グラニースミス / Granny smith apple
2016/03/27
品名
グラニースミス / Granny smith apple
この名前はオーストラリアではじめてこのりんごを育てた農家の名前が由来。
原産
オーストラリア、ニューサウスウェルズ州パラマタ河のエースウッド・リデェで、スミス夫人によって偶然実生から育成された品種。
そのリデェの郊外で、スミス夫人はいくつかの腐ったタスマニア産のフランスクラブアップルを彼女の苗木場の近くにある小川の土手に投げ、そこが現在グラニースミス記念公園と呼ばれているそう。
生食と調理に使えるとして地元で当時よく知られていた。
親品種
?
収穫時期
10月下旬
保存期間
6ヶ月
4月まで品質を保つことができる。
食べ時
1月以降
主な用途
生食 / 調理
切り口が変色しにくいのでサラダに適する。
その他の情報
歯ごたえがあり、酸味が強い。
熟すのが遅い。暖かい気候が必要とされる。
グラニースミスは、ビートルズのアップル・レコードのシンボルマークに採用されたことで世界中で知られている。
Hiroのメモ書き
ちなみにスミス夫人は1839年にUKからシドニーに彼女の家族と一緒に新しく人生をスタートさせるためやってきたそうです。記念公園、一度行ってみたいですね。
調理向きのりんごとして名高いですが、生でもけっこう食べる方がいらっしゃいますよね。
歯ごたえがよくて、酸味が強いものがお好きな人はコレ。
このりんごを使ってアップルパイを作ると、酸味がばっちり効いてほんとに美味しいものができます。
品質を保っていられるのは4月までと資料にはありましたが、一年中出回っているので、日本にもこういうりんごが一つでも一年中出回っていればなぁなんて思います。
※UBC植物園の「The Apples of the Apple Festival variety descriptions」を参考にさせていただいています。収穫時期もカナダに沿ったものだと思います。