カナダBC州の珍しい果物ばかり扱う種苗場 Exotic Fruit Nusery で見たいフルーツ10種
このブログを見てくださっている皆さんは、珍しい野菜や果物を発見するとテンションが爆上げ♪する方が多いのではないでしょうか？
野菜ソムリエHiroが暮らすカナダBC州のバンクーバーでは、様々な国からの移民の方が暮らしているためか、日本ではなかなか手に入らないような野菜果物が手に入ります。
(写真はバンクーバーで人気のグランビルアイランドのパブリックマーケット)
そんなある日、野菜ソムリエHiroはいつものように「何か珍しい野菜果物ないかな〜？」とネットパトロールしていたのですが、
ちょっと奥さん！！！(or 旦那さん)
スっっっゲェのを見つけてしまいましたよｯ！！( ﾟдﾟ)ｺﾞｲｽｰ!
何がすごいって、珍しい果物ばかりを取り扱う夢の種苗場をカナダBC州に発見したんです！
引用: Exotic Fruit Nursery(Facebook)
ということで今回は、野菜ソムリエHiroが今最も気になっている種苗場 Exotic Fruit Nursery についてご紹介します。
記事を読んだ後は、きっとExotic Fruit Nurseryに行きたくなりますよ～！！
もう今すぐにでも行きたすぎーー！！！うぉおおおおおおーー！！！！！(心の叫び)
この記事の目次
カナダBC州サンシャインコーストにあるExotic Fruit Nurseryとは？
Exotic Fruit NurseryはカナダBC州、バンクーバーの北西にあるサンシャインコーストのRoberts Creekにあります。(2546 Miles Road Roberts Creek, British Columbia)
3エーカーの日当たりの良い土地では、たくさんのオーガニックフルーツが栽培されています。
引用: Exotic Fruit Nursery(Facebook)
ちなみに、サンシャインコーストは美しい景色が楽しめ、毎年夏になるとたくさんの人が訪れる人気のエリア！
バンクーバーの街からはフェリーで行くことができるので、アクセスも悪くありません。
そして、Exotic Fruit Nursery のある Roberts Creek までは、公共機関を使って行くことが可能(と、ウェブサイトに書いてある)。
つまり、日本からバンクーバーに旅行に来て、サンシャインコーストにある種苗場を訪ねるのも全然アリということですね！最★高★皆さん、バンクーバーで待ってます！
引用: Exotic Fruit Nursery(Facebook)
ではなぜ野菜ソムリエHiroがここまで Exotic Fruit Nursery に惹かれているかというと、記事冒頭でもお伝えしましたが、珍しすぎる果物ばかり扱っている点に尽きます。
種苗場のウェブサイトを見るともうヤバすぎるくらい豪華なラインナップなので、 Exotic Fruit Nursery のFacebook からいくつかピックアップしてみました。
ドラクエのはぐれメタルに出逢った時ぐらいのドキドキ感ですよ…！（知らない人すいません）
2. Exotic Fruit Nurseryで一度は見てみたい果物10種
Exotic Fruit Nursery では日本人にお馴染みの富有柿やイチジク、ザクロなんかも育てているのですが、普段はどんな風に栽培されているのかよく分からない果物も発見することができます！
ここで、 Exotic Fruit Nursery で出会うことができるレア果物を10種類ピックアップしてみました。
どんな風に栽培されているのか実際に見てみたいぞ～！！
1. マルベリー(mulberry)
引用: Exotic Fruit Nursery(Facebook)
まず最初はブラックベリーが細長くなったようにも見えるマルベリー。
マルベリーと聞くとお洒落な感じがしちゃいますが、和名は「桑(くわ)の実」です。そう、蚕(かいこ)の餌として重要な植物ですね～( ◠‿◠ )
実がなった頃は白いのですが、熟すにしたがって、赤⇒黒色になっていきます。
野菜ソムリエHiroが暮らすバンクーバーでは、乾燥マルベリーはお洒落スーパーに行くと手に入るのですが、まだ生のマルベリーを見たことがないんですよね～。
乾燥マルベリーがすごく甘くて好みだったので、一度でいいから生のマルベリーを味わってみたいです。
2. ブルーソーセージフルーツ(Blue Sausage Tree)
引用: Exotic Fruit Nursery(Facebook)
死人の指なんて呼ばれるブルーソーセージフルーツ。（怖ぇぇぇえ）
この超絶レア果物が Exotic Fruit Nusery で手に入るんです！！やばいよやばいよ。
ブルーソーセージフルーツはあけびの仲間なんですよね～( ◠‿◠ )たしかに見た目の色合いが似ています。Exotic Fruit Nusery によると、スイカのような味がするらしいです。
んー、一度でいいからお目にかかってみたい（ ＾ω＾）・・・
3.カラタチ(ヒリュウ)(Trifoliate orange / Flying Dragon)
引用: Exotic Fruit Nursery(Facebook)
カラタチはミカン科の果物で、原産地は長江上流域になります。野菜ソムリエHiroは日本では見かけたことがないのですが、日本でも栽培されているはずです！
熟したカラタチの黄色い果皮はユズに似ています。Exotic Fruit Nuseryで販売されているのは、ヒリュウ（Flying Dragon）というカラタチの品種！強い酸味と苦みのため食用にはならないようですが、果実酒に利用できます。
4.ポポー(Pawpaw)
引用: Exotic Fruit Nursery(Facebook)
