野菜ソムリエ Hiro のベジフルポケット

デラウェアの知識まとめ(歴史、見分け方、栄養、調理法、保存方法 etc. )

      2016/09/03

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歴史

1850年ごろアメリカのニュージャージー州で発見される。ラブラスカの血を引く雑種。
名前はオハイオ州の地名からとられた。日本には1872年に導入された。
日本のぶどうの収穫量の20.1%を占める。平成5年まではぶどうの中でトップだったが、6年以降、巨峰に抜かされ2位に。
果肉は柔らかく、皮が薄く破れやすい。

産地

山形、山梨、大阪、島根が主産地。

時期

ハウス栽培のものは5月から出回る。6月上旬から無加温のものに変わり、7月中旬から露地ものが9月ごろまで出荷される。7月下旬から8月上旬が旬。

見分け方

脱粒していないもの。(脱粒しだすと、同時にカビも生える)
軸がしっかりしていて、緑色のもの。実に張りがある

栄養

他の品種と同様と思われる。

料理

生食のほかワインの原料にも用いる。

保存

貯蔵の最適温度は2-3℃。最適湿度は90%程度らしい。
冷蔵するなら、ビニール袋に入れて野菜室で。房から粒をはずして、冷凍することもできる。貯蔵性は低い。

ポイント

・種が無く、甘みたっぷり。食べやすさとその美味しさで大人気!
・糖度は18-23度にもなる。
・甘みが多く、酸味は中程度。濃厚な味。

その他情報

・香りなし
・生産は減少傾向にある
・ジベレリン処理をすることで無核になり、熟期が早まる。

 

Hiroのメモ書き

ぶどうの品種は世界で1万以上あるそうだが、ニュージーランドでは見かけませんでしたね。
何といっても、ぷちぷちっと手軽に食べられるところ、またその格別の甘さが人気なんでしょう。
個人的にも大好きな果物であります。(すぐ腐るけど・・・)

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