以前SNSにも投稿したのですが、以前バンクーバーのファーマーズマーケットで「アロニア(英名：AroniaまたはChokeberries)」という果物を発見。
そのときは、「ん？ぶどう？まぁ今度買えばいいか～」的な感じでスルーしてしまったのですが、その後気になって調べてみると、レアフルーツであることが発覚して、大後悔してしまったんです。
翌週同じファーマーズマーケットを訪問したものの、そのファームが出店しておらず、ファームの名前も分からず撃沈・・・泣
カナダのファーマーズマーケットでアロニア(Chokeberries)を初めて発見したのですが、皆さんは知ってたりしますか…？個人的に名前すら知らなかった果物です。 pic.twitter.com/Af7eiappg7
— 野菜ソムリエHiro🇨🇦 (@hiro_vegetable) August 16, 2021
そんな中2021年8月28日、バンクーバーからフェリーで1時間半ほどで行けるバンクーバー島のビクトリアという観光に人気の街へ小旅行してきました！
そして、何とアロニア専門のお店と出会ってしまったんです・・・！これは運命のめぐり合わせ・・・！？神様、ありがとう・・・。
この記事の目次
最初に：ビクトリアで人気のモスストリートマーケット(Moss Street Market)について
バンクーバー島にはまだ見ぬ野菜果物がいっぱいということで、今回は現地で毎週土曜に年中開催されているモスストリートマーケット(Moss Street Market)を訪問してきました。
モスストリートマーケットは2021年で30シーズン目を迎える歴史あるマーケットで、Sir James Douglas学校の校庭内とその周りにベンダーがずらりと並びます。
野菜ソムリエHiroが訪れた際も地元で採れた野菜果物はもちろんのこと、ベーカリーやアート作品、雑貨など幅広いジャンルのものが販売されていました。また、ミュージシャンの方が演奏していて、終始和やかな時間が流れていましたよ。
以下、写真で会場の様子をご覧ください。
校庭内はクラフト系のブースが多かった印象！当たり前ですが、バンクーバーのファーマーズマーケットでは見たことが無いお店がたくさんありました。
校庭の外には、校庭を取り囲むように野菜果物のブースが並んでいました。
色んなかぼちゃが並んでいました。
トマトが旬を迎えているので、どのお店も色んなトマトを販売していました。
エアルームトマトネタが続いておりますが、旬なので許してください。ファーマーズマーケットで選ぶ楽しさMaxでした。 pic.twitter.com/hIcqSYUuLc
— 野菜ソムリエHiro🇨🇦 (@hiro_vegetable) September 1, 2021
エアルームトマトはいつ見ても楽しい！
奥に見えるのは、野菜ソムリエHiroお気に入りのグリーンゲイジプラムです。相変わらず果皮の色合いが素敵すぎて見惚れてしまいました。
そして、りんごの早生種や洋梨も出ていましたよ。そして・・・
アロニアを専門に販売する Aronia Berry BC を発見して大興奮した話
なんと Aronia Berry BC というアロニアを専門に販売するお店が Moss Street Market に出ていました！
このAronia Berry BC、バンクーバー島とカナダの西海岸をメインターゲットに、アロニアの加工品を販売しているんですね～。
野菜ソムリエHiroはアロニアを専門に販売しているところがこのカナダBC州にあることを全く知らなかったので、とても驚き！
残念ながら生のアロニアはこの日は出ていなかったのですが、アロニアに関する情報が展示されていて、実際にアロニアの加工食品が販売されていました！素晴らしい・・・！
下でツイートしている写真はアメリカ合衆国農務省(United States Department of Agriculture)による抗酸化能力の尺度「ORAC」を使用した果物の抗酸化レベルのグラフなんですが・・・
アロニアの抗酸化能力レベル段違いでわろた。資料は Aronia Berry BCからいただいたものです。https://t.co/FGlDr4NJpb pic.twitter.com/Ut5Kcm5MlO
— 野菜ソムリエHiro🇨🇦 (@hiro_vegetable) September 4, 2021
| 果物 | 抗酸化能力の数値 |
|---|---|
| アロニア | 16062 |
| ラズベリー | 5065 |
| ブルーベリー | 4669 |
| いちご | 4302 |
| チェリー | 3747 |
| ゴジベリー | 3290 |
アロニアの抗酸化能力値、高すぎです。ゴジベリーの約5倍！
ちなみに抗酸化作用は老化防止に関係があるとよくいわれていますよね。つまり、アロニアを摂取することで若さを保つことができる・・・かも？！
Aronia Berry BCによると、アロニアはアメリカ中西部原産の果物で、抗酸化レベルは、北米で栽培されているベリーの中で最も高いものの一つに数えられるとのことです( ◠‿◠ )
また、色んな研究では、癌との闘いや炎症の軽減、糖尿病患者の血糖値の低下に役立つという結果も出ているようです。（100％効果があるとは言えないレベルです）
生の果実は無かったものの、アロニアのドライフルーツを試食させてもらうことができました。（お店のおばあちゃんがとても優しくしてくれました）
ドライブルーベリーのようなかなり小さい粒で、初めて食べたアロニア・ドライフルーツの味は、「うわ、生のアロニアは渋くて食べられないと聞いていたけど、ドライフルーツになったら少し渋さはあるけど、十分食べられるのか・・・！」でした！
お店の方によると、乾燥させたり凍らせることで酸味が抜けて、シリアルやヨーグルトなんかに入れて食べるのがオススメとのことでした。
そして、その他にもアロニアのジュースや、
アロニアとリンゴを混ぜたジャム。実際いただいてみると、甘くて良い香り～！
さらに、サトウキビを使ったアロニアゼリーもいただきました！！このアロニアゼリーが個人的に特に気に入ったので、購入させていただきました～！
今年はもう間に合わなそうですが、来年の収穫時期を狙って次回は生のアロニアを手に入れたいと思いました！
最後に：モスストリートマーケットのオンラインショッピングでも、冷凍アロニアなどが購入可能 / 日本でも栽培されています
ということで、ビクトリアへの小旅行でまさかアロニアに出会えるとは思っていなかったので、とても有意義な時間を過ごすことができました！
最後になりますが、Moss Street Market ではオンラインショッピングサイトもあって、そこで Aronia Berry BC の加工商品や冷凍のアロニアも購入できるので、カナダBC州にお住まいの方でアロニアに興味がある方はぜひ一度利用してみてください。
岩手県盛岡市で「盛岡ベリー」という名前で売り出し中です！
— mika386 (@mika3861) August 16, 2021
新潟の生産者さんから、ソフトドライのアロニアを買った事有ります。ちょっと渋みがあるかな？生は食べた事ないのでわからないですが。アプリのポケットマルシェ？で買えますよ。
冷凍もある様です。— どるひん (@doruhin1972) August 16, 2021
また、Twitterでアロニアについて投稿したところ、北海道や岩手、新潟でもアロニアを栽培している方がいることを皆さんが教えてくださいました！（本当にありがとうございます！）
日本在住の方も、アロニアが気になる方はぜひオンラインで探してみてください！
開催：毎週土曜（時期によって開催時間は異なります）
場所：1330 Fairfield Rd, Victoria, BC V8S 5J1
入場無料
【公式サイト】【オンラインショッピングはこちら】
Aronia Berry BC
【公式サイト】
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