出回り時期が短い秋田のりんご!千秋(せんしゅう)まとめ
2017年にバンクーバーで開催されたアップルフェスティバルで 千秋(せんしゅう)を発見!日本で見かけたことがあるにも関わらず食べたことがないリンゴだったので、色々と調べてみました。
っていうか、バンクーバーで千秋(ちあきじゃないですからね)を育てている人がいることになんだか感動してしまいました。
千秋りんごの基本情報まとめ
品名
千秋(せんしゅう)
Senshu Apple
原産
秋田県果樹試験場の Japanese apple breeding program によって生まれたりんご。1980年に発表されている。
親品種
東光(とうこう=ゴールデンデリシャス × 印度) × ふじ(Fuji)
収穫時期
バンクーバーでは10月初旬の中生種
日本の暖地では9月中下旬頃、東北地方では9月下旬から10月上旬頃
保存期間
常温だと10日ほど
保存性があまり良くない
食べ時
収穫直後
主な用途
生食
その他の情報
・基本的に大き目のサイズのものが収穫される
・緑がかった黄色い果皮にストライプの明るい赤がかかる。黄色の斑点が入る
・ジューシーで歯ごたえがよい
・雨が当たっただけで裂果しやすい繊細な品種
Hiroのメモ書き
固さ:★★★☆☆
甘さ:★★★★☆
酸味:★★★☆☆
普通にイケル。それしか言葉が出ないほどジューシーで、甘みもしっかりしていました。それでいて酸味も感じられる甘酸適和な千秋は誰にでも受け入れられるオールラウンダーだと思いました。
出回りの時期が短いので、見かけたらぜひ一年に一度は食べておきたいと思わされる品種です。
※UBC植物園の「The Apples of the Apple Festival variety descriptions」を参考にさせていただいています。収穫時期もカナダに沿ったものだと思います。