野菜ソムリエ Hiro のベジフルポケット

【標高差でバナナの品質が違う?】低地~超高地栽培まで網羅!ブランドバナナ14選

   

突然ですが皆さん、バナナは好きですか?
そして、「バナナ好き!」という方、なんていう名前のバナナが好きですか?

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皆さんご存知の通り、日本ってスーパーに行くと値段が異なる色んなバナナが販売されていますよね。

野菜ソムリエHiroが昔働いていた岡山の大型スーパーでは、今思い出すだけでも常時7種類ぐらいバナナを取り扱っていました。

今でも思い出せるのは、山バナナ、バナージュバナナ、有機栽培バナナ、スウィーティオバナナ、甘熟王バナナ、グレイシオバナナ、台湾バナナ、田辺農園バナナなど!日本ってバナナが本当に豊富です!

86423848_1776470675810078_925972151331192832_o(カナダの一般的なスーパーではバナナは1種類 or 調理用のプラインテインを入れて2種類とかのお店も多いです。バナナはバナナ、というイメージ)

そんな中、「見た目はどれも似たようなバナナなのに、なんで値段や味が異なるんだろう?」と思ったことはありませんか?

今回は、バナナの美味しさの秘密「標高差」について解説!

さらに、日本で人気のDoleやスミフルなどのメーカーが販売しているブランドバナナも標高差ごとにまとめて紹介します。
 

この記事の目次

バナナの美味しさの秘密は標高差!標高が高い場所で育てられると、一般的に品質が高くなる話

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バナナの美味しさを表すとすると、今の日本では「糖度」「食感」が大きな部分を占めるかと思います。

それを証明するかのように、「モチモチした食感」「高い糖度」が合わさったものは、特に高い価格で売られていますよね。(※一部例外アリですが)

個人的なイメージで価格はお店によって異なりますが、逆にそこまで甘くなくてモチモチもしていないバナナは、100円~198円ぐらいの安い価格で売られています。

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では、「バナナの品種が違うから値段も違うんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、同じ品種のバナナでも値段が異なります。

これは日本のスーパーで働いていたときに、青果コンサルタントの先生に聞いた話なのですが、日本で出回っているバナナの大半は「キェベンディッシュ」で、次が「グラネイン」という品種なんです。

そのほかに、以前紹介した岡山のもんげーバナナのようなグロスミシェル種や台湾バナナの北蕉種、仙人種などが少量出回っています。

そして、前置きが長くなりましたが、今回の記事の本題!バナナの品質には栽培地の標高が大きく関係しています。

上の方のつぶやきにあるダイエーさんのPOPにも描かれていますが、バナナのプランテーションがある場所の標高が高ければ高いほど、バナナの生育期間が長くなるため、一般的にバナナの品質が高くなるといわれているんですね。

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標高地については、よく以下3つのエリアに分けて表現されています。(注意:以下のメートルでの区分けはチキータブランドを扱う ユニフルーティー ジャパンさんのものを参考にさせていただきましたが、ドールなどはまた違う尺度なので、参考程度に)

1.低地栽培(ローランド:0m~349m) ⇒ 超一般的なバナナ
2.中地栽培(ミッドランド:350m~599m) ⇒ 低地栽培のものより品質が高い
3.高地栽培(ハイランド:600m~) ⇒ 中地栽培のものより品質が高い。最高クラス

※1000mを超える場合、超高地栽培(スーパーハイランド)と表現されるものもあります

また、標高の高い土地では寒暖差が激しく夜間の気温が下がるので、バナナの呼吸が抑制され、昼間に光合成で生成された炭水化物の消耗度が少なります。

そのため、糖度(甘みと味)の減耗が少なく美味しさが保てるんですね~( ◠‿◠ )

もしパッケージを見ずにバナナを食べて、「あ、これはすごく甘くてモチモチしているバナナだな~」と思ったら、おそらく標高の高いところで栽培されたバナナである可能性が高いです!

