普段カナダ暮らしの野菜ソムリエHiro、2019年10月12日~14日の3日間で、縁あって人生2回目となるアメリカ・イリノイ州シカゴに行ってきました!
前回初めてシカゴを訪れた際は真冬だったのですが、ちょうどシカゴで行われていた Green City Market ファーマーズマーケットを堪能。そして今回は秋のファーマーズマーケットを訪問!
訪れたのは、シカゴでほぼ年中開催されている人気のローガン・スクウェア・ファーマーズマーケット(Logan Square Farmers Market)です( ◠‿◠ )
ということで今回は、ファーマーズマーケットの雰囲気をお伝えするとともに、日本では珍しい野菜や果物をまとめて紹介します。
この記事の目次
シカゴで人気のファーマーズマーケット「Logan Square Farmers Market」について
ローガンスクエアファーマーズマーケットはオープンエアーのフードマーケットで、2005年以来開催されています。
2007年からはローガンスクエア商工会議所によって運営されていて、2009年にはインドアマーケットも追加され、秋や冬にも開催されるようになりました。(ご存知の方も多いかと思いますが、シカゴの冬は寒いですからね)
さらに2016年には、シカゴマガジン(Chicago Magazine)から「シカゴのベストファーマーズマーケット」にも選ばれ、 2017年にも USA Today から「イリノイ州で最も素晴らしいファーマーズマーケット」に選出されています。
今ではシカゴ市で唯一となる「年中&毎週開催のファーマーズマーケット」として知られています。(※開催日は例外あり)
ということで、野菜ソムリエHiroが訪れたときは10月中旬だったので、アウトドアのファーマーズマーケットが開催されていました~!
お昼前頃に会場(Logan Blvd. between Milwaukee and Whipple)を訪れたのですが、人の多さにびっくりしました。しかも想像以上に大きな規模で嬉しい誤算!
会場では、野菜果物を中心として、ローカルの工芸品やハチミツ、ベーカリーなども並んでいました。以下、会場の雰囲気を少し写真でお届けします。
シカゴのファーマーズマーケットで見つけた日本で珍しい野菜果物5つ
それではここからは、シカゴのファーマーズマーケットで発見した、珍しい野菜果物を中心に紹介します♪ 日本では見られないようなものも多かったですよ!
1.ポポー(Paw Paw)
まず一番驚いたのは、幻の果物なんて呼ばれることもあるポポー(Paw Paw)が普通に販売されていたことです。
以前カナダBC州にある農園でポポーを収穫させてもらったこともある野菜ソムリエHiroでしたが、ファーマーズマーケットでは未だにポポーを見たことがなかったので、感動しました~。
1プレート10ドル(USドル)ということでけっこういいお値段だったのですが、試食をさせてもらうと、すごく甘くてジューシーだったんです。ポポーがアメリカでも、もっと知られるようになるといいなーと思いました。
2.かぼちゃ祭り
今回シカゴを訪れたのは10月中旬ということで、もうこれでもかとカボチャが販売されていました(笑)
日本ではそうめん南京はそこまでポピュラーではありませんが、北米では超一般的。バンクーバーでは通年出回っている人気品種ですが、シカゴにもありました!
また、バターナッツなんかもたっぷりありましたよ~。ポタージュにしたら最高なやつ~!
さらにほかのお店に行くと、ハロウィンの飾り用かぼちゃもたくさん販売されていました。テーブルのデコレーションにぴったりですよね( ◠‿◠ )非常に秋らしさを感じることができる売り場でした。
3.ウィートグラス(小麦若葉)(Wheatgrass)
北米のファーマーズマーケットには、よくマイクログリーン屋さん(ブロッコリースプラウトとか栄養価たっぷりの野菜を扱うお店)をよく見かけるのですが、シカゴのファーマーズマーケットにもありました!
せっかくなので、ウィートグラス(めちゃくちゃ栄養価が高い)をイケメンお兄さんに絞ってもらっていただきました~!
