野菜ソムリエが選ぶハワイで食べたいフルーツ18選。珍しい果物も紹介
日本人にも大人気の海外の観光地といえば、ハワイですよね。
エメラルドグリーンの海や雄大な山々、息をのむような自然景観で知られる観光地ですが、それだけではありません。豊かな熱帯気候と火山活動で形成された肥沃な大地のおかげで、驚くほど多様な果物が育ち、ローカルフードや文化に深く根付いています。
現地で味わえる果物は日本ではあまり馴染みのないものも多く、訪れた人に新たな発見と感動を与えてくれます。野菜ソムリエHiroも、そんなハワイのトロピカルフルーツに魅了された一人です!
そこで今回は、ハワイを訪れたら皆さんに一度食べて欲しい果物を18種類紹介したいと思います。ハワイでも珍しい果物についてもお伝えするので、訪れた際のシーズンが合えばぜひ探してみてください。
この記事の目次
- 1.アップルバナナ(Apple Banana)
- 2.アイスクリームバナナ(Ice Cream Banana)
- 3.カカオ(Cacao)
- 4.パッションフルーツ(別名リリコイ)(Passionfruit / Lilikoi)
- 5.パパイヤ(Papaya)
- 6.サントル(別名:コットンフルーツ)(Santol / Cotton Fruit)
- 7.アサイー(Acai)
- 8.シュガーローフパイナップル(Sugarloaf Pineapple)
- 9.ハニークリームパイナップル(Honey Cream Pineapple)
- 10.グァバ(Guava)
- 11.ライチ(Lychee)
- 12.龍眼(ロンガン)(Longan)
- 13.パンノキの実(Breadfruit)
- 14.ジャックフルーツ(Jackfruit)
- 15.スターフルーツ(Starfruit)
- 16.ドラゴンフルーツ(Dragonfruit)
- 17.サポジラ(Sapodilla)
- 18.サワーソップ(Soursop)
- 最後に:ハワイは果物天国。ぜひ色んな果物に挑戦してみて
1.アップルバナナ(Apple Banana)
アップルバナナはハワイでは非常にポピュラーな品種で、スーパーなどで簡単に手に入ります。(日本で主流のキャベンディッシュ種のバナナもハワイで販売されていますが、アップルバナナもたくさん見かけます)
通常のバナナよりも小ぶりで甘く、少し酸味があるのが特徴。(大きいのもたまに見かけます)この酸味がりんごの風味を思わせることから「アップルバナナ」という名前が付けられています。
熟度に応じて異なる風味を楽しむことができ、生のままでも十分な味わいですが、焼いたり揚げたりすると、また違った味わいが楽しめます。個人的に好きなのは、シュガースポットが出る直前くらいです。アップルバナナの心地よい酸味が味わえて、幸せ度Max。
野菜ソムリエHiroが暮らすカナダでアップルバナナは出回っていないので、ハワイや沖縄に行ったら一度は食べたいバナナです。
2.アイスクリームバナナ(Ice Cream Banana)
アイスクリームバナナ(Ice Cream Banana)は、その名の通り、アイスクリームのような滑らかでクリーミーな食感と甘さを持つ珍しいバナナの品種です。
ハワイをはじめ熱帯地域で栽培されており、他のバナナに比べて果肉が非常に柔らかく、口の中で溶けるような舌触りが特徴といわれています。アイスクリームバナナは「ブルージャワバナナ(Blue Java Banana)」とも呼ばれ、成長すると美しい青みがかった果皮を持つことで知られています。果皮は熟すと黄色に変わり、中の果肉はクリーミーな白色になります。
実際食べてみたときも、ねっとりという感じで、アイスクリームっぽさを感じることができました。また、アップルバナナほどの酸味は無く、果肉の色もより白っぽいと思いました。
そのまま生で食べるはもちろん、冷凍してアイスクリームのように食べたり、スムージーやシェイクに加えたりもいいですね。個人的感覚ですが、アップルバナナに比べるとアイスクリームの流通量はかなり少ないように感じます。
3.カカオ(Cacao)
