ラテンアメリカ最大規模の屋内マーケット!メキシコ・グアダラハラのリベルタ市場(通称 San Juan de Dios) の果物写真18枚
2024/05/22
先日、メキシコ第2の都市グアダラハラに住むフォトグラファーの友人から現地の「アルカルデ市場(Mercado Alcalde)」で撮影した写真(↑)を送ってもらった野菜ソムリエHiro。
その後、「今度はもっと大きなメキシコの市場に行くから、また写真を撮ってくるよ~!」と快く言ってもらえ、先日実際に写真をもらいました( ◠‿◠ )
そこで今回は、メキシコのグアダラハラにある観光者にも大人気のリベルタ市場(通称 San Juan de Dios)で撮影された写真18枚をまとめて紹介します。旅行に行った気分になること間違いなし?!
この記事の目次
通称サン・ファン・デ・ディオス(San Juan de Dios)!メキシコ・グアダラハラにある観光にも人気の巨大市場「リベルタ市場(Mercado Libertad)」って?
まず最初に、リベルタ市場がどんなところなのかを紹介します!
「サン・ファン・デ・ディオス(San Juan de Dios)」という名前で地元で親しまれているリベルタ市場は、メキシコのハリスコ州グアダラハラにある巨大なマーケットです。
事実、ラテンアメリカ最大規模の屋内市場と呼ばれ、なんと 40,000平方メートル(東京ドーム約0.86個分)もの敷地面積があります。(市場は3階建て+駐車場)
年中無休の市場はお店がひしめき合っていて、Wikipedia(英語版)には約2,980のお店がリベルタ市場に集まっていると記されていました。
この数字から規模感がなんとなく分かるのではないでしょうか?リベルタ市場内がよく分かる動画も見つけたので、シェアします。
上の市場の動画を見ると、飲食店はもちろん、服屋や雑貨屋、電化製品などを扱っているお店が見えました。そして魚屋などに並んで肝心(?)の青果店も動画後半で確認できました。
巨大なので迷子になりそうですが、お土産から日々の買い物まで何でも揃いそうですよね~!( ´ⅴ`)
メキシコ3日目の朝
グアダラハラ市民の台所リベルタ市場へ!
海賊版DVDの品揃えが豊富ww
朝食はメキシコのスープ ポソレ25ペソ(150円) pic.twitter.com/im1OE4zDPG— Gtb (@gtb_jk) September 4, 2018
また、面白いのがリベルタ市場のベンダーの多くは値切り交渉を許可しているそうで、交渉が得意な方だとお得に目当ての品を手に入れることができるかも?(野菜ソムリエHiroは絶対無理・・・)
ちなみにアダラハラ生まれの友人によると、「リベルタ市場もいいけど、もっと美味しいご飯が食べられるスポットが他にもたくさんあるよ」とのことでした(さすが地元生まれ!)
リベルタ市場(サン・フアン・デ・ディオス : San Juan de Dios)でメキシコの友人に撮ってもらった果物の写真18枚
それでは早速、メキシコ・グアダラハラ在住の友人(フォトグラファーとしてのポートフォリオはこちら)がリベルタ市場(サン・フアン・デ・ディオス)の青果店で撮ってくれた写真18枚をまとめてシェアします。(※撮影されたのは2020年9月上旬)
旅している気分になりますよ~( ◠‿◠ )
1枚目はザクロ(pomegranate)。以前アルカルデ市場で撮ってもらったものと同じく、果皮が黄緑っぽいですよね。
世界で多く流通しているのは、ザクロジュースでもおなじみのPOMでお馴染みのWonderful(果皮も果肉も紅っぽい)という品種だと思うのですが、「メキシコにはもしかしたら独自の品種があるのかも?」と思いました。
次は見てください、このカクタスペアの量ww(写真手前の緑のやつです)
カナダでもぼちぼち見かける果物(ウチワサボテンの果実)ですが、売り場では少量並んでいることが普通なので、「メキシコの人はこんなにカクタスペアを食べるのか~!」と驚きでした。
個人的にはドラゴンフルーツみたいな甘さ+ BB弾みたいな種がちょっと食べづらい、でも果肉が非常に美しい果物として位置づけています汗
続いてはカナダ・バンクーバーで未だ見つけることができていないZapote Negro(黒サポテ)。中の果肉が黒~い果物なんです。別名チョコレートガキとも呼ばれています。
完熟するとチョコレートプリンのような香りや色、歯触りがあるとのことで、生きている間に一度はトライしたい果物です。
新型コロナウイルスが収束したら、メキシコ旅行する気持ちが一層高まりました。
さらにこちらも野菜ソムリエHiroが今まで一度も見たことがない果物。メキシコの友人に聞いてみると、「Nanchi」と呼ぶそうです。
Nanchiでググってみると、キントラノオ科で英語では「nance(ナンセ)」という熱帯の果物であることが分かりました。メキシコでも栽培されているようです。一度食べてみたい!
