鐘のカタチが面白い!スイスで人気の歴史あるりんご「Glockenapfel」まとめ
2017年にバンクーバーで開催されたアップルフェスティバルで Glockenapfel りんご(読み方が謎。たぶんドイツ語)を発見!初めて見つけたリンゴだったので、色々と調べてみました。
Glockenapfel りんごの基本情報まとめ
品名
Glockenapfel
Pomme Cloche
※「Glocke」はドイツ語でベル(鐘)を意味し、りんごの特徴的な長い円錐形のようなカタチを指している
原産
19世紀中央ヨーロッパ原産だといわれており、歴史のあるリンゴだと言える。中央アメリカでは今でも栽培されていて、特にスイスではアプフェルシュトゥルーデルをつくるためのリンゴとして現在でも人気がある。
親品種
不明だと思われる
収穫時期
10月中旬の晩生種
保存期間
6ヵ月
食べ時
12月以降
主な用途
調理用
その他の情報
・主に中サイズで緑がかった黄色の果皮
・調理してもカタチが残りやすい
・酸味が強く甘みもある
Hiroのメモ書き
固さ:★★★★☆
甘さ:★★☆☆☆
酸味:★★★★★
まず、見た目が名前のとおり、鐘みたいなカタチで面白いんですよね。なかなか見かけないカタチです。
実際に食べてみると、目の覚めるような酸っぱさで驚きました。でも実は甘みもあって、調理用リンゴだけど生でもけっこうイケルんじゃないかと思った品種でもあります。
独特の芳香がまた乙でした。
そして、実際にこのリンゴを使ってアップルパイをつくってみたら、これがまた酸味が際立つアップルパイができました。
砂糖と混ぜても酸味がすごい活き活きとしてましたよ ( ・◡・ )
日本ではほぼ手に入らないと思うのですが、カナダでまた見かけた際はぜひ購入したいと思いました。
※UBC植物園の「The Apples of the Apple Festival variety descriptions」を参考にさせていただいています。収穫時期もカナダに沿ったものだと思います。