この記事に辿り着いた方の多くは、「鉄分をサプリメントからではなく、野菜や果物から摂取したい」と考えているのではないでしょうか?
以前、鉄含有量が最も多い果物の上位20品目をまとめた記事を書いたのですが、今でも多くの方に継続して見ていただけています。
そこで今回は野菜編!
文部科学省の食品成分データベースを参考に、鉄含有量が最も多い野菜の上位20品目をまとめてみました。
「鉄分が多い野菜といえば、やっぱりほうれん草?」みたいなイメージがある人もいるかもしれませんが、ランキングを見て印象が変わるかもしれません!
この記事の目次
- 鉄分の多い野菜ランキング20
- 18位 かんぴょう(乾) / 和種なばな(花らい・茎、生) / ザーサイ(漬物) 2.9mg(可食部100g中)
- 15位 よもぎ(葉、ゆで) / ちぢみゆきな(葉、生) / つるな(茎葉、生) 3.0mg(可食部100g中)
- 13位 切干しだいこん / だいこん(葉、生) 3.1mg(可食部100g中)
- 12位 つまみな(葉、生) 3.3mg(可食部100g中)
- 11位 ふだんそう(葉、生) 3.6mg(可食部100g中)
- 10位 よめな(葉、生) 3.7mg(可食部100g中)
- 9位 トマト(ドライトマト) 4.2mg(可食部100g中)
- 8位 よもぎ(葉、生) 4.3mg(可食部100g中)
- 7位 つるにんじん(根、生) 5.9mg(可食部100g中)
- 6位 とうがらし(果実、乾) 6.8mg(可食部100g中)
- 5位 パセリ(葉、生) 7.5mg(可食部100g中)
- 4位 ぜんまい(干しぜんまい) 7.7mg(可食部100g中)
- 3位 ずいき(干しずいき) 9.0mg(可食部100g中)
- 1位 きく(菊のり) / わらび(干しわらび) 11.0mg(可食部100g中)
- 最後に:鉄分ランキング21位以降にはもっと一般的な野菜も!ちなみに、ほうれん草は48位でした
鉄分の多い野菜ランキング20
以前、果物編のランキング(↑)でもご紹介したのですが、野菜ソムリエHiroの手元にある日本食品標準成分表(2010年度版)によると、1日当たりの鉄(Fe)の推奨量は、15歳~17歳で 男9.5mg / 女 10.5mg となっています。
ちなみに、1日当たりの耐容上限量は 男 45mg / 女 40mg です。
毎日、朝昼晩としっかり栄養を意識したメニューであれば十分にまかなえるかもしれませんが、忙しい現代、なかなか難しい部分もあるかもしれません。
でも、普段の食事に用いる野菜から鉄分を気軽に摂取できたら嬉しいですよね!
それではここから、気になる鉄分含有量の多い野菜ランキングを20位からお届けします。
1位はいったいどんな野菜なんでしょうか?やっぱりほうれん草??
18位 かんぴょう(乾) / 和種なばな(花らい・茎、生) / ザーサイ(漬物) 2.9mg(可食部100g中)
「さっそく20位から!」と紹介したかったのですが、3種類の野菜が同位なので、18位からスタート。
暑い一日 今日もお疲れ様でした。
全く話の脈絡ないけれど
【ゆうがお~】
かんぴょう ですよね。
なんだか ホンワカ
これ 40~50センチくらいありましたよ。今夜も素敵な夢をです☺️
(先週の八ヶ岳近く) pic.twitter.com/nMWGvVr5f2— ほんつゆ (@act117) August 6, 2019
一つ目はかんぴょうです。かんぴょうはユウガオの実が原料になっていて、実を帯状に剥いて加工したものです。新潟や栃木県などで栽培されています。
かんぴょうには可食部100g中に鉄分2.9mgが含まれていて、これって実は果物の第3位(うめ/塩漬 2.9mg)の含有量といっしょなんです。
ほろ苦い春のお味。なばな❗
これ野沢菜の「なばな」なんです 軽井沢の田七屋さんから頂いたのを、お裾分けしてもらいました(●︎´▽︎`●︎) 美味し〜い。ご馳走様でした。#軽井沢 #田七屋 #野沢菜のなばな pic.twitter.com/risZ91WFXr— 四季の味蔵/西軽井沢物産(株) (@nishikarubussan) April 9, 2020
ふたつ目は、和種のなばなです。生のなばなには、鉄分が可食部100g中に2.9mg含まれています。