続いては、メキシコで Membrillo と呼ばれるマルメロ。
「あれ、かりんでは?」と思う方もいるかと思いますが、マルメロは表面に綿毛がたくさんあるのが特徴。以前かりんとマルメロの違いは記事にまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
こちらは大量のチェリー。裸売りだとすぐ乾いてしまうと思うのですが、大量陳列していてすごいと思いました。
いや~、写真奥のサンドバッグみたいなジャンボ果物ジャックフルーツ(メキシコでは Yaca と呼ぶようです)はどこにいても目立ちますね(笑)
迫力満点!
そんなジャックフルーツ、店先でカットされていたようです。日本でジャックフルーツを解体したら、マグロの解体ショーぐらいのインパクトが出ると勝手に思っています汗
続いては、こちらのちょっと禍々しい見た目の果物。その名もサワーソップです♪
バンクーバーでもちょくちょく見かける熱帯の果物で、実はメキシコはサワーソップの原産地の一つとされているんですね。
友人はGuanábanaと呼んでいましたが、スペイン語でサワーソップのことを指すようです。クリーミーな香りと甘酸っぱさが魅力です。
こちらはリベルタ市場のとある青果店。手前にあるのは香りがすごく良い果物として知られるグァバで、後ろにタンジェリンやグレープなどが見えますね。
ピーチもモリモリ!日本の桃と違って北米で出回っているものは果皮がけっこう固いので、ここまで盛っても大丈夫なんです。
こちらは以前アルカルデ市場の記事にも登場した、バンクーバーでは見たことが無い「ホコテ(jocote)」です。友人は単純にイエロープラムと呼んでいました。
先ほど出てきたnance(ナンセ)にも微妙に似てますね~。
ドラゴンフルーツきたー!日本だとドラゴンフルーツがもりもり販売されている光景ってなかなかないのではないでしょうか?
写真右のとげとげしているやつはランブータン!ライチみたいな味わいが楽しめます!
ちなみにドラゴンフルーツのカットされたやつが売り場のいいアクセントになってますね。
さらにドラゴンフルーツ~!そしてパックされているのは先ほども登場した巨大な果物ジャックフルーツの果肉です。
そもそもジャックフルーツはでかすぎて1玉まるまるは要らない、という人も多いので、小分けにして販売されていることもカナダでは多いです。
最後はイチジク。積・み・す・ぎ・です汗
ということで、今回はメキシコ第2の都市として知られるグアダラハラで最大級の規模を誇るリベルタ市場(通称 San Juan de Dios)で撮ってもらった果物の写真をお届けしました!
今回は9月に友人が撮ってくれたものを紹介しましたが、新型コロナウイルスが収束したら次回は自分で現地を訪れて写真を撮ってきたいと思っています!
特にホコテ(jocote)とナンセ(nance)、トライしてみたいですね~!皆さんはどの果物を食べてみたくなりましたか?( ◠‿◠ )