マーコットの知識まとめ!ダブルマーコットについても解説!
2016/08/03
歴史
20世紀初頭フロリダで栽培され、日本には1965年以降に導入された。
1922年(大正11年)にフロリダの苗木商のマーコット・スミスに由来。
品種
タンゼリン(温州みかんのこと)とスイートオレンジの雑種であるタンゴールの一種といわれる。
伊予柑もタンゴールの一種である。
※ダブルマーコットという品種は、限りなく種をなくした品種だそう。
産地
春から夏にかけては米産、秋にはオーストラリア産が出回る。
長崎、愛媛、佐賀
日本では優れた特性を露地栽培では発揮できないため、加温施設栽培が大半。
時期
1-4月に出回る。
見分け方
ほかの柑橘と同様と思われる。
形が良く、表面が乾いていないもの、傷のないもの。ヘタが青々しているもの。
栄養
他の柑橘と同等と思われる。
料理
?
保存
ほかの柑橘と同様と思われる。
風通しのよい冷暗所に置いておく。冷蔵庫に入れる場合は、ナイロン袋に入れて。
ポイント
・果汁が豊富。強い甘みのためか酸味をあまり感じさせない。
・糖度は14-15%で、酸味もあり濃厚な味わい。
その他情報
・ハウス栽培が適している。
・じょうのうは11-12
・樹上で越冬すると浮皮にはならないが酢上がりする。
・果皮が薄く、少し剥きにくい
特別参考資料
Hiroのメモ書き
先日入荷したので、試食してみてびっくりしました。
すごい濃厚な味わい。ジューシー。
入荷したもののパッケージには、ダブルマーコットと書いており、これは種をなくした品種だそう。通常のマーコットは種が結構入っていますからね。食べやすい。
みかんとオレンジを掛け合わせた品種なので、味わいもみかん風オレンジ、といった感じでしょうか。
今の時期のみかんって品質が悪いので、マーコットを代わりにお勧めしてもよいかと思いました。
なにより美味しかった!感動!