歴史
熊本県芦北郡の山崎氏のあまなつ柑園で甘夏の枝代わりとして発見。田の浦オレンジ、新甘夏とも呼ばれる糖度は甘夏よりも若干高めだそう。
「太陽」のSUN、「燦々(さんさん)と降り注ぐ太陽」が名前の由来。
産地
熊本、愛媛、和歌山県
時期
出回りは3月下旬から5月末頃までと思われる。
甘夏より早く出荷される。
見分け方
甘夏や八朔と同じようなものだと思われる。
ヘタが枯れていないもの、表面が乾いていないもの、傷がないものを選ぶ。
料理
サラダや和え物にも使用できる
保存
通常の柑橘の扱いと同様。
ポイント
・苦味の中のほのかな甘さが人気です。
・甘夏に比べ酸味が少ないので、甘夏が苦手な方も一度お試しを!
・スッキリとした大人の酸味はいかが。
その他情報
・果皮は甘夏よりも滑らかで光沢がある。
・皮は厚いので、剥く際は包丁を使う。
・種は多い。
特別参考資料
・のま果樹園
http://www.kajuen.co.jp/introduction/sunfruits.htm
・だいすけ果樹園
http://sumida.ws/sanfuru.html
Hiroのメモ書き
正直、サンフルーツはマイナーでそこまで人気のない果物だと今まで思っていました。味もいまいちぱっとせず、八朔の代用品、そんなイメージ。
でも実は甘夏の親族だそうでびっくりしました。
売り込むべきポイントは甘夏よりも糖度が若干高いところでしょうか。それでいて、夏みかん特有の苦さがあるのもいいですね。
初夏をイメージさせる柑橘。