チョコレートの原材料として知られるカカオ豆が入ったフルーツで、ハワイでは一部の農園で栽培されています。カカオは通常熱帯地方で栽培され、ハワイはアメリカ国内では数少ないカカオの生産地の一つです。
カカオの実(カカオポッドといいます)はラグビーボールのようなカタチで、色は緑から赤、黄色、オレンジなどさまざまです。(カカオ農園の方に聞いた話だと、カカオポッドの色で味に差があるわけではないそうです)果実の厚い外皮の中には、白い果肉に包まれたカカオ豆が詰まっています。
この白い果肉は酸味の強いライチやマンゴスチンのようなさわやかな味わいで、熱帯地方に住んでいないとなかなか食べられない代物。カカオ豆自体は苦くて渋みがありますが、発酵・乾燥・焙煎を経て、私たちが知るチョコレートの風味へと変化します。
カカオをそのまま購入できる場所は限られているかもしれませんが、ハワイの一部の農園が行っているカカオツアーなどをに参加することで、カカオの収穫や発酵のプロセスを学びながら、生のカカオの実を味わうことができます。
野菜ソムリエHiroが以前ハワイで参加した 21 Degree Estate Cacao Farmのカカオツアー、非常に多くのカカオの木が見られて楽しかったので、オススメです。お土産にファーム独自のチョコレートも購入できますよ。
4.パッションフルーツ(別名リリコイ)(Passionfruit / Lilikoi)
日本でも沖縄などの地域で栽培されているパッションフルーツ。ハワイでは「リリコイ(Lilikoi)」という名前でよく知られており、人気があります。
リリコイは小さな丸い果実で、黄色や紫の皮を持ち、内部にはゼリー状の果肉が詰まっています。果肉は甘酸っぱく、独特の芳香を持っており、マンゴーやシトラス系の風味に似た複雑な風味。(品種によっては甘味が強く酸味がかなり少ないものもありますが、一般的には甘酸っぱいものが人気)
また、種が多く、パリパリとした食感も楽しめるのが特徴です。(個人的にはこの硬い種を食べるのが苦手なのですが、それを差し引いても素晴らしい香りなので、パッションフルーツが大好きです)
ハワイの温暖な気候と豊かな土壌で育つリリコイは、現地の料理や飲み物に欠かせない存在です。地元のマーケットやファーマーズマーケットで、新鮮なリリコイが手に入ります。
ハワイで大人気のアサイーボウルにもパッションフルーツがトッピングされているものもあったりします。(ハワイを訪れた際は絶対食べます!)
加工品も人気で、リリコイバターやリリコイジャム、リリコイシロップなどがあります。ハワイの空港 ダニエル・K・イノウエ国際空港でも、リリコイ関連商品を色々見かけます。パンケーキやトーストに塗ったり、ドレッシングとしても活用されるなど、多彩な使い方があるので、お土産で喜んでもらえるはずです!
5.パパイヤ(Papaya)
(Rainbow Papaya)
ハワイで一年中楽しめる南国フルーツであるパパイヤ(Papaya)は、ハワイを代表するトロピカルフルーツの一つです。
ハワイの豊かな土壌と温暖な気候で育つパパイヤは、甘くジューシーな果肉とさわやかな香りが特徴です。野菜ソムリエHiroは個人的に、ハワイのパパイヤを食べたときに「あぁ、これが本当のパパイヤの甘さなんだ・・・!」と感動したことを今でも覚えています。
パパイヤは丸みを帯びた形状で、外皮は黄色からオレンジ色をしています。果肉はオレンジやピンクがかった色で、滑らかでジューシーな食感があります。少し臭みがあるかもしれませんが、甘みもあり、マンゴーのようなトロピカルな風味が感じられ、少しクリーミーな口当たりも特徴です。中心には黒い種がたくさん詰まっています。
(Sunrise Papaya)
現地のスーパーやファーマーズマーケットでは、鮮度の高いパパイヤが一年中購入できます。野菜ソムリエHiroが訪れた際には、以下のパパイヤをよく見かけました。
- Rainbow
- Sunrise
- Solo
ビッグアイランド、オアフ島、カウアイ島で栽培されている人気の品種
ストロベリーパパイヤとも呼ばれる。名前の由来は、果肉が鮮やかな赤オレンジ色だから?