実際にウィートグラスを飲んでみると、も~とてつもなく草の香りが口の中に広がるのですが、すごく甘くもあるんですよね。
1杯3ドルくらいだったのですが、3ドルで栄養価がたっぷり補給できると思えば安いものだと思いました。
4.スタークリムゾンアップル(Star Crimson Apple)
以前名前を聞いたことがあったスタークリムゾンアップルをシカゴで発見しました!見事な紅色の果皮が非常に美しかったです。
見た瞬間テンションが超上がり、即購入。ただ、オーガニックだったのが災いしてか、ほぼ虫食いであんまり食べることができませんでした(´;ω;`)オーガニックスギィ…
ちなみに、後日ネットできちんとスタークリムゾンについて調べてみたのですが、Starkrimson®というブランドアップルはありましたが、 Star Crimson は出てきませんでした・・・。前どこで聞いたんだろう・・・謎が深まる・・・。
5.ケール(Kale)
北米のファーマーズマーケットの定番商品といえば、ケールです。(ファーマーズマーケット以外でもスーパーなどで年中人気ですが)
アブラナ科の野菜で、日本では青汁の原料として知られています。
野菜ソムリエHiroは今まで4種類のケールを見たことがあるのですが、シカゴではグリーンケール、ブラックケールとパープルケールが並んでいました。
「北米で暮らし始めてからケールが好きになった」という方も、野菜ソムリエHiroの周りにはたくさんいるので、日本でもし気軽に手に入るようであれば、ぜひ料理に取り入れて欲しい栄養野菜です。
個人的にはケールチップスをよくつくって食べてます♪
6. とうがらし祭り。辛すぎて恐ろしいゴーストペッパー(Ghost Pepper)も
なんと、とうがらしがめちゃくちゃ並んでいました。北米で人気のハラペーニョ(辛さの単位:スコヴィル値 2,500 – 8,000)から超絶辛いといわれるゴーストペッパーまで!
ゴーストペッパーはタバスコの400倍辛いと言われていて、2007年には世界で最も辛い唐辛子として認定されていました。スコヴィル値100万以上。
辛さの度合いが高くなるにつれて、禍々しい見た目になるんですよね(笑)
さらに、日本で一時期人気だったハバネロ(スコヴィル値:10万 – 35万)や、獅子唐(英語名もShishito)も並んでいましたよ~!とうがらしだけで売り場がカラフルで非常に楽しかったです ( ・◡・ )♪
7.エディブルフラワー(Edible Flower)のサラダ
最後は、なんとエディブルフラワーの入ったサラダパックが販売されていました!か・わ・い・す・ぎ・る~!
エディブルフラワーって日本のお洒落なスーパーなんかに行くとちょこっと販売されていますが、なかなか使い方が分からないという人も多いのではないでしょうか?そんなときはサラダにちょちょっとエディブルフラワーを入れるだけで、食卓が明るくなりますよ♪
これだけで心が豊かになったような気分になるのは、野菜ソムリエHiroだけでしょうか・・・?
最後に:シカゴのファーマーズマーケット「Logan Square Farmers Market」にぜひ行ってみてください
ということで、シカゴのファーマーズマーケット Logan Square Farmers Market の魅力は伝わりましたか?
ほぼ年中通して開催されているのは、旅行者にとっても地元の人にとっても嬉しいですよね。
皆さんもシカゴに立ち寄る際は、ぜひローガンスクウェアのファーマーズマーケットに行ってみてくださいね!野菜ソムリエHiro、大満足でした~!
営業時間:日曜 10am-3pm(年中やってます)
■ アウトドアマーケット 5月第2週目の日曜~10月最終日曜
■ インドアマーケット 11月第1週目の日曜~3月の最終日曜まで
住所:
■ アウトドアマーケット Logan Blvd. between Milwaukee and Whipple
■ インドアマーケット Emporium Arcade Bar Logan Square (2363 N. Milwaukee at Fullerton)
入場:無料
B01 地球の歩き方 アメリカ 2019~2020 (地球の歩き方B 北米・中米・南米)