野菜ソムリエ Hiro のベジフルポケット

レアフルーツ満載!ハワイのFrankie’s Nursery果樹園ツアーで見られた果物19種類

先日もこちらの記事でお届けしたのですが、野菜ソムリエHiroが勤めている会社の方がハワイへ旅行に行っていたんですね~。

ハワイといえば、以前も記事で取り上げたハニークリームパイナップルで有名な果樹園「フランキーズ・ナーサリー(Frankie’s Nursery)」がある場所!

野菜ソムリエHiroが常々行きたいと思っている憧れの地なのですが、その会社の方がフランキーズ・ナーサリーを実際に訪問して写真を撮ってきてくれたので、今回はその写真をまとめてシェアしたいと思います。(ありがとうございます!)

記事後半では、19種類の果物など(一部例外あり)を紹介するので、全部知っているかチェックしてみてください♪

 

はじめに:フランキーズ・ナーサリー(Frankie’s Nursery)ってどんなところ?

以前も紹介していますが、まずはフランキーズ・ナーサリーについて少し紹介します。
ナーサリーはホノルルもあるハワイ州のオアフ島の南東部にあります。

フランキー・ナーサリーのオーナーは、日系人の Frank Sekiya(フランク・セキヤ)さん

果樹園は広大で、暖かい気候を活かして合計400種類以上の植物が育てられていて、ハワイでさえなかなか見ることができないような珍しい果物に出会える場所となっています。

特にこの果樹園でしか栽培されていない白いパイナップル「ハニークリームパイナップル」が有名です。

会社の方が撮ってきてくれた農園の写真がこちら↓ 青い空にたくさんの樹木、向こうに見える高い山というのがまたハワイらしさではないでしょうか?

世界中の熱帯&亜熱帯で育つ果物がハワイのこの果樹園に集合していると思うと、行ってみたくなりませんか?(野菜ソムリエHiroはめっちゃ行ってみたいと思っております!)

また、園内には新鮮な果物を購入することができるフルーツスタンドがあり、収穫されたものを直接買えるようになっていたとのことです。(売られていた果物についてはまた後程紹介します!)

旅行ツアーが申し込める VELTRA で調べてみると、以下の果樹園ツアーは2021年12月時点でも申し込みが可能だったので、日本やカナダからハワイ旅行を考えている方は、ぜひ~!

ちなみにツアーに参加すると収穫した果物も食べられるそうで、会社の方が送ってくれた写真にもありました↓

 

フランキーズ・ナーサリーで撮影された果物などの写真19種類

ここからは、会社の方がフランキーズ・ナーサリーで撮ってくれた果物などの写真をお届けします。皆さんが未だ見たことが無いものもあるかもしれません!
(野菜ソムリエHiroは、見たことが無い果物がめっちゃありましたw世界は広いですっ)

1.スターフルーツ(Star Fruit)

(こちらはフルーツスタンドの写真)

星のカタチをしているかわいい果物スターフルーツ!黄色に熟すと甘みも少しあります。野菜ソムリエHiroはスターフルーツが木に実っているところを初めて見ましたよ~↓

 

2.マメイサポテ(Mamey Sapote)

マメイサポテは、見た目からはあまり想像できないオレンジのような赤のような美しい色の果肉が特徴です。

味としては他のサポテと同様に柿のようだと言われているのですが、残念ながらまだ食べたことがありません。(バンクーバーでは全く見かけません)

果肉の色については、以下の動画をご覧ください。

 

3.ミルクフルーツ(スターアップル)※未熟 (Milk Fruit / Star Apple)


このブログでは何度か登場しているミルクフルーツ。別名はスターアップルで、半分に切ると断面に星のような模様を見ることができます。

会社の方がフランキーズ・ナーサリーを訪れた際はまだ収穫の季節では無かったそうなのですが、目の前で未熟なミルクフルーツを半分に切って見せてくれたそうです。(↑の写真を見てもミルクっぽい白いものが出てますよね~)

熟したものはフランキーズ・ナーサリーのInstagramで発見しました↓

 

4.パンノキ(ブレッドフルーツ)(Bread Fruit)

個人的にバンクーバーで一度だけイスラエル系の食料品店で(腐る直前みたいなものを)見たことがあるブレッドフルーツ。

Wikipediaによると、ブレッドフルーツという名前は「ほどよく熟した実を調理したときの焼きたての穀物のパンのような触感と、じゃがいもに似ている風味が由来」とのことです。

後ほど紹介するパラミツ(ジャックフルーツ)と似ているのは、同属異種のため。パラミツはビーバーの尻尾みたいなカタチをしていますが、ブレッドフルーツはお月さまみたいにまん丸ですね~。

 

5.コショウ (Green peppercorn)

皆さんも料理で使っているであろうコショウ。フランキーズ・ナーサリーでは、コショウの実が栽培されているそうですよ。写真のコショウの実が緑色なのは、まだ未熟だからです。

 

6.アボカド(Avocado)

その脂質の多さから森のバターと呼ばれるアボカド。普段から食べているという方でも、アボカドが木に生っているのを見たことがあるという方は、けっこう少ないのではないでしょうか?

