シアトルの観光地パイクプレイスマーケットの八百屋4店舗!野菜果物好きにオススメ
2024/05/20
2022年4月中旬、野菜ソムリエHiroはカナダBC州バンクーバーから車で約3時間で行くことができるアメリカ・ワシントン州にある都市シアトルへ行ってきました!
シアトルには数多くの観光地がありますが、その中でも特に人気なのがダウンタウンにあるパイクプレイスマーケット(Pike Place Market)です。
野菜ソムリエHiroはだいぶ前に一度パイクプレイスマーケットを訪れたことがあったのですが、その頃の記憶が薄れつつあったので、新鮮な気持ちで楽しむことができました!
今回は、そんなパイクプレイスマーケットがどんな場所なのか、そしてどんな八百屋があったのか、売り場の写真と一緒に紹介します。
この記事の目次
はじめに:シアトルのダウンタウンに位置するパイクプレイスマーケット(Pike Place Market)ってどんなところ?
シアトルの有名観光地として知られるパイクプレイスマーケット。1907年に設立され、100年以上に渡り愛されてきた場所です。米国の継続的に運営されている公設市場の中で最古&最大のものの一つといわれています。
1907年当初は12の農家が自身の育てた農作物をワゴンで販売。今ではダウンタウンの中心部で9エーカーに渡る大規模なマーケットで、八百屋はもちろんのこと、花屋やアーティストたちによるクラフトのお店、数多くの飲食店、そして有名な魚を投げるパフォーマンスを行う魚屋など数多くのお店が一同に集っています。
公式サイトによると、220以上の個人ショップやレストラン、150以上のアーティストのお店など、なんとパイクプレイスマーケットでは約500ものお店が集まっているとのことです。
アメリカのワシントン州シアトルにある市場、パイクプレイスマーケットに行ったら、魚屋のお兄さんが魚でキャッチボールしていましたよ。 pic.twitter.com/wXoidBPzVD
— 野菜ソムリエHiro🇨🇦🌈 (@hiro_vegetable) April 16, 2022
パイクプレイスマーケットには駐車場(Parking Garages)があり800台が一度に駐車できるので、車で訪れるのも便利です。車が無い場合でも、街の中心部にあるので公共交通機関で簡単にアクセスできますよ。
マーケット内にひしめくお店は店舗によって営業時間が異なりますが、その多くは9am~6pm頃までの営業。パイクプレイスマーケット自体ほぼ年中無休なので、旅行で訪れるときでも休業日を気にしなくて済みます。(※感謝祭とクリスマスのみ休業)
いつも賑わっているイメージですが、お昼過ぎより朝方のほうが混んでいないので、人混みが苦手という人はぜひ朝早くに訪れてみてください。
そんなパイクプレイスマーケット、野菜ソムリエHiroが訪れたときもたくさんの人が来ていて、特にパブリックマーケットの建物内(メインアーケード)はけっこう混雑していました。
また、有名なスターバックスの初号店(スタバはシアトル生まれなんです)や、シアトルで人気のベーカリー Piroshky Piroshky など一部のお店には行列もできているほどだったので、少し時間に余裕をもって観光するのがよいかと思いました。
パイクプレイスマーケットで見つけた八百屋4店舗+ジュース屋1店舗を写真多めに紹介
それではここから、パイクプレイスマーケットで見つけた八百屋4店舗の売り場写真をお届けします。おまけでコールドプレスジュースのお店も紹介!
バンクーバーとシアトルは隣同士ということもあり、並んでいるものはほぼ同じだったのですが、珍しいものも見つけることができましたよ!どんな野菜果物が並んでいるのかチェックしてみてください。
1. Sosio’s Fruit & Produce
パブリックマーケット建物内、メインアーケードにある青果店「Sosio’s Fruit and Produce」。50年に渡って家族経営されているお店で、名前の由来はマーケットががまだ始まった頃に、低いテーブルで自分の農産物を売っていた移民農家のソシオ・マンゾ氏から取られています。
公式サイトによると、パイクプレイスマーケットで最大かつ最も種類の多い青果物を扱っていて、定期的に120種類以上の商品を販売。ローカルデリバリーも行っています。
上はお店中央正面から見た写真ですが、いちご・ブルーベリー・ラズベリーなどベリー系ならびに色とりどりの果物が中心に陳列されていて、それはもう見た目が美しかったです。
その他、Shinko梨(日本で見る新興梨です)やパパイヤ、ドランゴンフルーツ(黄色版でシロップみたいな甘さがあります)、マンゴー、金柑、ぶどうなども並んでいました~♪
野菜コーナーも、どの商品も盛りだくさんに陳列されていて、さすが有名観光地!という感じでした。
上の写真左下に見えるのは、モレル・マッシュルーム(Morel Mushroom)。日本語ではアミガサタケと呼ばれているキノコです。お値段も少しお高めのイメージがありますが、SNSで「モレルマッシュルームが美味しい」という投稿をちらほら見かけます。
そして、キノコもこの通りモリモリでした。舞茸は「Maitake Mushroom」として販売されていましたよ。
また、アミガサタケの隣にあるのはフィドルヘッド(Fiddlehead Ferns)です。北米で春の間に出回る野菜です。年中は見ません。
100%同じものかは謎なのですが、英語版Wikipediaで、「フィドルヘッドは日本では”こごみ”として呼ばれている」と記されています。
そして!なんとトリュフ(Black Truffles)が販売されていました~!(値段が書いていませんでした)
バンクーバーでトリュフが販売されているところは見たことがないので、 世界三大珍味のひとつをシアトルで偶然見つけてびっくりしました。人工栽培のものではなく自然に収穫されたものだったので、値段も結構高いかと思ったのですが、値段をその場で聞かなかったことを今になって後悔しています(汗)
2. Constantino’s Produce
Constantino’s Produce も Sosio’s Fruit & Produce と同じくメインアーケードにある八百屋です。1963年から営業(既に約60年!)していて、市場の中でも最も古い八百屋のひとつといわれています。
オーナーはフィリピンからの移民であるLina Constantino(リナ・コンスタンティーノ)さんです。(パイクプレイスマーケットの公式サイトに、おそらくLinaさんであろう人物の写真があります)
今回パイクプレイスマーケットを訪れたときは、売り場の陳列にけっこう空きがある感じだったので、写真は撮りませんでした。(売れ過ぎ??)
