野菜ソムリエ Hiro のベジフルポケット

甘いいちごやブルーベリーの証?北米で買えるDriscoll’s の Sweetest Batchって何?

いちごやブルーベリーなどベリー系果物の販売業者であり、製品ブランドでもある「Driscoll’s」。日本では Driscoll’s の商品をあまり見かけないかもしれませんが、アメリカ・カリフォルニア州を拠点としていて、北米をはじめとして世界中で知られています。

カナダやアメリカにお住まいの方は以下のパッケージを見たことがあるかと思います。

野菜ソムリエHiroが暮らすバンクーバーでいうと、年中イチゴやブルーベリー、ラズベリーにブラックベリーが果物売り場に並んでいるのですが、その多くがDriscoll’sのものなんです。

上の写真のパッケージが通常で、黄色のシールは非オーガニック、緑色はオーガニックを表すのですが、たまに果物売り場に行くと、ちょっと高級感漂うDriscoll’sのオシャレなパッケージに出会うことがあります。それがこちら↓

上の写真はブラックベリーのパッケージなのですが、Driscoll’sと書かれた下に小さく「Sweetest Batch」と書かれています。

今回はこの「Sweetest Batch」が一体何を意味するのか、そして実際にSweetest Batchのベリーを食べてみた感想をお伝えしたいと思います!

はじめに:Driscoll’sのスイーテストバッチ(Sweetest Batch)って何?

まず、Driscoll’sのSweetest Batchには、「いちご」「ラズベリー」「ブルーベリー」「ブラックベリー」の4種類が存在しています。

そして、上のTwitterの投稿にも書いたのですが、 Sweetest Batchというシールはその名前の通り通常のDriscoll’sの商品より高糖度の証となっているんです!

Driscoll’sによると、Sweetest Batchはより高い風味を持ったベリーを消費者に提供したいという取り組みから開発されたもので、糖度の基準を満たした特に甘いものが Sweetest Batch として販売されているとのことです。

また、Driscoll’s の他のベリーと同じように、専任チームによってGMO無しかつ伝統的な栽培方法で独自の品種から栽培されているそうです。

(写真はブルーベリーの Sweetest Batch)

なので、売り場に出ているものの鮮度と価格にもよるのですが、野菜ソムリエHiroは「Sweetest Batchを売り場で見つけて、普通のやつと値段変わらないなら、絶対Sweetest Batchを買った方がいいよ~」とよく周りの人にオススメしています。

ちなみに、Sweetest Batchが出回る期間は以下の通りです。(天候などの関係で多少異なります)北米にお住まいの方は、季節になったらぜひ探してみてください。

■ Sweetest Batchいちご ⇒ 6~9月頃

■ Sweetest Batchラズベリー ⇒ 7~9月頃

■ Sweetest Batchブルーベリー ⇒ 9~3月頃

■ Sweetest Batchブラックベリー ⇒ 1~3月頃

バンクーバーだけの話ですが、大型スーパーはもちろんのこと、小さな八百屋がSweetest Batchを取り扱っているのも何度も見かけています♪

また、お値段も通常のものと変わらない価格で販売されていることも多いですよ。

 

Sweetest Batchってどのくらい甘いの?実際に食べてみた感想

2022年3月時点で、野菜ソムリエHiroはまだいちごのSweetest Batchに出会っていないので、それ以外の3種類をレビューします。

いちごはTwitterから食べた方の感想を探してみました。

ラズベリー (Sweetest Batch Raspberries)

2022年1月上旬にバンクーバーの八百屋 Kin’s Farm Market で初めて見つけたラズベリーのSweetest Batch。(アメリカ産)

お値段なんと 4.99 カナダドルで普通のものと変わりませんでしたが、鮮度が素晴らしく良いのが一目で分かり購入しました。

そして実際に食べた感想なのですが、今まで食べたラズベリーの中で、一番クオリティが高かったんです!これで 4.99カナダドルは安すぎ!

ラズベリーはバンクーバーの夏の時期には地場のものが出回るのですが、それでもけっこう酸っぱかったりするので、たまにハチミツをかけて食べたりしています。でも、このSweetest Batchのラズベリーは明らかに甘くて、実もしっかりとしていて、非常に満足度の高いものでした。

もちろん鮮度がものすごくよい状態で手に入ったのも大きいと思うのですが、その甘さに驚きました。

 

ブルーベリー(Sweetest Batch blueberries)

ブルーベリーのSweetest Batch(メキシコ産)を購入したときは、ちょうど夏。ちょいお値段高めで1パック約10カナダドルでした。でも、パッケージに入っていた一粒ひとつぶがとても大きくて、「ジャンボブルーベリー」という名称で販売しても差し支えないほどでした。

そして、夏といえばバンクーバーで地場のブルーベリーも採れる時期なんですね。バンクーバーは少し郊外に行くと、ブルーベリー狩りができるファームがたくさんあって、収穫したてのブルーベリーはとても甘いので毎回大満足♪

そんな時期にこのSweetest Batchのブルーベリーを購入したので、地場のものと食べ比べをしてみると、やはりこれはもう地場のものに軍配が上がりました。どうしても新鮮さで収穫したてのものには敵わないです。

でも、Sweetest Batchも満足できるくらいの甘さとボリューム感がありました!

また、冬の時期にもSweetest Batchが出回るので、地場のものが採れない季節はSweetest Batchにしっかりとお世話になりたいなと思っています。

 

ブラックベリー(Sweetest Batch™ Blueberries)

3つ目はSweetest Batchのブラックベリーです。

こちらもKin’s Farm Marketという八百屋で初めて発見!ずっと探していたので、パッケージを見た瞬間「ヨッシャーーーー!!!」って心の中で叫びました。しかも1パック 3.99ドル(メキシコ産)で販売されていて、「Sweetest Batch なのに、安いっ!」と思いました。

そして、上のツイートにも書いたのですが、食べてみるとあまりにも甘くて衝撃だったんですね。「私の知ってるブラックベリーじゃない」みたいな(笑)

普通のブラックベリーってどっちかというと酸味強めなんですけど、これは甘すぎて「砂糖をふりかけて栽培したのかな?」or「砂糖水に1日くらい浸けて出荷した?」って感じでした。

今まで食べたブラックベリーで一番甘かったのは確かです。ブラックベリーの甘さ革命。

 

いちご(Sweetest Batch Strawberries)

最後は、野菜ソムリエHiroがまだ見つけられていないSweetest Batchのいちご!

Twitterを見ると、北米で手に入れている方がちらほらいらっしゃったので、以下皆さんの感想をシェアさせていただきます。

北米のいちごって硬くて甘みがそこまで高くないイメージをお持ちの方が多いかと思うのですが、どうやら日本のいちご並みの甘さが楽しめるようです・・・!最高・・・!


 

最後に:地場のベリーが出回る時期はぜひ食べ比べしてみて

どうやらDriscoll’sのベリーは日本でもちょこっと出回っているようなので、日本にいる方も機会があったらぜひトライしてみて欲しいです。

そして北米にお住まいの方は、スーパーに行った際に Sweetest Batch とパッケージに書かれているかどうかチェックして購入してみてくださいね!地場のベリーが出回る時期に手に入れた際には、ぜひ食べ比べもしてみてください♪

Driscoll’s Specialty Berries
【公式サイト】