あなたは、どんなリンゴが好きですか?
カナダ・バンクーバーで大人気のりんご「アンブロシア(Ambrosia)」について、たっぷりまとめてみました。
この記事の目次
アンブロシアりんごの情報まとめ
品名
アンブロシア/ Ambrosia apple
「アンブロシア」は、ギリシャ神話で「food of the gods」という意味がある。
原産
1980年代のはじめごろにカナダ・ブリティッシュコロンビア州のCawstonにあるSally and Wilfid Mennellさんの果樹園にあったジョナゴールドの列の中で苗木が見つかったとされる。
Wilfidさんが名付け親。
果樹園オーナーのWilfidさんと妻のSallyさんは、アンブロシアの苗を育てはじめ、他の栽培者にも勧め、少しずつ広まっていった。
今では、アンブロシアは北米、ヨーロッパ、チリ、ニュージーランドで栽培され、世界中のマーケットで購入することができる人気の品種となっている。
収穫時期
9月下旬
オカナガン(バンクーバー東に広がる果物の産地)で9月下旬に収穫される
保存期間
4ヶ月間通常の冷蔵貯蔵庫で保管される。
食べ時
収穫後すぐが一番美味しいと言われています。
主な用途
生食 / サラダ
切っても茶色に変色しずらいのでサラダに適している。
その他の情報
切り目の色が変わる(酸化)のが遅い。
中ぐらいのサイズのものが多く、歯ごたえがよく、ジューシー。みつのような甘味。
湿った沿岸地域ではうまく育たない。
クリーム色の背景にとても明るいピンクを塗ったような果皮で美しい。
フードコンサルタントやシェフたちが、アンブロシアの歯ごたえ、ジューシーさに 9/10という評価をつけた。
アンブロシアのリンゴは、ハニーサクルを連想させるかすかな香りを放つ。
レシピ:食物繊維たっぷり!クランチー・コールスロー
3カップ グリーンキャベツ(小さいものであれば 1/2程度) – 細かく刻む
3カップ レッドキャベツ(小さいものであれば 1/2程度) – 細かく刻む
2玉 アンブロシアりんご 粗く刻む
1カップ 人参 刻んだ
1/2カップ フレッシュパセリ 細かく刻んだ
2束分の青ねぎ 刻んだ
(ドレッシング)
1/2カップ 低脂肪のマヨネーズ
小さじ2 ハチミツ
1/4カップ アップルジュース
小さじ1 米酢
小さじ1 ポピーシード
(作り方)
大きなボウルにすべての材料を入れて、ドレッシングも加えて混ぜるだけ。
※その他のレシピはアンブロシアりんご公式サイトで確認できます。
Hiroのメモ書き:BC州生まれのりんご!
2014年10月8日時点で、ぼくの働いている八百屋では新鮮なアンブロシアりんごがたくさん売られています。
他のりんごに比べてフレッシュでイキイキとした味が在りまして、酸味が少なくハチミツのような風味があります。
ジューシーで歯ごたえが良く、果肉はクリーミーな色合い!
個人的にカナダではおそらく一番人気のあるりんごのひとつだと思っています。
カナダのブリティッシュコロンビア州で見つかった種が起源とされているためか、やっぱりここバンクーバーですごく愛されています。地産地消でいいですよね。
自然の甘みがあるので、お菓子作りなんかに使うときは、レシピにある砂糖の量を減らすこともできますよ。
アンブロシアりんごの資料 / 写真
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many photos from Ambrosiaapples.com
※UBC植物園の「The Apples of the Apple Festival variety descriptions」を参考にさせていただいています。収穫時期もカナダに沿ったものだと思います。