴが一年中出回っているから旬が分からなくなる
日本だとクリスマスの時期とか春とか、イチゴが一定の時期にだけ出回っていると思うんですが、バンクーバーでは年中イチゴを見かけます。
そのせいで、「イチゴの旬いつだったっけ?」と混乱している人もいるのではないかと思います。
(バンクーバーでは地物が例年6月頃に出回るので6月が旬!)
グランビルアイランドのパブリックマーケットなんかに行くと、上の写真みたいに「いかにも私(イチゴ)が旬です。」みたいな陳列を1年中通してやっているので、「もっと旬を大切にしてーー!(悲)」って心でいつもひっそりと叫んでいます。(高等技能)
不味くて旬じゃないものを目立たせて売るところに、元スーパー店員の正義の血がふつふつと疼いています(`・ω・´)シャキーン
3. イチゴの品種とかもはや関係ない
日本に住んでいた頃は「今日はさちのかイチゴを買いましょ♡ 明日はとよのかイチゴ♡ 明後日は・・・う~ん♪ あまおう♡♡♡」みたいな楽しみ方があったんです。
でもバンクーバーに来たら、ストロベリーはストロベリー。品種なんて誰も気にしていなかったんです。ギョエー。
カナダ人のルームメイトに聞いても「イチゴって品種があるの?」って言われて、ショックでした。
ちなみにニュージーランドに住んでいるときもストロベリーはストロベリーだったので、品種にこだわるのはもしかしたら日本人だけかもしれませんね。
日本に住んでいる方、いかに日本がイチゴに恵まれている国であるかが伝わったかと思います。
4. 輸入されたイチゴは果肉が少し固い
もはや見出しのタイトル通りなんですけど、アメリカやメキシコから輸入されたイチゴは少し固いんです、基本。
日本のイチゴがAKB48だとしたら、輸入イチゴは女戦士パンドーラぐらいの強さです(?)
これは野菜ソムリエHiroの勝手な想像ですが、国外への流通に耐えうる傷みにくい品種をわざわざ育てているのではないかと思います。
また、一般に欧米の品種ではブドウ糖や果糖が多く、相対的にショ糖の少ない品種が多いと言われています。
それに比べて日本の品種にはショ糖が多く蓄積されるものも多いといわれているので、味わいもけっこう変わってくるのかもしれません。
カナダの人全員に日本のイチゴのクオリティをもっと知ってほしいと思う今日この頃です。
カナダで日本みたいなクオリティのイチゴが出回ったら最高です。
5. バンクーバーの人はイチゴ狩りが初夏恒例行事
恒例行事というと言い過ぎですが、バンクーバーのダウンタウンから車で30分~1時間くらい郊外に行けばたくさんベリーファームがあるので、バンクーバー民はイチゴ狩りが好きな人が多い気がします。
イチゴ狩りに行くと、バケツ4,5杯にたっぷりのイチゴを抱えた人も多くいて、「どうやって使うんだろう・・・?」と疑問に感じることもしばしば。
大きなフリーザーさえあれば、新鮮なイチゴを凍らせて、毎朝のスムージーに入れるのもいいですよね ( ・◡・ )♪
ちなみにバンクーバーでのベリー系の旬の収獲時期は以下のような感じです。
(ここでは先日イチゴ狩りに行った Emma Lea Farms の情報を引用しています)
Strawberries: June 5 – June 30
Raspberries: June 20 – July 10
Tayberries: June 20 – July 10
Black Currants: July 1 – July 15
Blackberries: July 1 – July 30
Blueberries: July 1 – August 10
Boysenberries: July 15 – August 1
ということで、イチゴがベリー系の中で一番最初に旬がやってきます。
それに続いて、ラズベリーやブルーベリーなんかも収穫が始まるんですね~ ( ・◡・ )
6月頃から8月頃までベリー狩りが楽しすぎるバンクーバーであります。
メトロバンクーバーにある人気の Emma Lea Farms でイチゴ狩りをしてきた!
ここからは先日実際にイチゴ狩りをした際の模様をお届けします。(↑動画もつくってみました)
今回訪れた場所は、メトロバンクーバーにある Emma Lea Farms。
1885年からある老舗ファーム(?)で、果物狩りのシーズンになると毎年賑わう人気の場所です。
ダウンタウンからだと車で約45分くらいのところにあって、アクセスも良好!
今回は車に乗せてもらって朝早くに行ってきました~!(運転できない)
バンクーバーは車で郊外に行くと、けっこうな良き田舎的な風景を観ることができます。 Emma Lea Farms もそんな感じのところにあるので、道中の和やかな風景も楽しめます。
ファームには大きなイチゴ畑があって、朝9時半ごろに行ったにもかかわらず、たくさんの人がイチゴ狩りを楽しんでいました。
当日は天気も暑すぎず寒すぎずでラッキーでした。自分でタッパーやバケツを持って行けば、容器代を払わなくて済むのでお得です。
足元を見ると、たっぷりとイチゴが成っていました。6月中旬、どうやらイチゴの収穫がピークの時期だった模様です。
イチゴ片手にセルフィーもはかどります。
アップでもイチゴの愛らしさをご堪能ください↓
どうですか?かわいいですよね~( ′⌄‵ )♪
Emma Lea Farmsのイチゴは総合病害虫管理プログラムの下で栽培されていて、フードセーフティーの認定も受けているので、安心してイチゴ狩りができました。そういうところも大事ですよね。
基本的に、大粒のほうが小粒の果実より内容が充実して味が良いといわれているので、なるべく大粒のものだけ収穫しました。
さらに、イチゴの花も咲いていましたよ。白くて小さくて花もかわいいんです。
ちなみにイチゴの花言葉は花言葉-由来によると、以下の4つのようです。
「尊重と愛情」
「幸福な家庭」
「先見の明」
「あなたは私を喜ばせる」
だから好き、イチゴ。
そんなこんなで、1時間程度の短い滞在だったのですが、バケツ一杯まるまるイチゴを収穫してしまいました。
美味しそうでしょう( ′⌄‵ )♪
これだけ狩って約13ドルでした。うーん、安い。
スーパーですぐにイチゴが買えるのもいいですけど、こうやって自分で収獲して食べると、また喜びもひとしおです。
6月はイチゴ!お次はラズベリー!
ということで今回狩ったイチゴは友人といっしょに全部生で食べてしまいました。(今回収穫したイチゴを撮影↑)
イチゴは中サイズのもの5、6個で一日のビタミン必要量をクリアできるので、できるなら毎日食べたいですよね~。
これからはラズベリーが旬を迎え、ブルーベリーが美味しくなる季節もやってきます。
今からよだれを垂らしながら、ブルーベリー狩りを楽しみにしている野菜ソムリエHiroでありました。
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