突然ですが皆さん、紫色の野菜・果物と何を思い浮かべますか?
・辛味成分が少ない「紫玉ねぎ」?
・パープルスイートロードなどの「紫サツマイモ」?
・巨峰やピオーネなどの「紫ぶどう」?
・秋らしさを味わえる「あけび」?
・おしゃれな洋野菜「トレビス」?
・美しさすら感じる「紫にんじん」?
・白や緑もありますが、定番の「紫ナス」?
・カナダでは定番野菜の「紫ビーツ」?
色々ありますが、どれも(多分)一般的ですよね!
そこで今回は野菜ソムリエHiroが今まで出会ったものを中心にこの記事を見てくださっている方がひとつでも「えっ?!こんなのあるの?」ってちょっとなりそうな紫色の野菜果物をまとめてみました!
タイトルに「珍しいやつ限定」って書きましたが、知っている人は知っている(はず)なので、「全然珍しくねぇじゃねぇか!」っていうクレームはお願いですから、やめてください(´;ω;`)ウゥゥ
この記事の目次
1. 紫コールラビ(Purple Kohlrabi)
まずは、野菜ソムリエHiroが暮らしているカナダBC州バンクーバーのファーマーズマーケットに売られていた紫色のコールラビです。かぶっぽいけど、キャベツの変種。バンクーバーでは年中見かけますが、旬は冬です。
今まで「コールラビって淡い緑でまるまるなところが可愛いんだよなぁ」ぐらいにしか思っていなかったので、紫色バージョンを見つけたときにはびっくりしました。(しかも縦に長かった)
ちなみに日本ではコールラビってあんまりポピュラーじゃないと思っていたのですが、Twitterで調べてみると、けっこう写真が上がっているので、徐々に人気が高まっているかも?
紫色のコールラビは、スライスしてサラダやサンドイッチなんかに使いたいところです。
いつも行く直売所で野菜がほとんど売り切れ。とりあえず離乳食に使えそうなものを買わねば、とコールラビというものを初めて買った。外側はかたいけど中はカブのような感じで柔らかくて甘味があって美味しい。また買おう。70円。 pic.twitter.com/a3eh7tRyeZ
— ODJ (@odjmm) April 17, 2020
2. 紫アンズ(Purple Apricot)
バンクーバーの八百屋で一度だけ並んでいて、速攻で購入した紫色のアンズです。
写真を見て「ん?これアンズじゃなくて、よく似ているすもも(プラム)なんじゃね?」と思う方もいるかもしれませんが、実際のカタチとか食感、産毛の感じがアンズ100%だったんですよね。そこに驚きました。(味は普通のアンズと変わりないように感じました汗)
また、色々と Purple Apricot で調べてみたのですが、検索に何も引っ掛かりませんでした。しかし、 Red Velvet Apricot と呼ばれるものを見つけたので、写真をシェアします。野菜ソムリエHiroが見つけたものも、正式名は Red Velvet Apricot だったのかもしれません・・・!
Check out May's Fruit of the Month, the red velvet apricot! Expected to arrive tonight from CA!! #FOTM #KeanyProduce pic.twitter.com/wx42qQXhsm
— Keany Produce (@keanyproduce) April 29, 2014
ちなみにアンズといえば、中国での栽培の歴史は4000年前に遡るとされる歴史ある果物。果物の中でもめちゃくちゃビタミンAの含有量が高いので、旬の夏頃にはビタミンA摂取にぜひ食べたい果物です。
バンクーバーの八百屋で紫色のあんず(Apricot)を見つけてしまい歓喜しています。すももに見えますが、表面に産毛もありましたよ。日本では紫色のあんずはなかなか見ないのではないかと思いますが、いかがでしょうか? pic.twitter.com/R76PfKZUC6
— 野菜ソムリエHiro🇨🇦🌈 (@hiro_vegetable) July 2, 2022
3. 紫パプリカ(Purple Paprika)
こちらもバンクーバーのファーマーズマーケットで見つけた紫色のパプリカです。
パプリカは赤・黄・緑・オレンジあたりが主力ですが、その他にも紫・茶・白・黒があるといわれています。野菜ソムリエHiroはまだ茶・白・黒のパプリカを見たことが無いので、一度お目にかかりたいと思っています。
ちなみにバンクーバーではパプリカは超一般的でけっこうデカいものが多いです。逆にピーマンみたいな小さいやつをほとんど見かけません。アジア系スーパーに行くと、たまにピーマンみたいな小さいものが並んでたりするので、ラッキーと思いながらいつも購入しています。(文化の違いでしょうか??)