なので、代わりに以前2015年に訪れた際に撮影した写真をお届けします。唐辛子の陳列(Pepper stringsというのかな?)が好きすぎたのを覚えています。
【Pike Market Place紹介ページ】
3. roJo Juice
こちらは八百屋では無いのですが、野菜果物を扱っているので併せて紹介します。パイクプレイスマーケットの正面すぐのところにあるのは、「roJo Juice」というジュース屋さんです。
100%オーガニックと自然な材料を使ったコールドプレスドリンクを販売していて、砂糖を一切加えていない自然な味わいが楽しめます。
そんなroJo Juiceでは、ジュースと一緒に店先で野菜果物が並べられていて、おそらくパイクプレイスマーケットを訪れたときに最初に目が入る野菜果物がこちらのお店のものかと思います。
野菜ソムリエHiro が訪れた際はオーガニックオレンジジュースや、「FLO」というビーツ、パイナップル、レモンを使ったシンプルなジュースなどが店先に並んでいましたよ。
個人的に特にビーツのジュースが気になったのですが、カメラでマーケットを撮る気満々だったので、手がふさがると困ると思い今回購入を諦めました(泣)次回はトライしてみたいお店です。
4. Frank’s Quality Produce
Frank’s Quality Produceはパイクプレイスマーケットのメインアーケードの外にある八百屋です。先ほど紹介した roJo Juice の近くです。
なんと4世代に渡ってパイクプレイスマーケットでお店を営業し続けている家族経営のお店で、85年以上前にオープンしています。名前の通り野菜果物の品質にこだわりが見られ、訪れたときには店前にきれいな野菜果物がたくさー--ん並んでいました!
ちなみに週6で地元のレストランに青果物を卸していたりもしているそうで、地元の食材を多く扱っています。
野菜コーナーで特に目を引いたのは、美しい山盛り芽キャベツ。日本ではなかなか山盛りの芽キャベツを見かける機会は無いかと思うのですが、どうでしょうか?
陳列がとてもきれいで、色とりどり!ビーフステーキトマトもわざわざ半分にカットされたものが添えてあって、食欲をそそりました。
ビーフステーキトマトは、けっこう大玉になるトマトの種類の一つで、北米ではとても一般的です。ハンバーガーのスライストマトなんかにぴったりです。
果物コーナーにはバンクーバーでも一般的に見かけるシャンパンマンゴーやシュガービーアップル、プラム、パイナップル、パパイヤなどが美しく陳列されていました。
上の写真にある黄色のりんごオパールりんご(Opal Apple)は個人的にアメリカでよく見かけると感じているのですが、バンクーバーではそこまで入荷されていないように思います。
こんなにカラフルに陳列されると、欲しくなくても買っちゃいそうですよね~。眼福なお店でした。皆さんがもしパイクプレイスマーケットを訪れる際は、必見のお店の一つです。
5. Choice Produce
最後は、先ほど紹介したFrank’s Quality Produceの近くにある Choice Produce も家族経営の八百屋です。今まで紹介した八百屋と同じような青果を扱っていて特筆すべきものは無いのですが、陳列がこれまた美しいので写真で確認してみてください。
アメリカのワシントン州シアトルにある有名市場Pike Market Placeに行ってきました!(カナダBC州バンクーバーから車で行けるんです)新鮮そうな野菜果物の写真をたくさん撮ってきたので、また紹介したいと思います♪ pic.twitter.com/7bepAzMEx6
— 野菜ソムリエHiro🇨🇦🌈 (@hiro_vegetable) April 18, 2022
Choice Produceの前で記念写真も撮らせてもらいました。
【Pike Market Place紹介ページ】
まとめ:季節に合わせて訪れてみたい観光スポット
ということで、パイクプレイスマーケットにある八百屋(1店舗はジュース屋さん)を紹介したのですが、行ってみたい店舗はありましたか?
パイクプレイスマーケットのウェブサイト内で Fresh Produce と検索すると、このほかにも Manzo Brothers Produce というお店も出てくるので、チェックしてみてください。
もちろんパイクプレイスマーケットは野菜果物だけでなく、クラムチャウダーで人気のお店や、スターバックス初号店もあったりと見どころがいっぱいです!
また、チューインガムが貼り付けられた壁「ガムウォール」もあるので、たくさん記念写真が撮れる場所になっていますよ~!
皆さんもパイクプレースマーケットを訪れる際はぜひ八百屋にも注目してみてくださいね。
営業時間:お店によって異なりますが、大体9am~6pm頃
住所:85 Pike Street Seattle, WA 98101
TEL:(206) 682-7453
【公式サイト】【Instagram】【Facebook】【Twitter】【YouTube】
駐車場マップ:
駐車料金:
0 – 1 hour: $5.00
1 – 2 hours: $10.00
2 – 3 hours: $15.00
3 – 4 hours: $20.00
4 – 10 hours: $26.00
10 – 24 hours: $36.00
*Lost Ticket: $36