カナダ・トロントの観光名所セントローレンスマーケットで見つけた日本では珍しい野菜果物5選!
2022/11/06
皆さん、カナダ東部の大都市トロントで人気の観光地「セントローレンスマーケット(St. Lawrence Market)」を知っていますか?
トロント市民の台所的存在のセントローレンスマーケットでは、毎日新鮮な野菜や果物がたくさん並べられているので、青果好きにはたまらない場所なんです。(青果だけでなく、鮮魚・精肉・デリも充実しています!)
そして2019年7月上旬、野菜ソムリエHiroがセントローレンスマーケットを訪問してきました!
そこで今回は、セントローレンスマーケットの雰囲気をお伝えするとともに、マーケットで見つけた日本ではまだ珍しい野菜果物も併せて紹介します( ◠‿◠ )
この記事の目次
はじめに:セントローレンスマーケット(St.Lawrence Market)について
トロントのユニオン駅から徒歩で約10分で行くことができるセントローレンスマーケット。年中オープンしていて、毎週土曜にはマーケットノースでファーマーズマーケットも開催されているので、野菜果物好きならマストの観光地です。
パブリックマーケットは既に200年以上続いていて、観光客だけでなく地元の人も訪れる人気の場所となっています。1階と2階に分かれていて、どちらの階にも青果店が並んでいますよ。
今回は金曜日に訪れたので残念ながらファーマーズマーケットには行けなかったのですが、通常のマーケット内に青果店が5店舗以上入っていたので、たっぷり楽しめました!少しマーケット内の様子を写真でお届けします。
(広々としたマーケット内には鮮魚・精肉のお店もたくさんありました)
(7月上旬だったので、旬のベリー系がたくさん並んでいました)
(夏の果物、桃・プラム・ネクタリンもありました)
(朝10時頃に訪れたのですが、たくさんの人がいました)
(1階にはお土産屋さんも並んでいて、メープルシロップ祭りでした)
(ベーカリーやデリのお店もたっぷりで、マーケット内で食欲そそる食べ物がたっぷりでした)
ということで、マーケット内の雰囲気はなんとなくでも伝わったかと思います!
それではここから、セントローレンスマーケットで見つけた、普段日本ではあまり手に入らないような野菜果物を紹介します。
セントローレンスマーケットで見つけた普段日本ではあまり手に入らないような野菜果物5つ
1.フラットタイプのネクタリン
まず紹介したいのが、蟠桃(写真左:平たい桃)の隣にある平たいネクタリン!(Donut Peachという名前で販売されていましたが、ネクタリンですwたしかに桃の一種ではあるのですが・・・)
蟠桃(ばんとう、と読みます)ですら日本でかなり手に入りにくいかと思うのですが、平たいネクタリンはもっとレアかも?野菜ソムリエHiroも以前バンクーバーで一度だけ見たことがあったのですが、トロントで2回目の発見となりました。
味は普通のネクタリンと変わらないと思うのですが、見た目で楽しめるっていいですよね!
ここ数年、野菜ソムリエHiroが暮らすカナダBC州バンクーバーでは、夏頃になるとドーナツネクタリンを見かける機会が少し増えたように思います。以前バンクーバーの八百屋で購入したドーナツネクタリンはとても甘くてびっくりしました。
バンクーバーではドーナツネクタリン ( Donut Nectarine )が出回り始めましたよ。平べったいネクタリンで、とっても可愛いんです。去年食べたものはむちゃくちゃジューシーだったので、感動したことを今でも覚えています。 pic.twitter.com/7WayE35lWg
— 野菜ソムリエHiro🇨🇦🌈 (@hiro_vegetable) July 25, 2022
2.ワイルドブルーベリー
以前記事で取り上げたワイルドブルーベリー。野生種の小粒ブルーベリーです。
普通のブルーベリーより高価な理由は、そもそもの収穫に2年を費やしていることも一因です。
また、アントシアニン含有量が普通のブルーベリーに比べ約2倍といわれています。
今回セントローレンスマーケットを訪れた際はその後もトロントの色んな観光地を回る予定だったので、「歩き回ってたら潰れるだろうな・・・」と思い購入を諦めたのですが、次に見かけたときは速攻で買いたいと思っています(`・ω・´)シャキーン
3.ハバネロ
日本でも暴君ハバネロなどのお菓子でブームが一時きた(?)ハバネロが置いてありました。
普通のスーパーなんかに行ってもたまに見かけるので、実はカナダではけっこう一般的に売られているイメージが個人的にあります。
辛さの度合いをあらわすスコヴィル値(SHU)は 100,000から350,000 といわれています。(参照:ウィキペディア)(参考までに鷹の爪のスコヴィル値は 40,000~50,000 ぐらい)
4.サマースクウォッシュ
サマースクウォッシュはその名の通り、夏の間に出回る円盤型のズッキーニのこと。その見た目から UFOズッキーニなんて呼ばれることもあります。(一応普通のズッキーニもサマースクウォシュ(夏のかぼちゃ)です。)
以前ファーマーズマーケットの人に「これ、どうやって食べるの?」と聞いたら、「肉詰めにしてもおいしいよー」と言ってました。
見た目が面白いので、食べるまでインテリアとして楽しむのもいいですね~ ( ・◡・ )でも腐る前に食べてくださいね♪
5.レッドカランツ(ふさすぐり)
最後に紹介するのは、レッドカランツ。和名はふさすぐりで、赤々とした鮮やかな色合いが非常に美しい夏の果実です。
レッドカランツは酸味が強く、ジャムやジュースづくりにぴったり。他にも白っぽいホワイトカランツ(甘酸っぱい)、ブラックカランツ(カシスともいう)もありますが、日本のスーパーではほとんど見かけないのではないでしょうか?
バンクーバーでも初夏を迎えると短い期間で出回っているのですが、トロントでもカランツを見つけることができました♪
肉料理のソースに使うのも人気のカランツ、ぜひ日本でも見かけた際はぜひ購入してみてください。
セントローレンスマーケットは野菜果物好きなら一度は訪れてみたい聖地
ということで、簡単ながらセントローレンスマーケットで見つけた日本ではまだ珍しい(であろう)野菜果物5つを紹介しました!
トロントには以前何度か訪れたことがあるのですが、今回初めてセントローレンスマーケットを訪れることができて、個人的にとても幸せでした。
青果以外にもずらりとお店が並んでいるので、一店舗一店舗じっくり見ていくと、かなり時間を費やすかと思います( ◠‿◠ )
この記事を日本から読んでいる方がいたら、ぜひトロント旅行の際はセントローレンスマーケットを訪れてみてください。お土産屋さんも豊富にあるので、ここでお土産探しするのもオススメです!
営業時間:ノース / ファーマーズマーケット:土曜 5am – 3pm
サウスマーケット(今回訪れたところ):
火~金 – 9am to 7pm
土 – 7am to 5pm
日 – 10am to 5pm
月:休み