野菜ソムリエ Hiro のベジフルポケット

ガチョウ料理に使われるからGoose!?今が旬のグーズベリー(すぐり)でジャムづくり

先日、毎週木曜日にバンクーバーのダウンタウンで開催されているファーマーズマーケットに行ってきました。

そこで、今をときめく(?)グーズベリー(スグリ)を発見したので、さっそく購入!ジャムをつくってみました( ・◡・ )ヤルゾー

 

グーズベリー(スグリ)ってどんな果物なの?

まずは簡単に、グーズベリーについておさらいです。

グーズベリー(スグリ)はスグリ科スグリ属の果物です。「セイヨウスグリ」「マルスグリ」みたいな別名もありますよね。

名前の由来は以下の2通りあります。どちらでもおもしろいですよね。

1.果実ソースがガチョウ(goose)料理に使われるから
2.植物体がハリエニシダ(gorse)の茂みに似ているから

また、色は緑色と赤紫色の2種類があります。
あなたはどちらが好きですか?

1. 緑色・・・黄緑っぽい色に縞々模様が入ってコロコロかわいい

2. 赤紫色・・・緑色のグーズベリーが熟すと赤紫色になります

 

グーズベリーってどんな味なの?

今回ファーマーズマーケットで購入したのは、赤紫色のグーズベリー。実際に食べてみたので(当たり前)、「まだ食べたことない!」という方のために簡単な感想をお届けします~ ( ・◡・ )♪

こうやって見た目でみるとブドウみたいなグーズベリー。お尻の茶色の部分を手で取り除きまして、そのまま食べることができます。

「むちゃくちゃ甘い!」という果物ではないのですが、爽やかな甘味があり、甘酸っぱーーーい感じです。個人的にけっこうジューシーだと思うのですが、食べたことがある人、いかがでしょうか?

あと、果肉の中の種子がプチプチして楽しいです。

また、赤紫色のものは熟していることもあり、緑色に比べて甘味が強いです。

なので、生で食べたい人には、赤紫色のグーズベリーがオススメですよ。

 

Let’s グーズベリージャムづくり!

ということで、新鮮なグーズベリーを新鮮のうちにジャムにしてみました。
野菜ソムリエHiroは、あまり甘すぎるジャムが好きではないので、砂糖は加減をみて足していくようにつくってみました。

※以下、iPhone7のハイクオリティなカメラを使って撮った、きったない写真になります。へったくそですいませんね~。

1.お水で洗ってあげて、水分をキッチンペーパーでふき取る

2.お尻の茶色いのを取り除いて、砂糖をまぶす

3.中火にかけるとだんだんと果汁が出てくる

きれいなピンク色になってきました。

4.弱火でコトコト煮る

カタチが崩れてきたら、弱火にしてコトコトと煮詰めました。
けっこう汁っぽかったので、15分くらいコトコトコトコトコトコトしてました。

そして、火を止めて冷ましたものがこちらになります。

じゃん。鮮やかな色合いになりました。

ちょっと煮過ぎたのか、想像していたよりゼリーみたいなジャムになっちゃいましたが、そこはご愛敬。

風味も良くて、これからワッフルなんかに塗って食べるのが楽しみ!

グーズベリーは今の季節しか手に入らないので、もしスーパーなんかで見つけた方はぜひトライしてみてくださいね!

グーズベリーについて情報をまとめた記事はこちら