【海外でも話題】日本人アーティスト岸本岳大さんの美しすぎるフルーツ&ベジタブルカービング写真10枚
タイの伝統文化の一つといえば、「カービング」です。
野菜ソムリエHiroは毎年カナダ・バンクーバーで開催されているタイフェスティバルでメロンとスイカなどを使ったカービング作品を初めて見たのですが、それはもう繊細で美しかったです。
写真のように、野菜や果物、草花を使って彫刻作品をつくるカービング。
調べてみると、日本には日本タイカービング協会もあり、日本でのカービング文化も次第に浸透してきているのかもしれません。
そんな中、先日野菜ソムリエHiroの友人(カナダ人)が「おい、すごい日本人がいるぞ」と教えてくれました。それがこちら(動画)。
どうですか?
目を見開いてしまうほどの美しさと驚きですよね~(´⊙ω⊙`)!
ということで今回は、Instagramで野菜と果物を使ったカービング作品をアップして話題となっている岸本岳大(Kishimoto Takehiro)さんがどんな人なのか調べてみました。
また、(@gakugakugakugakugaku1)の作品で、野菜ソムリエHiroが特に気に入っているもの10作品を紹介します。
この記事の目次
海外でも話題のカービングアーティスト 岸本岳大(Kishimoto Takehiro)さんについて調べてみた
この繊細で美しいカービング世界を創っている岸本岳大さんとは一体どんな方なのか、気になったので調べてみました。
岸本さんの本職は板前。カービングの技術はなんと独学とのことです。
2016年7月からInstagramに写真を投稿していて、2018年7月4日現在のフォロワーはなんと 150,335 人!
岸本さんの作品は特に日本を通り越して海外で特に話題になっていて、アメリカのテレビ番組「Right This Minute」でも取り上げられていました。
(あまりに繊細なカービングの世界に、番組の中で「この男性は外科医になれるよ!」という声も!)
岸本さんはカービングの際に繊細なデザインをするときもナイフだけ使い、野菜や果物の酸化(リンゴの表面が茶色になったりするやつ)も考えてテキパキとカービングしていく様子が映されています。
また、カービングを終えた後はそのまま作品を食べてしまうことも番組の中で伝えられています。
わーーーーーー!もったいないような、もったいなくないようなーーー!!
岸本さんのカービングに日本らしさも加わったそのオリジナルかつハイクオリティーすぎる作品は、海外のメディアで絶賛されています。分かる範囲でシェアします。(海外でのアーティスト名は 「Gaku」の模様)
■ Intricate Fruit & Vegetable Carvings by Japanese Artist Gaku (Spoon&Tamago)
■ Next-Level Food Carving on Fruits and Vegetables by ‘Gaku’(Colossal)
■ Mukimono, The Must-See Japanese Art Of Fruit And Vegetable Carving(huffingtonpost)
通常のカービングは花や鶴、龍や亀が描かれることが多いのですが、岸本さんの作品は組亀甲などの日本の伝統を感じられるものが多いのが特徴です。
また、作品の中にはおそらく岸本さんが好きなのであろう漫画のキャラクターも!
ONE PIECE キタ――(゚∀゚)――!!
ちなみに、記事冒頭で紹介したGenius Ideasの動画によると、1つの作品に最大で2時間程度をかけるそうです。
それでは、今までに発表されている岸本さんのカービング作品の中から、恐れ多くも野菜ソムリエHiroが最も好きなものを10個ピックアップさせていただいたので、紹介します!
野菜ソムリエHiro厳選!思わず見とれてしまう岸本岳大(Kishimoto Takehiro)さんのカービング作品10
1.和柄ラウンドズッキーニ
洋野菜のズッキーニに和柄をほどこす岸本さん。永久保存したいクオリティだと思いませんか?できることなら、防腐処理して床の間に飾りたいです。
2.紗綾形かぼちゃ
なんと生のカボチャに紗綾形(さやがた:中国の明から日本へ輸入された紗綾という絹織物に使われた文様)がデザインされています・・・。すごすぎる・・・。
インスタグラムの投稿にはコメントがたくさん付いていて、
「全てが細かくて綺麗ですね☆」
「Your work is crazy! You are nuts! In a good way! I am overwhelmed!! Love it! 」
「Your work is truly amazing, how do you do it?! I would love to see you in action」
など作品を絶賛する声が多数ありました。
3.ドラゴンボール・バナナ
鳥山明先生の不滅の名作、野菜ソムリエHiroも子どもの頃から愛読しているドラゴンボールがバナナの上で再現されるなんて信じられません・・・!!!
