野菜ソムリエ Hiro のベジフルポケット

バンクーバー近郊でブルーベリー狩り!選果の様子も見学してきた話

   

バンクーバーの夏といえば、個人的に欠かせないのがブルーベリー狩りです。(英語だと果物狩りは U-pick と呼ばれています)

2022年はけっこう寒い春となったので、ベリー系が育つのが少し遅れていたのですが、7月8月には猛暑になるときもあり、ブルーベリーもうまく育ったようです。

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そして先日8月6日、バンクーバーから車ですぐのところにあるリッチモンド市にあるブルーベリー農園 Birak Berry Farms へ友人家族といっしょに行ってきました!

今回は Birak Berry Farms でのブルーベリー狩りの様子、そして選果機を使った選果作業を見せてもらったので、併せて紹介したいと思います。

【大粒ばかりでここは天国か】Birak Berry Farmsでブルーベリー狩りをしたときの話

以前もこちらのブルーベリー狩りの記事で紹介したのですが、Birak Berry Farmsはそこまで都市部から離れていないのが魅力です。

ブルーベリー農園の多くはバンクーバーから少し離れた場所にあるので、車が無いと行きづらいのですが、Birak Berry Farmsは例外です。

現地にお住まいの方なら分かると思うのですが、リッチモンド市のIKEAの近くに農園があるため、なんならバンクーバーからバスと徒歩でも行けます。

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野菜ソムリエHiroたちは朝の10時頃に訪れたのですが、駐車場には車が数台しか停まっていませんでした。前に訪れたときもそんな感じだったので、観光農園がメインではなく、ブルーベリーの出荷がメインの農園のようです。

ブルーベリー狩りに来る人間にとってはライバル(?)が少なくて好都合!早速入口のフルーツスタンドでバケツ(1つ2ドル)を購入して、農園の人に「U-pickは1ポンドいくらなの?」と聞くと、「1ポンド3ドルだよ~」との答えが返ってきました。

日本にお住まいの方はあまり知らないかもしれないのですが、バンクーバーのブルーベリー狩りの多くは量り売りです。制限時間内にその場で食べるのではなく、収穫したものを購入して家に持ち帰るスタイルが一般的なんですね~♪

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その後ブルーベリー狩りができる場所に歩いて移動したのですが、さすがカナダのブルーベリー農園といった感じで、見渡す限りのブルーベリー畑が広がっていました。圧巻です。

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途中に「ここがU-pickができるエリアだよ~」という看板がいくつかあったのですが、もう広すぎてどこがU-pickエリアなのかよく分かりませんでした(汗)

ただ、ブルーベリーを摘んでいるスタッフのような方が「あそこのエリアはたくさん実ってるから行ってみて」と教えてくれたので、その方向へ行ってみると・・・

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ブルーベリーがもりもり実ってましたー---!!!

しかも大粒のものがかなり多くて、まるで手つかずの楽園を訪れたかのような気分になりました。

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収獲前にまず30分ほど(長い)写真撮影に勤しんだ野菜ソムリエHiroですが、その後はブルーベリー狩りを120%楽しみました。

本当に大粒のものが多くて、選び甲斐がありましたよ~。

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ブルーベリー狩りのいいところは、指で少し引っ張るだけで簡単にブルーベリーが収獲できるところです。

また、木が背丈まであるので、腰を折る必要もあまりありません。野菜ソムリエは身長180センチなのですが、イチゴ狩りは逆にちょっと腰が痛くなってしまいます(汗)

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そんなこんなで、じっくり大粒を探したためか約1時間半かけて、バケツがいっぱいになりました!(写真撮影のために緑の葉っぱが欲しくて、地面に落ちているものを頑張って探しました。。。)

ブルーベリーたっぷりのバケツと一緒に記念写真も撮ってもらいました~(照)

上のツイートにも書いたのですが、今回は約2.7kg収獲で18カナダドル(約1870円)くらいになりました!

ん~、大粒だらけでこの価格は安い・・・。ありがとう、Birak Berry Farms。

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ブルーベリー狩りの後に選果作業を見学

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ブルーベリーを収穫した後、農園入口でバケツを量ってもらったのですが、周りを見てみるとなんと農園の方が作業場でブルーベリーの選果を機械を使って行っていました。

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ブルーベリーの選果作業を今まで見たことが無かったので、興味津々の野菜ソムリエHiro。農園の方に「すいません、近くで見てもいいですか?」と尋ねると「いいよ~」と気軽に言ってもらえました。(ありがとうございます!)

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じっくり間近で見てみると、まず選果機の先端にあるところにブルーベリーをがばっと入れて、そこからコンベアに乗ってブルーベリーが運ばれていました。

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そして途中で青いドラム缶部分(写真右)に葉っぱや小さな枝などブルーベリーでは無いものが主に取り除かれていました。

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また、次のセクションでは十分に食べられそうな黒いブルーベリーも取り除かれているのを発見。(写真上)

気になって農園の方に話を聞いてみると、「ここに入っているのは未熟なもの、柔らかいもの、小さいものなんかが該当するんだよ」とのことでした。

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その後ブルーベリーは一直線のコンベアに乗せられて、最終的に箱の中に落ちて(昔ゲームでやっていたピンボールみたいに思えました)、出荷用に運ばれるといった流れでした!

箱をずらす作業は人の手で行われていたのですが、その他は機械がやってくれるというのは、やっぱり便利で早いですよね!

一連の流れをビデオでもまとめたので、ぜひ現場の雰囲気といっしょに確認してみてください。

 

まとめ:バンクーバーはブルーベリーの季節真っただ中

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ということで、いかがでしたか?

個人的にブルーベリー狩りをしないと夏を終われないような心持ちなので、やっとブルーベリーをすることができて嬉しかったです。また、前回農園を訪れたときは見ることができなかった選果の様子も確認できて、勉強になりました!

バンクーバーにお住まいの方は、機会があればぜひ Birak Berry Farms を訪れてみてください。

また、日本にお住まいの方もブルーベリー狩りをしている農園が近くにあれば、ぜひ行ってみてください。旬のブルーベリーをたくさん食べましょう!

Birak Berry Farms
住所:イチゴ狩りとブルーベリー狩りで場所が異なります。今回訪れた際は、以下の住所でリッチモンド市のIKEAの近くでした。
3600 No 6 Rd Richmond, BC V6V 1P5
【Instagram】

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