でも、決して低地栽培のバナナが不味いというわけではないので、誤解しないでくださいね。むしろ、野菜ソムリエHiroは低地栽培のバナナをよく食べていますw
 

栽培地の標高が低いものから高いものまでブランドバナナ14種類を並べて紹介します

ということで、標高差がバナナの品質に大きく関わっていることが伝わったでしょうか?

ここからは、バナナで有名な「ドール」「スミフル」「デルモンテ」「ユニフルーティージャパン」などのブランドバナナたちを栽培地の標高順にまとめてみました~!

※栽培地の標高が明らかではないバナナも多いので、以下は皆さんが知っているバナナの一部のみになります。

 

★1.ドール「ハッピープレミアムバナナ」(標高250m)

標高250m以上のところで栽培されているバナナで、ほんのりとした甘さを味わうことができるのがドールのハッピープレミアムバナナです。

パッケージには子どもの笑顔が採用されているのが特徴!
 

★2. 田辺農園「田辺農園バナナ」(標高300m)

バナナの産地である南米エクアドルの標高約300mのところで田邊正裕氏の農園(栽培面積約350ha!)でつくられるバナナが田辺農園バナナです。

土づくりと水にこだわって栽培された田辺さんのバナナは、フィリピン産の一般的なバナナとはちがう美味しさがあります。野菜ソムリエHiroも岡山のスーパーで働いていたときに扱っていたのですが、田辺さんのバナナは個人的に甘味といっしょに酸味もある感じで、よくつまみ食い好きでした~( ◠‿◠ )

 

★3. ユニフルーティージャパン「チキータミディオバナナ」(標高350m~)

チキータブランドのミディオバナナは日本限定もっちりとした食感と甘味が楽しめますよ。

標高350m以上の農園で栽培されているので、低地栽培のものより少し値段もお高めです。

 

★4. デルモンテ「ハイランドハニーバナナ」(標高500m~)

フィリピンのミンダナオ島にあるデルモンテの農園で栽培されているのが、ハイランドハニー。大きい寒暖差の影響で十分な甘みとコクが楽しめるブランドバナナです。

 

★5. ドール「スウィーティオバナナ」(標高500m~)

野菜ソムリエHiroも日本にいたとき、よく食べていたドールのスウィーティオも標高500m以上の高地で栽培されたバナナです。日本人の嗜好に合わせてわざわざつくられたバナナで、甘さともちもちの食感が楽しめます。

ドールの低地栽培のバナナは10か月の栽培期間ですが、スウィーティオバナナは12か月じっくりと栽培されるため、より深い味わいとなっています。

個人的にスミフルの甘熟王バナナ(のちに紹介)と同じくらい好きです!
 

★6. ドール「ベイビースイートバナナ」(標高500m~)

キャベンディッシュ種ではなく、小さくて食べやすいバナナの品種「セニョリータ」。ドールが高地栽培で育てているセニョリータが「ベイビースイート」という名前で販売されています。実はスウィーティオバナナと同じ標高!

「普通のバナナは量が多すぎる」という小さな子どもも食べきれる量だったり、持ち運びにも便利ですよね。

 

★7. ドール「極撰バナナ」(標高500m~)

もっちりとした食感と濃い甘さ、豊かな香りが味わえるというドールの高品質「極撰バナナ」も標高500m以上の農園で生産されています。

野菜ソムリエHiroも日本にいたときよく食べていたバナナの一つです。

 

★8.ユニフルーティー ジャパン「天晴れ農園 金の房」(標高600m以上)

ユニフルーティー社の自信作という天晴れ農園 金の房バナナ。標高600m以上の場所にある100%指定農園(レインフォレスト・アライアンス認証を取得)で栽培されています。

 

★9. ユニフルーティー ジャパン「チキータプレシャスバナナ」(標高600m~850m)