なばなはアブラナ科アブラナ属の食用の品種のひとつ。和種と西洋種の2タイプがあるのですが、和種は葉が柔らかくて色が黄緑っぽい感じ。花茎とつぼみを食べます。
逆に西洋種は葉が厚めで濃い色。花茎と葉を主に調理します。
桜のお花見に!人気のフレッシュザーサイ https://t.co/0wqOwC8e6M 若採りザーサイを長野県の自社工場で漬け込みました!さっぱりと薄味の浅漬けザーサイはリピータの多い人気の漬け物です。ぜひ、ご賞味ください。#フレッシュザーサイ #ザーサイ #漬物 #桜 #お花見 #築地 pic.twitter.com/MH2lMdEStX
— 築地お取り寄せ市場 (@otoriyoseichiba) March 15, 2018
三つ目は、好きな人は大好きなザーサイのお漬物!こちらも可食部100g中に鉄分2.9mgを含みます。
また、ザーサイは他にも可食部100g中に
・カルシウム 140mg
・ビタミンK 24μg
・食物繊維(総量) 4.6g
など、豊富な栄養を含んでいますよ。
15位 よもぎ(葉、ゆで) / ちぢみゆきな(葉、生) / つるな(茎葉、生) 3.0mg(可食部100g中)
「続いて17位は・・・!」といきたかったのですが、さらに3つの野菜が同時ランクインで15位です。18位から 0.1mg だけですが増えています。
○ よもぎ餅 ○
古代よりよもぎの香りは
邪気を払う力があると言われ
漢方では身体の冷えをとる
薬草として使われております。鈴鹿の山で手摘みしたよもぎ葉
やわらかく香りの良い新芽を選別し 大きな釜で炊き上げました。よもぎのやわらかいお餅に
甘さをひかえめ
自家製あん入り#松美堂 pic.twitter.com/rWQumldlpI— カズコナ (@kazucona_) April 10, 2020
まず一つ目は、「茹でた状態」のよもぎの葉です。可食部100g中に鉄分を 3.0mg含んでいます。
餅によく入れることからモチグサ(餅草)とも呼ばれています。よもぎは薬効があるとよく言われますが、鉄分以外の栄養価もかなり豊富です。以下、一例。
・カルシウム 140mg
・βカロテン 6,000μg
・ビタミンK 380μg
・葉酸 51μg
〔お薦め解説〕「縮み雪菜」は、ターサイの一種が仙台に根付いて地方野菜になったと考えられています。ターサイと同じく油と相性がよいので、炒めたりすき焼に入れると美味しいです。
— 杉本青果店ファンクラブ (@sugimoto_fan) January 6, 2011
ふたつ目は、ちちみゆきな(漢字だと縮み雪菜。野菜ソムリエHiroは出会ったことがありません泣)。
ちぢみゆきなにも可食部100g中に鉄分が3.0mg含まれています。
また、他の栄養素を調べてみるとカルシウムが可食部100g中に180mgとかなり豊富です。さらにマグネシウム30mg、カリウム570mg、βカロテン 4,200μg、ビタミンc 69mgなどなど、かなり優秀な野菜です。
夏の葉物野菜の定番『つる菜』
とても栄養価が高く、生薬としても用いられてきた野菜です。
食味は、青くささが無く、しゃきしゃき食感、適度なネバネバがあるので、この時期に食べて頂きやすいです。
お浸しや和え物、ナムルでどうぞ。 pic.twitter.com/EQokb6oqlA— Hirohito Fukushima (@HirohitoFukush1) August 25, 2016
三つ目は、ハマミズナ科の多年草のつるなです。茎が「つる」状に地面を這って伸びるので、つるなといいます。(あんまり食用としては栽培されていないと聞くので、見つけた方はラッキー?野菜ソムリエHiro自身も岡山で暮らしていた頃に見たことはありません汗)
つるなの鉄分含有量も可食部100g中に3.0mgです。
さらに、ヨモギ同様ベータカロテン(2700μg)やビタミンK(310μg)、カリウム(300mg)などが豊富に含まれています。
13位 切干しだいこん / だいこん(葉、生) 3.1mg(可食部100g中)
料理の話題は勉強になることたくさん。大根切る手間省くのに切干し大根。ミネラルビタミン鉄分アップ!#ヒルナンデス pic.twitter.com/iYAocdVjE4
— 吉野 (@yoshino_owarai) September 30, 2019