ソロ種。ハワイ原産。非常に香りがよく、果実が熟しても歯ごたえが良い
(Solo Papaya)
ちなみに、熟したパパイヤだけでなく、青いパパイヤも料理に利用されます。シャキシャキした食感が楽しめるグリーンパパイヤサラダなどが人気です。
6.サントル(別名:コットンフルーツ)(Santol / Cotton Fruit)
サントル(Santol)は外皮は硬く、中の果肉がコットンのようにふんわりしているため、「コットンフルーツ(Cotton Fruit)」とも呼ばれます。東南アジアが原産といわれる果物ですが、ハワイでも見かけることができます。
ハワイのトロピカルな環境はサントルの栽培に適しており、一部のローカルファームや家庭菜園で育てられています。
外皮は黄色や薄茶色で、触ると少し硬めの感触です。この果肉には甘酸っぱい風味があり、食べると柔らかく溶けるような食感が楽しめます。外側の果皮は食べられませんが、果肉の周りにある小さな種を包む白い部分は、トロピカルフルーツらしい甘みと酸味が特徴です。
(中心の白い果肉を食べます。種はかなり剥がれづらいです)
野菜ソムリエHiroはオアフ島で年中開催されているKCCファーマーズマーケットでサントルが大量に売られているところを見て、感動したことを記憶しています。(カナダだとほぼ見ない果物なので・・・)
一度カナダでも入手できたのですが、そのとき食べたものは正直あまり美味しく感じませんでした。でも、ハワイで食べたものは、甘さが3、酸味が7みたいな割合で、マンゴスチンの酸味が強いバージョンみたいな果物だと感じて、印象が大分変わりました!またハワイに行ったら手に入れたい果物です。
7.アサイー(Acai)
アサイーは、ヤシ科の木に生る小さな紫色の果実で、アマゾン地域を原産とするスーパーフードとして知られています。ブルーベリーやブラックベリーに似た形をしていますが、生のアサイーを手に入れたことがある方は少ないのではないでしょうか?
ハワイ・オアフ島北部にある Kahuku Farms ではアサイーを商業的に栽培していて、有料のファームツアーに参加すると(時期が合えば)生のアサイーを見せてくれるかと思います。上の写真は、実際に野菜ソムリエHiroがツアーに参加した際に見せてもらったアサイーです。
食べてみると、カチカチに硬くて、切ってみても中がめちゃくちゃ硬かったです(笑)表面を歯で削るようにして食べてみましたが、味という味はほぼ無かったイメージです。
既にご存知の方も多いかと思いますが、ハワイでは特に「アサイーボウル(Acai Bowl)」がハワイの定番ヘルシー(?)スイーツとして定着していて、日本人観光客にも大人気です。
冷凍したアサイーピューレをスムージー状にブレンドし、その上にグラノーラや色んな果物、ココナッツフレーク、はちみつなどをトッピングしたスイーツで、観光エリアでは色んなレストランやカフェが独自のアサイーボウルを提供しているので、自分のお気に入りの味を見つけるのも楽しいはずです!
個人的にはハワイ・オアフ島に展開するオーガニック系スーパー Down to Earthのフードコートで食べたアサイーボウルがシンプルな味わいながら、大好きです!
8.シュガーローフパイナップル(Sugarloaf Pineapple)
シュガーローフパイナップル(Sugarloaf Pineapple)は、主にカウアイ島のローカルファームで栽培されているといいます。ハワイの気候と豊かな土壌が、このパイナップルの甘さと風味を引き立てています。
一般的なパイナップルに比べて酸味が少なく、非常に甘くてジューシーな風味が特徴です。そのため「シュガーローフ」という名前が付けられています。カウアイ島ではブランド化された「Kauai Sugarloaf Pineapple」が栽培されています。
さらに、芯の部分も柔らかく食べることができるのがシュガーローフパイナップルのもう一つの特徴です。パイナップルの芯は硬くて食べられないことが多いですが、この品種は芯まで甘く、無駄なく楽しめます。
以前オアフ島のオーガニック系スーパー Whole Foods Marketで売られていたものを購入して食べたのですが、ものすごく甘くて感動レベルでした。ぜひたくさんの人に食べてみて欲しいパイナップルです。
ちなみにカウアイ島のハワイ・カウアイ島ではKaua’i Sugarloaf Pineapple Farm Tourが催行されていて、カウアイシュガーローフパイナップルを間近で見られます。(いつか絶対行ってみたいと思っています。)
9.ハニークリームパイナップル(Honey Cream Pineapple)
もう一つ紹介したいパイナップルがこちら。その名の通り、非常に甘くてクリーミーな風味が特徴のハニークリームパイナップルです。
これはオアフ島にあるフランキー・ナーサリー(果樹園)で長年独占的に栽培されていたパイナップルで、日本のテレビ番組でも取り上げられたことがあります。
野菜ソムリエHiroも過去にハニークリームパイナップルを食べたくて、フランキーズ・ナーサリーのツアーに参加して、いただいたことがあります。糖度が非常に高いのですが、後味スッキリといった感じで、ペロリと食べられてしまう至福のパイナップルでした。(叶うなら毎週1回食べたいくらい!)
