野菜ソムリエ Hiro のベジフルポケット

品質に差はある?普通サイズのアボカドとジャンボアボカド(Premium Grade)の違い

森のバターとして知られる栄養満点の果物と言えば「アボカド」ですよね!

野菜ソムリエHiroは毎週末にアボカドを使用した大量のサラダをつくるので、アボカドは毎日のように食べている気がします(汗)

(バンクーバーのスーパーにて。アボカド1玉 $ 2.49 は少し高めだと個人的に思います)

また、ここカナダでは日本と消費量が違うようで、どこの青果店でも上の写真もようにたっぷりアボカドが並べられているのが普通です。

野菜ソムリエHiroが過去に働いていたバンクーバーの八百屋でも、アボカドは絶対大量陳列!たしかによく売れていたのですが、熟しすぎたらもう絶対売れないので、よくやわらかいアボカドを捨てていた悲しい記憶があります(泣)

そんなアボカド好きの人が多いカナダで先日見つけたのがこちら↓

「ん?普通のアボカドじゃん」と思った方、いいえ、違うんです。
ジャンボアボカドなんです。しかもプレミアムグレード(笑)

そして、先日ジャンボアボカドを実際に食べてみたら「こりゃやばい!ジャンボアボカドを知らない人に伝えたい!」っていう気持ちになったんです。

ということで今回は、普通サイズのアボカドとジャンボアボカド(Premium Grade)の違いをまとめてみました。

 

普通サイズの1.5倍?!ジャンボアボカド(Premium Grade)との出会い編

(写真左:普通サイズのアボカド / 写真右:ジャンボアボカド)

まず最初に、皆さんジャンボアボカドがお店に並んでいるところを見たことがありますか?
けっこう見た目にびっくりするんですよ。下の写真が実際にアボカドを購入した八百屋なのですが、隣のアップルマンゴーと同じくらいの大きさだったんです。

なので、初めてジャンボアボカドを見た瞬間は「え?!アボカド?!デカッ?!」ってなりました。

今回販売されていたジャンボアボカドはメキシコ産のハス種でした。(ちなみにメキシコはアボカドの生産量世界第1位)

通常売られている普通サイズのアボカドもハス種なので、そんなに違和感はありません。ただ、ジャンボサイズは普通サイズの1.5倍くらいありました。

また、値段はもちろんお店によって違っているですが、個人的な意見だとカナダの平均的なアボカドの価格は $ 2 前後くらいだと思うので、ジャンボアボカドの $2.99 というプライスは全然高くないのではないかと感じました。

ちなみに、カナダで既に5年暮らしている野菜ソムリエHiro。
アボカドは1年中出回っていますが、ジャンボアボカドはなぜかたまーーーに見かける程度なんですよね。需要が少ないのかもしれません。

POPにはPremium Gradeと書かれていたジャンボアボカド。(Premium Grade なんて言葉だけだろうと思いつつ、)期待しながら早速試食してみました。

(デリシャスでクリーミーでヘルシーと書いてあります)

 

普通のアボカドとジャンボアボカド(Premium Grade)の違い:試食編

今回の記事のテーマ「普通のアボカドとジャンボアボカド(Premium Grade)の違い」は、食べてみないことには始まりませんよね!

ということで早速熟したであろうアボカドを切ってみました。
(熟したアボカドの見分け方は記事最後で紹介します。)

申し分ない美しさ。傷みもありませんでした。そしてそのままスプーンですくって食べてみたのですが、

「なんか少し甘い・・・?!」

そして、

「すごいクリーミー・・・?!そんな馬鹿な・・・?!」

と、驚いてしまったのでした。

普段食べている普通サイズのアボカドでは感じることがなかった自然な甘みとクリーミーさはまさにプレミアムグレードといった感じで、感動ものでした。

そのままの味を堪能した後は小さく切っていつもつくるごちゃ混ぜサラダ入れたのですが、いつになくクリーミーな味わいのサラダになりました。なんかアボカドなのにチーズ、みたいな。

あまりにクリーミーになったので、森のバターというよりは森のチーズっぽかったですね。

あとはやっぱりジャンボサイズな分、可食部分が多いのも嬉しいポイント!もう大満足でした。普通のアボカドとジャンボアボカドが並んで販売されていたら、今後は絶対ジャンボアボカドを買いたいと思ってるくらいなんです(汗)

 

甘みとクリーミーさは、単にPremium Gradeだからでは?:ネットで調べてみた編

ということで、個人的にジャンボアボカドをかなり推したいのですが、「この甘みとクリーミーさは大きさのせいではなくプレミアムグレードのせいなのかも?」と思い、ネットでも同じような意見がないか探してみました。

正直なところ日本語でも英語でもほとんど参考になる情報がなかったのですが、唯一以下のCaliforniaAvocadosによる動画で「小さいアボカドと大きいアボカドの違い」が解説されていたので、シェアします。

結論からいうと、上の動画ではアボカドはサイズで品質が変わることはないというものでした。

なので、普通サイズのアボカドを買っても大きいサイズのアボカドを買っても味は基本同じであるみたいです。

そして、言い換えれば、ジャンボアボカドのPremium Grade がもうほんとに「プレミアム」な「グレード」だったということ・・・!!(語彙力)

一体どのような品質がプレミアムグレードに値するのか、非常に知りたくなりました。

皆さん、覚えましたか?今度アボカドを購入する際は、「ジャンボアボカド」「プレミアムグレード」を探してください(笑)

 

最後に:ジャンボアボカドが日本でも手に入るか調べてみた

今回のまとめです。簡単ですね、以下になります。

■ ジャンボでも小さいアボカドでも品質は基本変わらない(はず)
■ でも、野菜ソムリエHiroが食べたジャンボアボカドのプレミアムグレードは、甘みとクリーミーさが段違いだったから激推ししたい
■ あと、ジャンボアボカドは可食部が多くて単純に嬉しいのもポイント
■ 日本でもしジャンボアボカドかつプレミアムグレード的なものがあれば、ぜひ一度体験して欲しい

また、色々Twitterで検索してみたのですが、ジャンボタイプのアボカドは日本でもちらほら手に入るようです。

野菜ソムリエHiroが食べたようなプレミアムグレードのものは見つからなかったのですが、ジャンボアボカドに挑戦してみたい人はぜひ探してみてください。

いかがでしたか?
ジャンボアボカド、少し食べてみたくなったのではないでしょうか?

今度野菜ソムリエHiroもプレミアムグレードではない大きなアボカドを買って味を比べてみるので、また報告しますね~!

ちなみにもしカナダにお住まいの方がこの記事を見てくださっていたら、 Kin’s Farm Market に行ってみてください。野菜ソムリエHiroがジャンボアボカドを購入したのは、5月中旬だったのですが、もしかしたらまだ品ぞろえしているかもしれません。

最後に、品質のよいアボカドの選び方をお伝えするので、参考にしてみてくださいね!それでは良いアボカド日和を!

※熟したアボカドの見分け方
■ 重みがあり、きれいな卵型のもの、全体の色が均一なもの、大きいものほど味わいがよいといわれる。
■ 黒紫色になったもの、持ってみて少し弾力(耳たぶくらいの柔らかさと表現される)があるものは食べ時。
■ ヘタの周りがしっかりしているもの。ヘタの周りから熟すので、ヘタが変形しているもの、柔らかすぎるものは避ける。
■ 皮が実から浮いているものは熟しすぎ。


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