13位は大根!切り干し大根と大根の葉の鉄分含有量がいっしょだったので、ひとまとめにして紹介します。可食部100g中に3.1mgの鉄分を含みます。
切り干し大根は干した分栄養価がアップ。可食部100g中にカリウム3500mg、カルシウム500mg、マグネシウム160mg、そして食物繊維(総量)を21.3gも含んでいます。
大根、葉の部分が大好きです。
刻んで明太子など入れて炒めてご飯にかけたりそのまま食べたりします。葉は鉄分やカルシウム、カリウムやβカロチンなど栄養がたくさん(゚∀゚)
焼いて炒めるとβカロチンの吸収が上がるそうです。美容効果や代謝アップにつながるビタミンAを体内で作ってくれる栄養素! pic.twitter.com/95xGj7Sus5— みずさわ短期新連載中@単行本発売中 (@xxxmidorin) November 3, 2019
新鮮な大根の葉っぱを手に入れた方もぜひ捨てずに調理に利用してください。可食部100g中にβカロテン3900μg、ビタミンK 270μg、ビタミンC53mgなど、こちらも豊富な栄養を含んでいますよ。
刻んでお味噌汁に入れるだけでもオッケーです。
12位 つまみな(葉、生) 3.3mg(可食部100g中)
#つまみ菜#畑の作物
去年の晩秋に隣の家庭菜園をやってる方からもらったつまみ菜の苗が今収穫出来る様になった
私が初めて畑に植えた苗が実っている
味噌汁の具にしかならない程度だけど、なんだか嬉しい
新鮮な野菜を食べられる
大地に感謝だねー pic.twitter.com/PvnJE0IREb— 夢香 (@kyume1130) April 7, 2018
アブラナ科のつまみ菜。大根や小松菜などを育てる際に「近い苗たちが栄養を取り合わないように間引いた若い葉」のことをつまみ菜と総称しています。つまみ菜は栄養豊富なことで知られていますが、鉄分も可食部100g中に3.3mgと豊富です。
その他にも、可食部100g中にカリウム 450mg、カルシウム210mg、βカロテン1900μgなどを含んでいるので、ぜひ利用してみてください。クセのない味わいで使いやすいかと思います。
11位 ふだんそう(葉、生) 3.6mg(可食部100g中)
今日は珍しい野菜が出荷されていました。その名も”スイスチャード”! 皆様ご存じでしたか? 和名では「不断草(ふだんそう)」というのですが、ほうれん草と同じような調理法で食べて頂けます。柔らかい葉はサラダで、外葉は炒め物など加熱する料理や酢漬けなどがオススメです! pic.twitter.com/fHOFGfAGVr
— 道の駅思川 (@me_omoigawa) April 10, 2018
11位はふだんそう(不断草)。別名「スイスチャード」と呼ばれていて、個人的な話ですが、ニュージーランドで暮らしていたときによく食べました。
ふだんそうは可食部100g中に鉄分3.6mgを含みます。その他、カリウム1200mg、βカロテン3700μg、ビタミンK180μgなどが豊富です。
スイスチャードは赤や黄、ピンクなど色鮮やかなので、料理に使うときも楽しいですよ。また、スイスチャードの若い葉はベビーリーフにもよく使われています。
10位 よめな(葉、生) 3.7mg(可食部100g中)
よめな。キク科多年草、野菊の総称ってことで。しろいのや赤いのや色々、園芸種になったのや。若葉は野菜として食べるそうだ。野菜=畑の行き帰りに摘んで食べる植物。蔬菜、「蔬」草冠に疏=灌漑の意で栽培のために水を引き水を管理して育てる野菜を蔬菜。 pic.twitter.com/351r5BN8
— おはら野国‐大統領はハナ (@owaranoT) September 28, 2012
よめなは四国や九州南部などに自生しているキク科の多年草。野菊の一種で、日本では山菜として扱われています。道ばたや畑などに生えています。
春に若葉をいただくことができるよめなですが、鉄分を可食部100g中に3.7mg含んでいます。
その他にもよめなの葉には、可食部100g中にカリウム800mg、カルシウム110mg、マグネシウム42mg、βカロテン6700μgなど豊富に含みます。
9位 トマト(ドライトマト) 4.2mg(可食部100g中)
ドライトマトできた!
