ミニトマト(知識まとめ)
2016/05/09
品名
ミニトマト
cherry tomato
別名「プチトマト」「キスミー」「ミニキャロル」。
植物学上の分類
ナス科トマト属
歴史
1980年(昭和55年)に入り急速に需要が伸びた。元々は飛行機の機内食用につくられていたのだが、食べやすさ、かわいらしさが受けて一般的な消費が伸びた。ミニトマトは普通のトマトの10%ほどのシェアがあるらしい。
品種
ミニトマトは一般的に大玉トマトよりやや糖度が高いのが特徴といわれている。
赤色系が主流。また、黄色、桃色種、洋梨型(ペアートマト系)、プラム形(楕円形である)などがある。
チェリートマト系はミニトマトの中でも最もポピュラーで、甘みと酸味のバランスがよい。
ペアートマト系は細長い形のユニークさから、料理店で付け合せとして使われることが多かったが、
最近ではスーパーなどで手軽に手に入るようになった。
毎年世界中で品種が増えているといわれている。
産地
主な産地は
冬から春が愛知、熊本
夏場には福島、千葉
など。
時期
本来トマトは高温多湿を好まないので、ミニトマトも同じように夏真っ盛りの時期よりも春から初夏、または秋が適当な旬だと言えるはずである。
見分け方
果皮の張りがよく、ヘタがピンとしているもの。
ヘタが黒ずんでいるもの、果皮に張りやツヤがないものは避ける。
栄養
ビタミンCを100g中32mg
カロテンは960μg
普通のトマトに比べて、カロテン、ビタミンC、カリウム、食物繊維などが豊富に含まれている。
料理
お弁当の彩りとして人気。
サラダ、パスタ、黒ごま和え、ピクルス、ワイン煮、ピザのトッピングなどに。
チーズや白ワインと混ぜた衣でフライにすれば、サクサク感とジューシーさが味わえる。
さっとソテーにしたり、トマトソースにしたり、煮込みに使ったりしてもおいしい。
保存
基本的に熟したものが出荷されているので、冷蔵庫または冷暗所で保存するべきだと思われる。
ポイント
・サラダ、お弁当のアクセントにぴったり
その他情報
・完熟で出荷されるため、輸送時に果皮が割れることがある。
Hiroのメモ書き
驚いたのが、ミニトマトが一般的に消費されるようになったのは、昭和55年以降だということ。
ぜんぜん最近ですよね。
また、全体的に大玉トマトより栄養価が高いことも驚きでした。その食べやすさやももちろんですが、個人的に嬉しいのは大玉トマトとは違って熟してから出荷されているので、スーパーで買ったものでも栄養価がしっかりあるはずであるということ!
もっと積極的に食べたい野菜のひとつだと思いました。