4.紫白菜(紫奏子・むらさきそうし)
今朝の豊洲市場・政義青果、神奈川県より紫白菜が入荷しました♪ 平凡野菜シリーズの紫奏子、全然平凡じゃありません(^^; #豊洲市場 #政義青果 #白菜 #紫白菜 #紫奏子 #平凡野菜 pic.twitter.com/SoJfPUfrQS
— 近藤義春 (@gisyun) December 16, 2019
お次は白菜の紫バージョンです!その名も紫奏子(むらさきそうし)!
野菜ソムリエHiroはまだ現物を見たことがないのですが、日本で出回っているので、日本にいる方は手にい入る機会もあるかもしれません。浅漬けにするとキレ~な色合いになりそうですよね~(´▽`)
また、葉が柔らかくて毛が少ないため、サラダでも食べられる模様。んー、一度試してみたい野菜です。「紫奏子」で画像検索すると色々資料も出てくるので、ぜひ皆さんもググってみてください。
今日は紫色の白菜「紫奏子」の浅漬けを作り、みんなで試食をしました!
抗酸化物質として知られるポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富で、柔らかく甘みがありサクサクとした食感でサラダや漬物に向いています
もちろん12月23日の即売会で販売予定です✨食卓の彩りにどうでしょうか? pic.twitter.com/WsmFA5GPp5
— 東京農業大学 園芸グリーン栽培部 (@gardening_green) December 19, 2018
5.紫ミルクフルーツ(Purple Milk Fruit)
野菜ソムリエHiroのブログではお馴染み?の果実をモミモミしてから食べるミルクフルーツ。
個人的な経験として果皮が薄緑と茶色が混ざったような不思議な色合いのミルクフルーツを最初に見つけたんですが、その後果皮が紫色のミルクフルーツ(↓)を発見して、とても嬉しかったことを思いだします。
紫色果皮のミルクフルーツは、緑茶っぽい果皮のミルクフルーツに比べると果汁が少ないとネットで言われているのですが、実際に食べてみるとそんなことはなくて、果汁もあってフルーティーな味わいでしたよ~(´▽`)
日本ではおそらく現在手に入らないかもなので、食べてみたいという方はバンクーバーにお越しください。または、ベトナムなんかのアジア圏でよく食べられている果物です。(バンクーバーで手に入れたものもベトナム産でした)
6.紫アスパラガス(Purple Asparagus)
もう色合いが超絶美しい紫アスパラガス。写真のものはカナダの八百屋で手に入れたものですが、日本でもそこそこ見かける野菜になっているかも?
グリーンアスパラガスに比べると、少しやわらかく甘みものっているといわれる紫アスパラガス。
焼いたり茹でたりすると色が抜けて緑になってしまうので、皮に含まれる色素「アントシアニン」を効率的に摂取するためにも、サラダに使うのがベストかもしれません。
#岩見沢市 のアスパラガスで、#おうちランチ
なんと、#紫アスパラガス を入れてくださいました!新鮮なので、生でサラダに✨
やわらかくて、甘くて、みずみずしくて。おうちの中で、春を堪能しました❣️#レンチンバナナブレッド pic.twitter.com/14fkyMTxxn— かとう あさこ (@uxdMfBQcN6hS6t9) April 19, 2020
7.紫ケール(Purple Kale)
日本では葉物の3強は「ほうれん草・小松菜・水菜」だと思っているのですが、カナダでの葉物3強は「ほうれん草・ケール(緑)・ケール(黒)」のイメージです。(※あくまで野菜ソムリエHiroの勝手なイメージです)
ケールは青汁の原料とも知られる栄養価の高い野菜。カナダではよくスムージーにも用いられています。いくつか種類があるのですが、たまにカナダのスーパーに並んでいるのが、紫色のケールです。
実際に青果売り場に陳列されていたのが、こちら↓
パープルケール、きれいな色合いですよね~!