明日はこれで夜ご飯つくる! pic.twitter.com/iDxmCoGW5V— まりモ (@midori_marimo_) April 14, 2020
第9位はトマトはトマトでも乾燥させたトマトです。ドライトマトはスーパーでも売っているところもあるので、手に入れやすいのではないかと思います。
生でいただくのはもちろん、パスタや炒め物、煮込み料理にも使える旨味たっぷりのドライトマトには、鉄分が可食部100g中になんと4.2mgも含まれています。
その他の栄養価(カリウム3200mg、βカロテン2600μg、葉酸120μg、ビオチン42.7μgなど)も豊富ですが、カロリー(292kcal)も同時に上がっているので注意しましょう。
8位 よもぎ(葉、生) 4.3mg(可食部100g中)
そろそろ春分ですね。色んな春の山菜が出荷されてきてます。こちらは、なんとも春らしい香りの「よもぎ」です。よもぎは全国津々浦々に自生しているので馴染みある山菜の1つですね。#春の天ぷらの種 #よもぎ #wildvegetable pic.twitter.com/wWbDhkNAew
— 青果店 築地御厨 阿部秀馬 (@612_sss) March 17, 2016
15位に茹でた状態のよもぎがランクインしていましたが、こちらは生の状態のものです。ただ、生のよもぎは苦くて単体そのままでは食べられないかも。生のよもぎをパンに混ぜたりしていただくことはできます。
ハーブの女王と呼ばれるくらい栄養価が豊富なので、季節になったらぜひ食べたいものです。
可食部100g中に鉄分4.3mg、カリウム 890mg、カルシウム180mg、βカロテン5300μg、ビタミンK340μg、ビタミンC35mgなどを含みます。
7位 つるにんじん(根、生) 5.9mg(可食部100g中)
つるにんじん(蔓人参)[生薬名:党参] つるにんじんはキキョウ科ツルニンジン属のつる性多年草である。 中国の山西、陜西、四川省などに産するヒカゲノツルニンジン及び 同属の植物で、生薬としてはその根を用いる。 pic.twitter.com/YOUFBzaE7Q
— 加藤薬局 大通南15丁目店 (@kkato1928) December 22, 2014
キキョウ科の蔓性多年草であるつるにんじんがランクイン。根が太く、高麗人参みたいになります。
野菜ソムリエHiroはつるにんじんについて詳しくなかったので調べてみると、韓国ではつるにんじんの根は山菜として有名で、根をキムチ、揚げ物や和え物に利用するそうですよ。日本ではどのくらい浸透しているのか謎です(汗)
鉄分含有量は根の可食部100g中に5.9 mg含んでいます。8位の4.3mgから一気に5.9mgにジャンプアップ。
朝イチでつるにんじんをもらったので、どう料理するか悩み中。 pic.twitter.com/WqYKu9RLa0
— chiho☆Owl (@chihoowl) October 9, 2018
6位 とうがらし(果実、乾) 6.8mg(可食部100g中)
乾燥とうがらしを詰めて癒す pic.twitter.com/Taj4UIqFV1
— かえる@手洗いマスクやってる (@VegetMt) December 30, 2019
惜しくもトップ5を逃したのは、乾燥させたとうがらしです。可食部100g中に6.8mgもの鉄分を含みますが、なかなかとうがらしを100gも一度に食べる機会はないのではないでしょうか?
乾燥させたとうがらしはとても栄養価が豊富なので、ぜひ摂取したい野菜で、例えばカリウム2800mg、βカロテン14000μgなどを含んでいます。中国の四川料理などではたくさんの唐辛子を使うので、まだ食べたことが無い方で辛いものが好きであれば、ぜひ挑戦してみてください。(野菜ソムリエHiroは辛いものが苦手なので撃沈しました)
5位 パセリ(葉、生) 7.5mg(可食部100g中)
ハーブミュージアムにて、モスカールドパセリがモリモリと育っております。地中海沿岸が原産のパセリ。ビタミンやミネラル、鉄分などの含有量は野菜の中でもトップクラス!消化を促して口臭を予防する働きも期待できます!パセリがお皿に乗っていたら残さず食べてくださいね☆ pic.twitter.com/1lnpIEUKZt
— 神戸布引ハーブ園 (@herbguideKOBE) March 25, 2019
栄えある第5位は生のパセリの葉っぱです。日本のスーパーで働いていたときは、業者の人しかパセリを買わないというすごーーく勝手なイメージがあるのですが、カナダではけっこう一般的に売れるイメージです。
野菜ソムリエHiroも毎週つくるサラダに生のパセリを細かくちぎっていれたりしています。
そんなパセリの葉には可食部100g中に7.5mgの鉄分が含まれています。その他にもビタミンCなどが豊富ですが、乾燥させたパセリにはビタミンCの含有量が 100g中820mg含まれていますよ。(ちなみにレモンのビタミンCは100g中に100mg)