原産地の中央アメリカでは、約5000年前から栽培されていたらしく、日本ではお寿司のカリフォルニアロールで人気が出たとか。


 

7.リュウガン(ロンガンともいう)(Longan)

原産地は特定されておらず、ミャンマーから中国南部の山岳地帯、もしくはスリランカ、インド南西部などといわれるリュウガン。

現在は中国や台湾、タイやベトナムなどで栽培されている人気の果物です。バンクーバーでもよく見かける果物で、小さなライチのようなイメージが個人的にあります。

名前の由来は、中の大きな種子を竜の目に例えて竜眼(りゅうがん)の名が付いたといわれています。

写真を見ると、けっこう高いところに実っていることが分かりますね!カナダでは見ない木なので、とても新鮮な気分です。


 

8.ピタンガ(Surinam cherry)

続いては、フトモモ科のピタンガ。

実は野菜ソムリエHiro、この写真をもらった際に「この果物は一体何?!?!」と混乱してしまったのですが、SNSに投稿したところ優しい方が「ピタンガでは??」と教えてくださいましたm(__)m

Wikipedia情報になりますが、ピタンガはブラジリアンチェリー・カイエンチェリーとも呼ばれる南米熱帯エリア原産の果物で、果肉が薄くて保存が効かないため、日本まで輸送されないとのことです。(カナダでも見たことないです涙)

一体どんな味か気になりますね~。


 

9.ナツメグ(Nutmeg)

これもまた珍しいと思うのですが、スパイスでおなじみのナツメグの種がフランキーズ・ナーサリーにあるそうです。赤い部分は仮種皮。

果実は成長したら果皮が割れて、網目状(これがいかにも自然のアート)の赤い仮種皮が出てくるそうです。ナーサリーのフルーツスタンドで1個1ドルで買えちゃうっていうのがまた驚きでした。

美しすぎて惚れ惚れ・・・。絶対生で一度見てみたいです。

 

10.タヒチモンビン(Wi Apple)


Wi Appleという謎の果物写真も送られてきました(汗)

調べても良く分からなかったので、SNSで助けを求めると「タヒチモンビンでは?」との答えをいただきました。(なんと心強い)

そのあとググってみると、たしかにタヒチモンビンに違いないということで調査を進めると、どうやらウルシ科の果物で、タマゴノキとも呼ばれるそうです。見た目は緑ですが、たしかにタマゴのカタチをしていますね~。

熟したら酸味のあるマンゴーとパイナップルのような味になるということで、一度は食べてみたいと思わされる果物です。

 

10.パッションフルーツ(Passion Fruit)

トロピカルフルーツのひとつ、イエローパッションフルーツがナーサリーのフルーツスタンドで売られていたようです。(Lilikoi)と書かれていますが、リリコイはハワイの言葉でパッションフルーツを意味するそうです。

日本でパッションフルーツといえば紫色のものを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、黄色や緑色など世界には色んなパッションフルーツがあるんですよね~♪

 

11.サントル(Santol)

(写真右がサントル)
 

以前バンクーバーで一度だけ手に入れたことがあるサントル。

原産地は西マレーシア地域といわれていて、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイなど東南アジア地域で広く栽培されている果物です。

別名コットンフルーツと呼ばれていて、切ってみると中央に白い果肉が登場して、「なるほど、コットンという名前はここから来ているのか」と以前思ったことがあります。

12.アビウ(Abiu)

アビウは黄色いボールのようなカタチをした果物。野菜ソムリエHiroは以前台湾の市場に行った際に、一度だけ購入したことがあります。

半分にカットすると白い果肉が登場するのですが、これがめちゃくちゃ早く酸化するので、びっくりした記憶があります。カットして「さぁ、写真を撮るぞ」と果肉を見てみると、もう表面が茶色くなってる、みたいな。

味は柿に近いものがありましたよ。

 

13.イランイラン(ylang-ylang)

