野菜ソムリエ Hiro のベジフルポケット

世界で人気のDriscoll’sの淡いピンク色イチゴ「ロゼストロベリー」を食べてみた

      2024/05/20

北米にお住まいの方なら、スーパーの果物売り場で一度はこちらのパッケージの商品を見たことがあるのではないでしょうか?

そう、アメリカ・カリフォルニア州を拠点としているベリー系の販売業者であり、製品ブランドでもある Driscoll’s のパッケージです。

日本では国産の甘いイチゴが流通しているので、 Driscoll’sのイチゴはほとんど出回っていないかと思うのですが(あるとしたらコストコ?)、ベリー系の販売で世界的にトップクラスのシェアを誇っている会社です。

206667781_541659813502183_4759813430415561410_n(↑緑のシールパッケージはオーガニックのベリーです)

Driscoll’sのベリーの大部分はアメリカで栽培されていて、カリフォルニアが最も大きな栽培地域となっていますが、他にも世界各国の農家と提携していてイチゴ、ラズベリー、ブルーベリー、そしてブラックベリーなどを主に栽培しています。(ブルーベリーを除いてすべての Driscoll’sのベリーは手摘みされているとのこと)

そんな大人気のDriscoll’sですが、期間限定で淡いピンク色のイチゴを出荷していることを皆さんご存知でしょうか?

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今回は、そのブランドイチゴ「Rosé Strawberries(ロゼ・ストロベリー)」をカナダBC州バンクーバーで手に入れることができたので、食べた感想も含めて皆さんに紹介したいと思います。

 

Driscoll’sのブランドイチゴ「Rosé Strawberries(ロゼ・ストロベリー)」について

2019年に発売されたDriscoll’sのロゼ・ストロベリー。Driscoll’s独自のブランドイチゴで、ほぼ20年という長い間で伝統的な他家受粉技術、研究、消費者によるテストパネルなどを通じて開発されたイチゴです。

Driscoll’sでは流通のために硬めの果肉のイチゴを通常栽培しているのですが、こちらのロゼ・ストロベリーは果肉が通常のものより柔らかくなっています。そのため、傷みやすく貯蔵期間が短くなります。

当初は非常に繊細で出荷できないとされていましたが、今は改善の末に期間限定で出荷されています。

204808728_958339141608788_2894101601938909444_n(バンクーバーのアジア系スーパー Sungiven Foodsにて)

また面白いのが、ロゼ・ストロベリーは現存する最古のイチゴの品種(1700年代にさかのぼります!)の1つの性質を引き継いだイチゴとのこと。(一体どんなイチゴなのか気になります・・・!)

その風味と色合いが特徴的で、桃やパイナップルのような豊かで甘い香りがすると公式サイトに記されていました。

209925086_886125875326746_7742336396068065578_n(バンクーバーのアジア系スーパー T&Tにて。1パック4.99ドルでした)

ちなみにロゼ・ストロベリーの色合いは淡いピンク色のものもあればより白色に近いものもあるのですが、全て熟していて、色合いでの味の違いはありません。

アントシアニンが含まれていないため、自然とこのような色合いになりますよ。

元々栽培量が少なく期間限定での出荷となっていて、ロゼ・ストロベリーの出荷時期は6月~9月頃なので、北米にお住まいの方は見つけたらぜひ購入してみてください♪

 

実際にRosé Strawberries(ロゼ・ストロベリー)を食べてみた感想

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ここからは実際にロゼ・ストロベリーを購入して食べてみた感想をお届けします。今回は2パック購入♪

まず見た目ですが、今回購入したロゼ・ストロベリーは中ぐらいのサイズのものがパッケージされていて、色合いはまちまちでした。

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でも、淡いピンク色のいちごを実際に購入したのは初めてだったので、超テンションが上がりました。「カナダでも淡いピンク色のいちご、買えるようになったーー!!」ってなりました。

上の写真の通り、赤い通常のイチゴと比べても甲乙つけがたい可愛さ!ぷっくりとした見た目も可愛さに拍車をかけていました。

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次に香りについてですが、「こんなにいい香りのイチゴをカナダで手に入れたのは初めて」って本気で思うくらい、パッケージを開けた後の甘い香りがすごかったんです。(パッケージ開ける前から香っていました)

Driscoll’sの公式サイトの「桃やパイナップルのような香り」っていうのはあながち間違いではなくて、本当にそんな感じの食欲をそそる香りでした。

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気になる味については、パッケージの裏面には「非常にスイート&ジューシー」と書かれていたので期待・・・!

r53(中は真っ白でした!)

実際食べてみると、けっこう酸味が強い印象をうけました(爆)

糖度計ではかってみると、糖度は10度で甘さはそこそこといった印象でしょうか?やっぱり日本の甘いイチゴに舌が馴染み過ぎているためか、北米のイチゴをそこまで「美味しいーーー!」と感じられなくなっている自分がいます(汗)

たしかにいつものDriscoll’sよりは少しだけ柔らかいように思いましたが、日本で流通しているイチゴに比べると、まだ硬いように思いました。でも、淡いピンク色のイチゴをついに食べることができて、幸せでした!

お値段も個人的に普通のイチゴに比べてそこまで高くない印象を受けたので、次回も買ってみようと思っています♪

 

最後に:Driscoll’sのロゼ・ラズベリーも存在します

最後になりますが、Driscoll’sではロゼ・ストロベリーの他にもロゼ・ラズベリー(Rosé Berries)も期間限定で取り扱っていますよ。出回る期間はロゼ・ストロベリーと一緒で、6月~9月頃までとなっています。

こちらはまだバンクーバーで見かけたことがないので、もし「このお店に置いてたよ~」という方がいたら、ぜひ声をかけてください!食べてみたすぎます♪

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ということで、ロゼ・ストロベリーをまだ食べたことがない方がいたら、ぜひ一度トライしてみてくださいね!カナダで手頃な価格で淡いピンク色のイチゴが手に入るようになって、個人的に本当に嬉しく思います!

Driscoll’s
【公式サイト】


 - ロゼ・ストロベリー