4位 ぜんまい(干しぜんまい) 7.7mg(可食部100g中)
山菜として知られるぜんまい。若芽をいただくことができますが、今回は干したものがランクイン。よくナムルや佃煮などに使用されていますよね。
紹介してきた他の山菜同様、豊富な栄養を含んでいます。例えば可食部100g中に、カリウム2200mg、カルシウム150mg、マグネシウム140mg、そして鉄分は7.7mgも含みます。
ぜひ食卓に取り入れてみてください。
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3位 ずいき(干しずいき) 9.0mg(可食部100g中)
里芋の茎を干したのを、ジップロック袋に乾燥剤と同封して干しずいきの完成#ちょいしゃべ #家庭菜園 pic.twitter.com/5DzTzYw4NL
— ロスジェネ・フリーターの脱・競争人生 (@hnhk1) November 30, 2018
第3位は干しずいきです!「ずいき・・・?」と思う方もいるかもしれませんが、ずいきは里芋の葉柄部分を指します。たまに生のずいきがスーパーでも売っているかと思います。
干しずいきは可食部100g中に鉄分を9.0mgも含んでいますよ。また、カリウムはなんと10000mg、カルシウムも1200mgだったりと、びっくりの栄養価です。
ずいきは初夏~夏ぐらいに出回るかと思うのですが、今回ランクインしたのは、干しずいき。オンラインショップなどでも1年中手に入るので、「干しずいき」か「芋がら」で検索してみてください。
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1位 きく(菊のり) / わらび(干しわらび) 11.0mg(可食部100g中)
おはようございます。朝イチで菊のり。特等席でのんびり乾いてちょうだいね。 https://t.co/sIOfG3oeMv pic.twitter.com/EM5xdMSNMR
— もんじろうキッチン (@monjiroskitchen) November 10, 2018
次は第2位といきたかったのですが、1位が2つありました!
ひとつめは食用の菊花を蒸して干した「菊のり」(干し菊ともいう)です。和え物に入れると、彩りを添えてくれます。
なかなか100gを一度に摂取するには難しい野菜ですが、鉄分は可食部100g中になんと11mg含みます。
その他、カリウム 2500mg、カルシウム160mg、マグネシウム140mg、食物繊維総量29.6gなど栄養が豊富です。
乾燥させたものなので、ぜひ手元に常備しておくのもいいかもしれません。
外出たら暑ーーーー!!
こんないい天気の日はわらびを干すに限ります!笑
この時期大量に採れるわらびを長期保存する為に天日で干します!
塩漬けって方法もあるみたいだけど僕は、オカンの炊く干しわらびの煮〆が旨くて好きなんだな〜♪#山菜 #わらび #女将の仕事 pic.twitter.com/qIGPmxZHpG— すっぽんイチ押し宿大平山荘若旦那邊見裕作 (@ohnarusanso) May 15, 2018
ふたつ目は山菜の代表格ともいえるわらび(干しわらび)がランクインです。こちらも鉄分含有量は可食部100g中に11.0mg含みます。
こちらも菊のり同様いつでも食べられる利点があるので、ぜひ台所に常備してみてください。ナムルや山菜そばにも使えますよね。
他の乾燥させた山菜同様、栄養価も豊富です。可食部100g中にカリウム3200mg、カルシウム200mg、マグネシウム330mg、βカロテン1300μg、食物繊維(総量)58.0gなどを含んでいますよ。
最後に:鉄分ランキング21位以降にはもっと一般的な野菜も!ちなみに、ほうれん草は48位でした
ということで、いかがでしたか?
20位~1位までは「普段あんまり見かけない&食べていない」という野菜が多かったかもしれません。
最後に、ランキング20位以降に入っていたもっと一般的な野菜の可食部100g中の鉄分含有量をお届けするので、参考にしてみてください。
野菜ソムリエHiroは個人的に、一度にたくさん食べることができるこまつなを鉄分補給にいつもオススメしています。(野菜ソムリエHiroが暮らすカナダ・バンクーバーでは小松菜は普通のスーパーだと手に入らないのが難点・・・)
24位 えだまめ(生) 2.7g
28位 えだまめ(ゆでor冷凍) 2.5g
30位 サラダな(葉、生) 2.4g
32位 ながさきはくさい(葉、生) 2.3g
36位 グリンピース(ゆで) 2.2g
41位 こまつな(葉、ゆで) 2.1g
48位 ほうれんそう(葉、通年平均、生) 2.0g
以下、1位になった菊のりと干しわらびの商品リンクを一応貼っておきます~。
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