ちなみに、ケールには↓の写真のようなタイプのものもあります。こちらはバンクーバーのマーケットでたまたま見つけましたが、通常のスーパーではまだ見たことがありません。
8.紫芽キャベツ(Purple Brussel Sprouts)
既成概念とは怖いもので、「芽キャベツ=緑」っていう公式が頭の中にできていた野菜ソムリエHiro。
そんな中、普段よく行く八百屋で一回だけ見たのが紫色の芽キャベツでした。そのとき思ったんです、「あぁ、緑のキャベツがあれば、紫のキャベツがあるから、芽キャベツでも同じか。なんで気付かなかったんだろう」って(汗)
野菜ソムリエHiroは(もちろん)購入した紫芽キャベツをオーブンで焼いて食べてみたのですが、心なしか緑色の芽キャベツより甘かったんです。詳細は以下の記事にまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
味は?食べ方は?レア野菜「紫芽キャベツ」を食べてみた
9.紫カリフラワー
パープルの可愛いカリフラワーちゃん、茹でたらこんな色に…なぜ… pic.twitter.com/mCIpKTkcNJ
— マダム・デコ (@vega646464) December 30, 2019
一般的なイメージは「白」のカリフラワーですが、オレンジと紫のものがあるのをご存知でしょうか?(紫カリフラワーは多くの方が知ってるかも?)
紫色のカリフラワー(品種がいくつかあります)は蕾の先端にアントシアニンを含んでいるため、紫色に。茹でると不気味な色合いになってしまうのですが、お酢を使うとキレイな赤紫色になりますよ。
カナダではカリフラワーの生食(=つまり茹でもしません。洗って一口サイズに切るだけ)は一般的。
人参・ブロッコリー・セロリ、そして、ディップなどといっしょにトレイに並べてたりします。生で食べたことが無い方は挑戦してみてください。ピクルスもいいですよね。
The @Strayables1 hams board, not just for hams anymore! A veggie tray looks even better when it's on a Strayables hams board!*
For info on how to get yours, visit https://t.co/hT3pfhzbRz!
* Use of hams board for veggies may not be approved by @StrayLiotta. #StrayStrong pic.twitter.com/UynJUE452W
— Becky STAY THE F*CK AT HOME Jones (@beckbjj) November 24, 2019
10. 紫釈迦頭(Purple Sugar Apple)
Purple version of sugar apple pic.twitter.com/S6AMGATbNl
— Saul Goodman (@armygunz) September 6, 2018
最後は釈迦頭(しゃかとう)!バンレイシ or シュガーアップルとも呼ばれています。
一般的には緑色の釈迦頭(見た目がお釈迦様の頭に似ているため)ですが、紫バージョンも存在しているって知ってましたか?(野菜ソムリエHiroはまだ一度もお目にかかったことが無い泣)
釈迦頭はクリーミーかつ濃厚な甘さを味わうことができる果物で、台湾旅行に行った際は多くの場所で見かけました。最近では豊洲市場さんでも取り扱っていたのをTwitterで拝見していました。
日本にお住まいの方で釈迦頭を食べてみたい方はぜひ探してみてください。ついでに、紫色の釈迦頭を見つけた際はぜひ野菜ソムリエHiroに教えてください(^-^;
皆さん知ってますか??
台湾で大人気のフルーツ「釈迦頭(しゃかとう)」果肉は滑らかなクリーム状でまるでアイスクリームのようなのだとか…。
(チェリモヤに似ているそうです!)TVでも取り上げられる注目フルーツ★
ぜひお試しください(^_^)/https://t.co/PwsqyVqqd0 pic.twitter.com/B17m11iz4G— 豊洲市場ドットコム (@tsukijiichiba) September 24, 2019
最後に:皆さんの中で「これは珍しい紫野菜&果物なのでは?!」というもの求ム
ということで、ひとつでも「お~、この紫野菜 or 紫果物は知らなかった~」という方は、この記事をいいねやシェアしてくださいw
野菜ソムリエHiroは特にアプリコットはオレンジ色のものだけだと思っていたので、八百屋で紫色のアプリコットを見かけたときは正直びっくりしすぎました。
そのとき、「あぁ、きっと今知っている野菜果物の中で、実は色違いのものがきっと色々あるんだな。」と思いました。
皆さんも「実はこんな紫野菜や紫果物があるよー!」という情報があれば、ぜひ野菜ソムリエに教えてくださいね~!情報提供大歓迎です♪スパムは遠慮願います・・・。
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