エンドウは人間と同じようにリスクを背負う?オックスフォード大学の研究で明らかになったこと。
2016年6月末、えんどうに関する新しい研究結果が発表になりました。それはなんと、
「エンドウは人間と同じようにリスクを背負って生きる」とのこと。
一体どういうことなのか見ていきましょう。
エンドウについての研究結果を自分流にまとめてみた
オックスフォード大学とイスラエルにある Tel-Hai(テル・ハイ)カレッジの国際科学者チームが共同で行ったある研究が「Current Biology」で発表されました。
その研究では2種類のテストが行われたので、その内容を簡単に解説します。
(※英語力があんまりないので、間違ってたらご指摘ください。あくまでぼくの解釈で進めていきます)
第1回目のテスト
1.ひとつのえんどうの根を2つの鉢Aと鉢Bに分けた
2.鉢Bには栄養たっぷり。鉢Aはそこそこの栄養
3.栄養素がより高い土壌の鉢Bにもっと根を張った結果に
2.鉢Bには栄養たっぷり。鉢Aはそこそこの栄養
3.栄養素がより高い土壌の鉢Bにもっと根を張った結果に
第2回目のテスト
1.えんどうが生きられる最低限の栄養レベルを仮に毎日15とする
2.鉢Aには毎日10の栄養が与えられた(=生き抜くには若干不十分。でも安定している)
3.鉢Bは1日目に5(全く足りていない)、2日目に15(最低限の栄養)、3日目に10(若干不十分)の栄養が与えられた
4.結果、エンドウは生き残るのに少しの可能性が見いだせた鉢Bに根をもっと張った(=リスクを背負ってでも、生き抜く決心をした)
2.鉢Aには毎日10の栄養が与えられた(=生き抜くには若干不十分。でも安定している)
3.鉢Bは1日目に5(全く足りていない)、2日目に15(最低限の栄養)、3日目に10(若干不十分)の栄養が与えられた
4.結果、エンドウは生き残るのに少しの可能性が見いだせた鉢Bに根をもっと張った(=リスクを背負ってでも、生き抜く決心をした)
まとめ:エンドウは人間と同じように考える
1.無一文だけど、900ドルのチケットを買えばカナダから日本に帰って仕事も見つかる。カナダではもう死ぬ一歩手前だ
2.ある日、一人の男が現れて、オファーのどちらか一つ選べと言う
3.最初のオファーはコイントスをして、表なら航空券代900ドルをあげる、裏なら何もあげない、という
4.もう一つのオファーは、航空券代には足りないけど800ドルを無条件であげる、という(今後カナダで100ドル稼げる見込みはほぼない)
5.多くの人間はコイントスを選ぶ。リスクを背負ってでも、状況を乗り越えようとする
2.ある日、一人の男が現れて、オファーのどちらか一つ選べと言う
3.最初のオファーはコイントスをして、表なら航空券代900ドルをあげる、裏なら何もあげない、という
4.もう一つのオファーは、航空券代には足りないけど800ドルを無条件であげる、という(今後カナダで100ドル稼げる見込みはほぼない)
5.多くの人間はコイントスを選ぶ。リスクを背負ってでも、状況を乗り越えようとする
Hiroのメモ書き
ということで、
「エンドウは過酷な状況において、リスクを背負ってでも生き残ろうとする」
という結果が出たわけですね。
「植物も生きていて、自分が生き残るために進むべき道はどこなのかを常に考えている」と思うと、なんだか人間も動物も植物も変わらないんだと感じました。
それにしても自分の英語力がなさすぎて、こういう研究論文みたいなものを読むのは本当に気が億劫になりますし、めちゃくちゃ解釈が間違っているのではないかと不安になるわけで。(良い勉強にはなるのですが・・・)
英語ができる方、ぜひ一度以下の参照先を読んでみていただければと思います。かなり間違ってたらご一報いただけると助かります。