なんと、以前 BC州 Maple Ridge の Formosa Nursery で見つけた幻の果物ポポーが Exotic Fruit Nusery にもありました～！
アケビガキとも呼ばれるポポー。バナナに似たようなトロピカルかつねっとりした味わいが楽しめるのですが、原産は北米なんですよね～。
果実の付き方も扇風機のハネ？みたいな感じで面白いんですよ～。もう一度生ポポーを拝みたい＆味わいたいと思っています。
5. ナツメ(Jujube / Chinese Dates)
引用: Exotic Fruit Nursery(Facebook)
夏に芽がでるから「ナツメ」！英語では Jujube といいます。
個人的に日本ではお店に並んでいるのを見たことは一度もなかったのですが、知っている人も多いのではないでしょうか？
「食べごろがいまいち分からない。緑の果皮が茶色くなっているのはOK？」と思う方もいるかと思うのですが、熟すと赤黒くなって乾燥してしわができてきます。なので、茶色のナツメを丸ごと食べてもOKです！
干したなつめはバンクーバーのチャイナタウンに数多くある乾物屋さんに必ず置いている気がします。それぐらい中国の人にとっては縁の深い食物＆生薬なんでしょうねぇ( ◠‿◠ )
※品種によってもっと大きいナツメもあります！
6. チリアングァバ(Chilean Guavas)
引用: Exotic Fruit Nursery(Facebook)
その名の通りチリで生まれたといわれるチリアングァバ。日本ではほとんど見かけない果物ではないでしょうか？（野菜ソムリエHiroは今まで知りもしませんでした・・・）
Exotic Fruit Nuseryによると、チリアングァバはビクトリア女王に愛された果物とのこと・・・(´⊙ω⊙`)！ｽｺﾞｲ
また、Wikipedia先生によると、チリとアルゼンチン南部で見かける果物で、ニュージーランドでは「ニュージーランドクランベリー（New Zealand Cranberry）」「アグニーベリー（Ugniberry）」なんて呼ばれているそうです。(野菜ソムリエHiroはニュージーランドで1年暮らしていましたが、見たことがありません・・・)
さらに、オーストラリアでは「Tazziberry」という名前で商標登録までされているというから驚きです。
とにかく一度見て、食べてみないと分からないチリアングァバ。口にする日が楽しみすぎます・・・！
7.フィンガーライム(Australian Fingerlime)
引用: Exotic Fruit Nursery(Facebook)
Exotic Fruit Nuseryでは、このブログでもかなりガッツリまとめたフィンガーライムまで栽培されているそうです・・・。スゴ過ぎる・・・。
以前フィンガーライムを手に入れたときは輸入ものだったのですが、なんとカナダBC州産のものが手に入るとか幸せすぎますね。原産地のオーストラリアに行かないと栽培されているところは拝めないと思っていたので、最高です♪
果肉のプチプチ感が存分に分かる動画はこちら。
8.イチゴノキ(Strawberry trees)
引用: Exotic Fruit Nursery(Facebook)
見た目がイチゴ？爆弾？みたいで面白い果物「イチゴノキ」はツツジ科イチゴノキ属の果物。直径1-2cm程度の赤い果実ができます。(緑⇒黄色⇒オレンジ⇒赤と熟していく。)
イチゴノキ、日本では（多分）ほとんど知られていないように思うのですが、園芸好きの方はもしかしたら見かけたことがあるかもしれません。
野菜ソムリエHiroはイチゴノキを食べたことはないのですが、果実はほとんど味がしないと聞いています(苦笑)でも、一度は食べて味を確かめてみたいと思っています。
9.あけび(Akebia)
引用: Exotic Fruit Nursery(Facebook)
ななななななんと！
Exotic Fruit Nusery、あけびを取り扱っています。(英名はなぜか Akebia)
あけびは日本を含む東アジア原産といわれていて、昔から山で遊ぶことが多かった方は、けっこうちらほら見かけていたのではなのではないでしょうか？今は野生のアケビは貴重かもしれません。
果皮の色のなんとも言えない美しさと、ほのかな甘さがたまりませんよね～(´▽｀)いやー、カナダであけびが手に入るのかと思うと胸アツです。
10.柚子(Yuzu)
引用: Exotic Fruit Nursery(Facebook)
さらにあけびを超える胸アツ具合だったのが、なんと柚子を育ててくださっているところ！！
バンクーバーでは柚子は通常販売されていないので、思わず敬語になるほど嬉しい発見でした。(可能であれば自分で育てたい！）
最後に：Exotic Fruit Nuseryは種苗を売るだけの場所じゃない件
引用: Exotic Fruit Nursery(Facebook)
ということで、野菜ソムリエHiroは実際に会ってみたい果物ばかりだったのですが、皆さんはどうですか？！強いて言えば、ブルーソーセージフルーツを一番見てみたい！
そして、他にもキウイベリーやオリーブ、チェリー、そしてセイヨウカリン(medlar)も扱っているんですよね！楽しみすぎる～！
引用: Exotic Fruit Nursery(Facebook)
最後になりますが、Exotic Fruit Nuseryでは度々ワークショップやファームツアーが行われていたりしています。
さらに、コテージも用意されているので、園内に宿泊することも可能です。(泊まって気が済むまで果物たちを眺めていたい！)
2019年中にExotic Fruit Nuseryを一度訪れてみたいと思っているので、また報告しますね～！