2024年8月からは、ハニークリームパイナップルの苗がナーサリーで販売されているようです。2025年はナーサリーでハニークリームパイナップルは生産されておらず、次の生産は2026年以降になることが告知されています。もしチャンスがあれば、たくさんの人に一度味わって欲しい絶品パイナップルです。
余談ですが、フランキー・ナーサリーは珍しい果物を多種多様に育てているので、園内を歩きながら果物が食べられるツアーに参加するのを強くオススメします!
10.グァバ(Guava)
グァバ(Guava)は、ハワイのトロピカルフルーツの中でも特に人気が高い果物です。グァバは、丸 or 楕円形の果実で、皮は緑色から黄色、赤色までさまざまな色があります。果肉の色も白、ピンク、赤などがあり、品種によって異なります。
種が多く含まれているので、食べる時ちょっと気になる方もいるかと思いますが、果実が熟すと香りが非常に強く、甘みが増し、果肉がジューシーになります。
ハワイでは、グァバの果肉を使ったジャムやジュース、スムージーなどが人気で、お土産用の加工品でもグァバを使った商品を多く見かけます。個人的にグァバの香りは最強で大好き。
正直なところ、カナダで食べたグァバは、味がイマイチでそこまで良い印象を持っていなかったのですが、ハワイのKahuku Farmsで木熟したグァバを食べさせてもらって、その印象が大きく変わりました!グァバ、最高です!
11.ライチ(Lychee)
アジア原産といわれるライチ。レイシとも呼ばれるムクロジ科レイシ属の果物です。中国や台湾、ベトナムなどアジア圏で人気ですが、ハワイの気候と環境も栽培に適しているため、広く栽培されています。日本でも最近は国産のものが少し出回っているかもしれません。
ライチは品種によっては、中の種が小さいものがあったり、果皮が緑色のものがあったり、果実がミニサイズのものがあったりします。ハワイで野菜ソムリエHiroがいただいたものは、白い果肉は水分たっぷりで甘味も強く、非常にジューシーでした。ライチ好きの方はハワイを訪れた際はぜひ探してみてください。
12.龍眼(ロンガン)(Longan)
龍眼は直径1〜2センチほどの小さな丸い果実で、外皮は褐色でざらざらした質感があります。果肉は透明で、ジューシーで甘い味わいが特徴です。日本ではまだそこまで知られていないかもしれませんが(2024年に東京へ行った際に、八百屋で見かけました!)、野菜ソムリエHiroが暮らすカナダでは年中アジア系スーパーで売られています。
風味はライチにかなり似た味わいだと思っていますが、ライチより繊細で爽やかな甘さがあるように個人的に感じています。
ちなみに、ロンガン(リュウガンともいう)という名前は、半分に切ったとき、龍の眼のように見えるから。
ハワイのファーマーズマーケットでも新鮮なロンガンが手に入ることがあります。個人的に枝付きで売っている新鮮なものを見かけると、ついつい買いたくなってしまいます。
13.パンノキの実(Breadfruit)
皆さん、ブレッドフルーツをご存知でしょうか?日本語ではパンノキの実といいます。東南アジアやポリネシアが原産といわれていて、主に料理に使用され、炭水化物の代わりとして利用されることが多い果物です。
サイズは直径15〜30cm程度、重さは1〜3kgほどで、加熱するとパンのような食感になることからこの名前が付いています。個人的にはサツマイモに近いホクホク感と甘さをもった味わいだと感じますが、調理する時点での熟度にもよります。
焼いたり、ジャガイモのように茹でてマッシュしたり、スライスして揚げたり色んな調理の仕方があります。
日本ではほとんど流通していないかと思うので、ハワイを訪れた際は探してみるのもいいかもしれません。
14.ジャックフルーツ(Jackfruit)
東南アジア原産のクワ科の巨大な果実といえば、ジャックフルーツです。独特の甘い香りを持っていて、熟した果肉はデザートやスムージーに、熟していない状態では肉の代替品として、煮込んでカレーやシチューに使ったり、炒め物などにも使用されます。(ビーガンの方に人気)
未熟なジャックフルーツ:食感が鶏肉に似ており、味が淡白なため、料理に使いやすい
大きいものは本当に大きくて、「よく枝が折れないな」と感心するほどです(笑)世界最大の果実としてギネス登録されたこともあって、登録されたものは約42.72kgあったそうです。
