品名
スーヨー(四葉)きゅうり
植物学上の分類
ウリ科
歴史
中国華北系の品種。
名前の由来は本葉が四枚付いた頃から実がなり始めることからだそう。
産地・品種
現在わずかに静岡県でつくられている白いぼ系の品種。
特徴
ちりめんのように表面にしわが寄っている。
歯切れがとてもいい品種だが、日持ちが悪い。
産地
時期
春から初夏の今頃にかけて。
秋から初冬にかけて生産される胡瓜だそう。
見分け方
イボがいたいくらいのもの。曲がっていても味に変わりはない。
栄養
?
機能性
?
料理
果皮の薄さから漬物にすると漬かり易く、歯切れもよいのでとても美味しいといわれている。
保存
日持ちが普通のきゅうりに比べて悪いので、早めに使用する。
ポイント
・生食にも漬物にも適している果皮の薄い品種は殆ど栽培されていない。
・漬物に最適
その他情報
・「きゅうりのキューちゃん」という漬物商品に使われているのがスーヨーきゅうり
・きゅうりは果皮が薄いものが生食用に適していて、「スーヨー=四葉」が最も好まれるはずだが、果皮が薄いことから日持ちが悪い点が嫌われて品質如何にかかわらず最近は果皮の硬い品種が栽培されるようになっている。
Hiroのメモ書き
そんなに日本で頻繁に見る機会こそなかったのですが、それでも毎年一定の期間扱っていた記憶があります。
普通のきゅうりより大きくて、イボイボ。
漬物にしてみると、味が全然違うのでした。そして歯ごたえがカリカリッ!って。
「きゅうりってこんなに美味しいんだなぁ。」
なんて思ったことを思い出します。
今日ではきゅうりに美味しさを求めることがなくなったなんて聞きますが、
こういうきゅうりがもっと知られるようになれば、今の悪い(?)流れが変えられるのではないかと思います。
もちろん日持ちが悪いのは確かなのですが、やっぱり美味しいきゅうりが食べたいですから。
見かけたらついつい買ってしまう野菜なのです。