【海外在住者の知恵】塩とルバーブで簡単につくれる「練梅っぽいやつ」レシピ
2024/05/20
皆さん、タデ科ダイオウ属の植物「ルバーブ」は好きですか?
日本では長野県で主にルバーブが栽培されていたりします。日本での知名度はまだまだ低いかもしれませんが、カナダではごく一般的な野菜で、毎年4月ごろからスーパーなんかでも手に入るようになりますよ。
また、普通に食べたらめちゃくちゃ酸っぱいのですが、ルバーブを使ったデザートをつくるとめちゃくちゃ魅力的というちょっと変わった野菜です。(以前つくった幾何学模様のルバーブパイはこちら↓)
そして、以前ルバーブのパイをつくったときにSNSに写真を載せたら、「バンクーバーで練梅ってあんまり手に入らないと思うんだけど、海外在住者の知恵としてルバーブで練梅みたいなものがつくれるよ~」と教えてもらったので、今回は実際につくってみました!
調べてみたらめちゃくちゃ簡単につくれることが判明したので、今回はその工程を写真とともにお伝えします♪
この記事の目次
①材料を用意する
今回は以前ルバーブパイをつくったときに残っていた、上の写真のルバーブを使用することにしました。
ご覧の通り赤だけでなく緑っぽいルバーブも混ざっていたため、「ちゃんと練梅みたいな色になるんだろうか・・・?」と思いつつ、めんどくさいので全部ひとまとめに使いました。
今回のルバーブの練梅っぽいものをつくった材料は以下になります。
・塩 – 小さじ1.5(好みで調整してください。個人的には小さじ1.5で十分した)
・水 – 少々
※ルバーブは葉っぱの部分は取り除かれて販売されているのが普通なんですが、万が一葉っぱが付いていても葉っぱ部分は使わないでください。毒があります。
そう、基本ルバーブと塩だけです~!うっほほ~い!
②ルバーブをざく切りにする
まずは洗って水を切ったルバーブをざく切りしてください。全部切ったら上の写真の量になりました。(こうしてみると、緑ルバーブの量が多くて不安になってきました。梅色にならない気が・・・)
切ったルバーブは鍋に入れてください。(今回なぜかわざわざトレイに入れて撮影。切ったら直接鍋に入れてOKです)
③塩をまぶして水分が少し出てくるまで放っておく
鍋に入れたルバーブに塩をふりかけてください。
10分くらい放っておくと、ルバーブから水分が少しだけ出てきます。
④ルバーブを煮詰めて終了
後は、弱火でルバーブを煮詰めていきました。
最初水無しで火にかけたのですが、若干香ばしい匂いがしてきて焦げないか心配になってしまったので、コップに入れた水を微妙に足しながら煮詰めていきました。(合計で大さじ3くらいは水を足したように思います。)
ルバーブが少し柔らかくなってきたら、へらで潰すようにして煮詰めていきます。
しばらくすると、最終的にこのようにとろっとした状態になりました~!
今回、(赤:6 / 緑:4)みたいな割合だったので、色合いをけっこう心配していましたが、ちゃんと練梅っぽい色になりました!
ちなみに、赤色のルバーブは簡単にとろとろになったのですが、緑色のルバーブは組織が硬いのか、とろとろになるのがけっこう遅かったです。たまたまなのか、緑のルバーブの方が組織が硬いのかは謎ですが、参考までに。
⑤食べてみたら思った以上に練梅だった件
できたルバーブの練梅(っぽいもの)を瓶に入れて完成です。ルバーブ4本使って上の写真の量ができました。
つくったのは夜中で上の写真も夜中に撮ったものだったのですが、翌朝写真を撮ってみると、ちょっと違ったような色合いになったように見えました。
練梅っぽい色合い~!!
実際ごはんにのせてこのルバーブの練梅もどきを食べてみたのですが、個人的にはかなり練梅と味の感じと似ていると思ったので、大満足でした!
ルバーブ、すごいぞ~!
最後に:ちなみにルバーブが緑っぽいからといって生育が悪いわけじゃないです
ということで、ルバーブと塩さえあれば簡単につくれるので、ぜひ一度つくってみてください。
最後になりますが、ルバーブが緑っぽいからといって生育が悪いわけではないので、勘違いしないでくださいね。
ルバーブには真っ赤になる品種もあれば緑の品種もあって、味は大差ないと言われているので、ぜひ手入れたルバーブの色に合った調理を!
ルバーブについてもっと知りたいという方は、知っておきたいことをまとめた以下の記事もあるので、こちらもぜひチェックしてみてくださいね~。