ハワイでは、ファーマーズマーケットに行くと、ひと際存在感を放っていたりします。さすがに丸ごと買うとすごい金額になりそうですが、缶やドライフルーツなどでジャックフルーツが売られていたりするので、スーパーで加工商品を探してみるのもオススメです。
15.スターフルーツ(Starfruit)
ご存知の方も多いかもしれませんが、スターフルーツは日本で暮らしていると、案外食べる機会がそこまでないかもしれません。断面が星型になるため、料理のデコレーションにも人気です。
めちゃくちゃ甘いという感じではないのですが、さっぱりした甘さと酸味が楽しめ、夏の水分補給にも良い果物です。強いていうなら、個人的にりんご+レモン?のような味わいで、けっこう水分があるなと感じます。
また、果皮が緑色の酸味が強い未熟なスターフルーツも売られていたりしますが、こちらは料理によく使用されます。黄色く熟したものは、ぜひ生で食べてみてください。
ハワイで木熟したスターフルーツをいただいたことがあるのですが、酸味もありつつ、甘くて幸せでした~。あぁ、また食べたい・・・。
16.ドラゴンフルーツ(Dragonfruit)
日本ではそれなりに知名度があるであろうドラゴンフルーツ。サボテン科の果実で、鮮やかな見た目とうろこのような突起があるため、ドラゴンフルーツと呼ばれます。黒い種のプチプチした食感が特徴です。別名「ピタヤ(Pitaya)」とも呼ばれます。
食べ方は、半分に切ってスプーンですくって食べるのもOK。皮を剥いて、カットしてサラダやデザートにトッピングするのも人気です。
上の写真のドラゴンフルーツしか食べたことが無い方は、「お、さっぱりした甘さ。でも、すごく甘い感じではないのか~(ちょっと残念?)」と思うかもしれませんが、黄色くてよりゴツゴツしたような見た目のタイプのドラゴンフルーツは、みぞれ味のシロップをかけたかき氷みたいな甘さが楽しめるので、甘党の方にもオススメです。(日本では珍しいかもしれません)
17.サポジラ(Sapodilla)
熱帯地域で栽培されている果実、サポジラ。茶色っぽい見た目だけで考えるとあんまり食欲をそそられないかもしれませんが、実は熟すとものすごく甘い果物です。ハワイでは Chico(チコ) とも呼ばれているかと思います。
メキシコやタイ、フィリピン、ベトナムなどでも親しまれている果物で、サポジラの木はチューインガムの木と呼ばれ、樹皮に白くネバネバしたラテックスが多く含まれていることから、ガムの原料に使われているそうです。
熟していないと渋いのですが、熟すと柔らかくなり、オレンジ色の果肉はキャラメルのような甘さで、糖度が20度を超えたりします。個人的には黒砂糖を食べているような甘さというのが一番最初の感想で、正直サポジラ単体で食べると甘すぎると感じます。そのため、単体で食べるよりも、スムージーやヨーグルトなどにサポジラを加えるのが個人的にはオススメです。
ちなみに果皮はざらざらとしていて、キウイの皮っぽさがありますよ。
18.サワーソップ(Soursop)
サワーソップは、見たい目がちょっと禍々しい(?)果物です。和名はトゲバンレイシといって、バンレイシ科バンレイシ属に属しています。
個人的に同じバンレイシ科の釈迦頭やチェリモヤなどと似ているテイストかとは思うのですが、サワーソップはよりクリーミーというか、爽やかさな酸味があります。
食べたことが無い方は一度生でサワーソップを食べてみることをオススメしますが、サワーソップのジュースやアイスクリームなどもあるので、加工品で一度味を確かめてから、生の果実を購入するのもいいかと思います!
最後に:ハワイは果物天国。ぜひ色んな果物に挑戦してみて
ということで、今回紹介した果物はほんの一部です。(マンゴーやカニステルなどもありますよね!)
特にフランキーズ・ナーサリー(Frankie’s Nursery)には珍しい果物がたくさん栽培されていて、園内を歩きながら果物が食べられるツアーも常時開催されているので、皆さんもハワイ(オアフ島)を訪れる機会があれば、ぜひ訪れてみてください。
また、ファーマーズマーケットに行くと、スーパーマーケットでは出会えないような果物に出会うチャンスも!トロピカルフルーツ好きの方はマストのスポットとなっています。ハワイで普段はなかなか食べられないような果物を楽しんでくださいね。