チキータを扱うユニフルーティー ジャパンの自社農園で約1年間かけて栽培されたプレシャスバナナ。高地栽培のバナナらしく、リッチな甘みとコクを体験できます。

 

★10. スミフル「甘熟王バナナ」(標高700m前後)

甘熟王は約14ヶ月前後という長い時間をかけて栽培される高地栽培のバナナです。寒暖差ででんぷん質がより蓄えられ、甘味が十分にのります。

元祖・高地栽培のバナナともいわれていて、ジャパンフードセレクションでは金賞を受賞しています。(2019年9月)

 

★11. ドール「スウィーティオバナナ グリーンフォレスト」(標高700m~)

標高700m以上という高地、しかも限定された場所で栽培されているというのが、このグリーンフォレスト。

名前からわかる通り環境保護と結びつきがあり、ドールのサイトによると森林・野生動物の保護活動や労働者の生活環境保護などの厳しい基準を満たした指定農園で栽培されているとのことです。

 

★12.スミフル「ゴールドプレミアム甘熟王バナナ」(標高800m~)

標高約800m以上の陽当たりが良い&肥沃な土地に限定して、約1年と3か月をかけてじっくり栽培されるゴールドプレミアム甘熟王は、同ブランドの甘熟王の上位版ともいえるバナナ。

プレミアム感あふれるもちもちとした食感と甘味はぜひ一度体験したいバナナです。

 

 

★13. ユニフルーティージャパン「地球育ち しあわせバナナ®」(標高1,000m~)

3本で2000円以上するとTVにも取り上げられたことがある、かなり高価なバナナ「地球育ち しあわせバナナ®」。

ユニフルーティー ジャパンによると安定的に生産できるとした800メートルというバナナ栽培の限界標高を超え、標高1,000m以上の場所で育てられています。

毎日数量限定で伊勢丹新宿店で販売されているとのこと。ローソンのプライベートブランドの新パッケージデザインも担当したデザインオフィス「nendo」代表・佐藤オオキ氏による紙袋も注目です。

何から何まで特別なバナナです。
 

★14. ユニフルーティージャパン「最高峰バナナ」(標高1,000m以上)

実をつけてから収穫まで通常の約1.5倍という手間暇かかったバナナが最高峰バナナ。高地栽培といえど、標高1,000メートル以上の「超高地」で栽培されています。

超高地の場合、高地よりさらに寒暖差が大きく、生産者自身にも厳しい環境下での作業が強いられるのですが、そんな中で収穫されるバナナは一味違います。

取り扱い店がまだまだ限られていますが、今後さらに人気が出るバナナかもしれません。

 

最後に:バナナの美味しさは熟度によっても変わってくるので、自分の一番好みのタイミングを見極めてください!

栽培地の標高について記されていたブランドバナナを紹介してきましたが、皆さんが食べたことがあるものも多かったのではないでしょうか?

トップバリューのバナナをよく購入するという方は上の表を確認してみてください。

バナナは、熟度によっても糖度や食感が異なるので、ぜひ自分のお気に入りの熟度を探してみてください。

ちなみに野菜ソムリエHiroは日本で暮らしていたとき低地栽培のバナナでも十分に満足していましたが、たまに「ちょっと贅沢したいな~」というときに、甘熟王やスウィーティオバナナを購入していた想い出があります。

最後になりますが、今回調べていると標高1,100mの農園で栽培されているバナナ(スーパーハイランド / 雲の上のバナナ)も見つけたのですが、どちらも公式サイトが見当たらなかった(+今も販売されているのか不明)ので、今回はリストから除外しました。

もし「普通に売ってるで~!」という方がいたら、お手数ですがSNSで教えてくださいm(__)m

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ということで、自分好みの熟度を探すとともに、標高差も意識して購入するのも楽しいですよ。ぜひお気に入りのバナナを見つけてくださいね!

(※標高が高ければ高いほど絶対に美味しいというわけではないので注意です。個々の好みもあるかと思います)


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