こちらは野菜果物ではないのですが、シャネルの有名な香水N°5にも用いられている香りの強いイランイランです。

まさか果物以外にも精油の材料になる樹木を育てているとは・・・フランキーズ・ナーサリー、恐るべしです。

 

14.カンブカ(Cambuca)

今まで見たことも聞いたこともなかったカンブカ。写真の値札を見るとジャボチカバ(幹に直接実る珍しい果物)と関係のある果物とのことで、このカンブカも幹に直接生えるようです。以下の写真をご覧ください。

また、Wikipediaによると、「ブラジルのサンパウロとリオデジャネイロの都市周辺の沿岸熱帯雨林地域で自生する木」とのことです。

味はマンゴーとパパイヤを混ぜたような感じということで、甘酸っぱさがなんとなく想像できます。うー、食べてみたいです!

 

15.ハニークリームパイナップル(Honey Cream Pineapple)

フランキーズ・ナーサリーで最も有名なのが、Meli Kalima pineapple、またの名を Honey Cream Pineapple といいます。(※Meli Kalimaはハワイの言葉で Honey Cream を指します)

3年以上を費やして誕生したというハニークリームパイナップルの果皮は暗いオレンジ or 赤みを帯びた感じ(※栽培状況で果皮の色は異なります)で、果実はそこまで大きくならないのが特徴。果肉が白くて甘味が強いといわれています。

会社の方ももちろんフランキーズナーサリーで食べたとのことですが、感想を聞いてみると「今まで食べたパイナップルで一番美味しかったかも!めちゃくちゃ甘かった!」と言っていました。

うやらましすぎますよ・・・!ぐぬぬーー(嫉妬)

 

16.文旦(ポメロ)(Pomelo)

日本でいう文旦は、水晶文旦などけっこう小さめのものが多いかもしれないのですが、海外では大きな文旦がたくさんあります。この写真を見ても、かなり大きく育っていることが伺えますよね~。

個人的に文旦が大好きなので、木から収穫した直後のものがどんな味なのか、ぜひ試してみたいです。

 

17.バラタ(Balata)

熱帯アメリカで育つあまり知られていない果物、バラタ。野菜ソムリエHiroも今まで全く知りませんでした。見た目は赤みを帯びたリュウガンのような感じなのが、写真から伝わってきます。

どうやらメキシコやパナマ、ペルー、ブラジルなどでも手に入る果物のようです。Facebookでバラタについて紹介しているポストをたまたま見つけたので、シェアします。

どんな味なのか気になりますね~。

 

18.バナナ(Banana)

こちらは誰でも知っているであろうバナナ!バナナが育つのは、トロピカルな環境ならではですよね。バンクーバーでも温室などでしか見られないので、うらやましいです。

 

19.パラミツ(ジャックフルーツ)(Jackfruit)

最後は先ほども紹介したブレッドフルーツと同じパンノキ属の果物、パラミツです。(バンクーバーではジャックフルーツの名前で通っています)

こちらは大きいものは重さ50㎏くらいまでなる世界最大の果実と呼ばれています。(枝も果実を支えるのが大変そうです・・・!)

熟したものは甘みのある果肉と仮種皮を食べるわけですが、タイやベトナムなんかでは未熟な果実の場合、野菜として扱ったりします。

バンクーバーで輸入されたものをよく見かけるのですが、熱帯の国に行ったときに新鮮なものを食べてみたくて、未だに手を出していない果物です汗

 

最後に:いただいたフランキーズ・ナーサリーの写真で謎の植物たちも一挙紹介

いかがでしたか?皆さんの知らない果物もいくつかあったのではないでしょうか?

最後に、フランキーズ・ナーサリーの写真をもらったものの、何の果物なのか分からない写真もいくつかあったので、シェアします。誰か知ってたら逆に教えてください(汗)

(グァバ?)

(ホワイトサポテ?)

ということで、この記事を見てくださっている皆さんも、ハワイ旅行の際には珍しい果物を栽培しているフランキーズ・ナーサリーにぜひ一度行ってみてください!

野菜ソムリエHiroも、コロナ禍がもっと落ち着いたら、絶対ハワイに行って果樹園ツアーに参加したいと思っております~!ハニークリームパイナップルも死ぬまでに絶対一回は食べたいですが、他にも見たい果物がたくさんあるので、本音は毎月でも行きたいくらいです・・・!!

最後に、改めて写真を撮ってくださった会社の皆さん、ありがとうございました!

Frankie’s Nursery
住所:41-999 Mahiku Place, Waimanalo, Hawaii 96795
電話: (808)-259-8737
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