バナナ色の筋斗雲にのっている悟空、最高。
ちなみにフリーザ様も茄子を使って彫られていてアゲ。ホッホッホ。
さらに大猿まで。ドラゴンボールへの熱い想いが伝わって来て、同じファンとして(勝手に)うれしく思っています。ありがとう、岸本さん。
4.二股セクシーニンジンが筋肉隆々
たまーに見かける二股になったセクシーなカタチの人参を手に入れた岸本さん。
カービング心をくすぐられたようで、出来上がった作品がこちら。
セクシーさがまったく無くなり、たくましさ100%の筋肉脚が完成。恐れ入りました。
5.大根で鯉
大根から鯉を生み出そうなんて今まで考えた方がいたでしょうか・・・。
なんて美しい世界・・・。岸本さんと同じ時代に生まれて良かった・・・。
ちなみに、姫リンゴを使って鯉を描いているものもありました。アイディアマンすぎる・・・。
6.ブロッコリーから聖獣UMA パヤナーク
この記事を書いている7日前にポストされた最新作が素晴らしいです。
パヤナークとは何かというと、タイの伝説の龍神のことです。聖獣はブロッコリーの中に棲んでいたんですねぇ。
7.ニンジン67面体彫刻
一本のニンジンだけでここまで精巧なカービング作品を作り上げてしまうことに脱帽。
なんと67面体で、中にあるニンジンの球がコロコロと動きます。
酸化しなかったら、間違いなく売れます。野菜ソムリエHiroが買います。
8.簡単に持ち運び可能なスイカ
手が滑って落として割ってしまいそうになるスイカ。
岸本さんが3時間かけてつくったカービング大作がこちらです。
精巧すぎてもう「スゴイしか言えない・・・」。
9.鎖アスパラガス
動画の最初だけ見ると「あれっ?普通?」と思うんですけど、よく見たらアスパラガスが鎖になってるんです。
めちゃくちゃキレイに鎖状になってて、パソコンを観ながら一人「フエーーー!」って叫んでしまいました。
カービングってすごい。岸本さんってめっちゃすごい。
10.枝豆が・・・!枝豆が・・・!!!
最後に紹介する野菜ソムリエHiroのフェイバリットは、枝豆のカービング。
そう、あの小さな小さなお豆さんが、こんなカワイイ作品たちになってしまうんですね。
可愛すぎてこんなの食べられませんよね?
左から
麻の葉
木の葉
鉄扇
真の麻の葉
茗荷
ネズミ です
枝豆の芽がしっぽに見えません?
最後に:勝手に予想。岸本岳大(Kishimoto Takehiro)のカービング作品は絶対日本でも流行るぞ
(↑リンゴのカービングの過程が分かる動画)
ということで、既にすっかり岸本さんの作品に夢中の野菜ソムリエHiro。
この記事書きながら、なんどうっとりしたことか・・・。
他にもサザエさんのリンゴみたい(?)にパカッと開くリンゴや、ホワイトマッシュルームに花が彫られていたり、紫大根に「Let’s play music♪」と刻まれていたり、どれも最高です。
ということで、あなたはどの作品が一番好きでしたか?
ちなみに野菜ソムリエHiroは過去に「フルーツ&ベジタブルカービングやってみよっかな♪」という軽い気持ちでやってみたことがあるのですが、折り紙の鶴もろくに折れない糞不器用男だったことを思い出して、やめました。(才能が欲しい・・・)
ぜひ岸本さんのインスタグラムをチェックしてみてくださいね~!
Instagram : gakugakugakugakugaku1
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