品名
ズッキーニ(名前の由来はイタリア語の「zucca」から?)
ズッキーニとは「小さなかぼちゃ」という意味
英名 zucchini / courgette (コージェット)←イギリス英語圏
植物学上の分類
ウリ科カボチャ属
歴史
原産は、北米南部からメキシコ。日本では80年代から栽培がスタート。
ヨーロッパでは春先にもっとも早く出る果菜として古くより珍重。
品種
・緑種と黄色種がある。
・ヨーロッパにはピンクもある・・・!!!!?
・緑のほうが苦味が少し強い。
・黄色は緑より淡白で皮が薄くやわらかいといわれるので、サラダに向いているといえる。
特徴
・ツルがほとんど伸びないペポカボチャの一種。
・一般のカボチャは熟したものを食べるが、ズッキーニは花が咲いてから3-4日後の、長さ20cmほどになった未成熟の実を食べる。
・収穫しないでおくと実が成長して、1週間から10日で1mを越す。
・きゅうりより一回り大きい150-200gが収穫適期。
産地
国産は長野、宮崎、千葉など。
時期
夏から秋にかけて。冬から春のものはハウスのものが出回る。
見分け方
あまり大きくなっていないもの。皮にツヤがあるもの。切り口が新鮮なもの。
太さが均一なもの。
栄養
カロテン320μg/100g。
ビタミンCは20mg/100g。
亜鉛は少量含まれる。カロリーは14kcal/100gと少ない。
ビタミンAが豊富。
機能性
✕
料理
・トマト料理、肉料理に合う。
・シチュー、カポナータなどの煮込み料理に。
・炒め物、ソテー、フライ、てんぷらに。
・油との相性がよい。揚げ物にすると風味が生きる。
・ゆっくり煮込んだり、油をたっぷり吸わせて調理するとなめらかな舌触りに。
・きゅうりや大根と同じように浅漬けにしてもよい。
簡単な料理として輪切りにしてバターで炒める。
・茹でて塩とレモン汁をふってサラダに。
保存
ビニール袋、新聞紙またはラップに包んで冷蔵庫へ。
その他情報
黄色のズッキーニは緑に比べて栽培に手間がかかるそうで、日本の店頭に並ぶことがなかなかないんだとか。
Hiroのメモ書き
以前マロウを見つけた際に一度調べたことがあったのですが、今回もう一度きちんと勉強してみました。
なぜかというと、昨日お客様から「黄色と緑のズッキーニ何が違うの?」って聞かれて答えられなかったため。
調べてみると、黄色のほうが皮が薄くやわらかく、苦味も少ないそうで。
まだまだ勉強不足なのでした。
ちなみにヨーロッパにはピンクのズッキーニも存在するということで、
一度拝んでみたいですね。(ほんとにあるんだろうか・・・)