台湾は夜市だけじゃない!台北の雙連朝市観光で見つけた野菜果物8つ
2022/11/02
2019年9月にベジラボの野菜ソムリエYasuさん(通称ヤス兄)と、野菜と果物を巡る2泊3日の台北旅行をしてきた野菜ソムリエHiro。
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今までも台北周辺の野菜果物スポット(?)4カ所を紹介してきましたが、今回がついにラスト!
台北で有名な朝市「雙連朝市(シュアンリェンシーチャン)」の雰囲気と、どんな野菜果物が販売されていたのかを紹介します!
この記事の目次
台湾・台北で人気の雙連朝市とは?
台湾は夜市が特に有名ですが、朝市も盛んに行われていることを皆さんご存知でしょうか?
朝市では野菜や果物はもちろんのこと、生活用品も道ばたで販売されていたりで、ゴチャゴチャしたローカルな感じがまた楽しいんです( ◠‿◠ )
今回訪れたのは、MRT雙連駅(台北駅から2駅約10分ほどで行くことができる)の2番出口の目の前で行われている「雙連朝市」です。
本当に駅出口から出てすぐのところで開催されているので、観光客でも迷う可能性0%の朝市です。
約300メートルのまっすぐなストリートで行われている雙連朝市。毎日朝7時~お昼の2時半くらいまで開催されています。
今回は朝9時半時くらいにお邪魔しましたのですが、既に地元の人と観光客で賑わっていました~。
じゃん!雙連朝市ではこんな感じに野菜と果物を販売する露店がたくさんありましたよ♪
スーパーにわざわざ行かなくても地元の露店で新鮮そうな野菜果物が買えちゃうのはいいですよね~。
地面に布一枚敷いて野菜を売っている方もちょいちょいいました。「うちの畑から採ってきました」感満載。いいですね~。
さらに地面に籠を置いて野菜を販売している方も。
しまいには、地面に何も敷かずに野菜を販売している方もいました(笑)
日本だと「衛生的にちょっと~(困惑)」と思ってしまいますが、台湾だとなぜか「洗えばいいしね♪」と、許せました(笑)
ちなみに野菜果物だけでなく衣類だったり、
アクセサリーなどの雑貨だったり、
香ばしい食欲そそるストリートフードも販売されていましたよ( ◠‿◠ )
その他、お肉屋さん、魚屋さん、花屋さん、調理器具の実演販売も行われていて、朝から活気に溢れていて非常に楽しめました。
ちなみに朝市の会場(ストリート)の真ん中あたりには「文昌宮」というお寺もあるので、お参りもすることができましたよ。(学業&出世にご利益があるらしいです)ヤス兄さんがけっこう気に入ってました(笑)
雙連朝市で見つけた気になる野菜果物8つ
それではここからは、雙連朝市で見つけて印象に残った野菜果物を8つピックアップして、ひとつずつ簡単に紹介したいと思います~!
さすが台湾といえる野菜果物が多くて、楽しかったですよ~!( ′⌄‵ )♪
1.ホワイトコーン
まず最初に雙連朝市で見つけたのが、すごく人の好さそうなおばあちゃんがすごく大きな鍋で販売していたホワイトコーン!
どうですか~!すごく美味しそうだったのですが、ホテルで朝食を取っていたため今回はパスしました。台湾でもホワイトコーンが食べられているのを知ることができて良かったです♪
2.ニューピオーネ
ピオーネ生産が盛んな岡山県生まれの野菜ソムリエHiro。祖父母もピオーネを栽培しているため、人一倍想い入れのある果物なのですが、なんと雙連朝市でも販売されていました~!
岡山のぶどうを台湾の皆さんに食べていただいているのかと思うと、自分で育てているわけでもないのに誇らしくなってしまいました(笑)
ちなみに、ニューピオーネの横のマンゴーが美味しそすぎてやばかったです。(語彙力)台湾は本当に高品質なマンゴーが食べられる夢の国です♪
3.龍眼(リュウガン or ロンガン)
個人的にミニライチみたいに思っている龍眼(中に黒くて丸い種があって、龍の目に見えるため龍眼)を発見!主産地のひとつが台湾なんですよね~。
リュウガンはアジアで人気の果物なので、台湾の朝市で販売されていることは予想していたのですが、こうやって木の枝が付いた新鮮そうな感じで売られているとやっぱりいいなぁ~と思いました。(バンクーバーでは木の枝が付いたリュウガンも販売されていますが、袋に入って空輸されているので、そこまで新鮮そうに見えない)
今回いただく機会がなかったのですが、次回台湾に行った際には試食したい果物のひとつです。バンクーバーに空輸されたものとはきっと味が異なるはず!
4.スイカ
以前、台湾の卸売り市場に行った際も紹介した細長ーーーーいスイカ、雙連朝市にもありました(笑)これ、1玉ですごい量がありそうですよね。
お店のおじさんも6分の1サイズのスイカに切り込み入れてましたが、一体何人前なのかというボリュームでした。
ちなみに日本で定番のまん丸スイカもありました~。黄色のスイカであることを証明するかのディスプレイが恐ろしかったです(笑)迫力満点!
5.ドリアン
キングオブフルーツ、ドリアン様も露店で販売されていました~(汗)
あのゴツゴツしたトゲトゲしい果皮を取り除く必要がないように、既に写真のような状態で販売されていました。プラスティックのような袋に包まれてはいましたが、近くに寄るとドリアン特有の香りがしましたよ~(汗)
野菜ソムリエHiroはドリアンの匂いが苦手なので、即スルーしてしまいました・・・。(すまん、ドリアン様・・・。)
ちなみにドリアンの匂いは硫化水素などによるもので、成熟したドリアンは未熟なものより硫化水素が約5倍発生するといわれていますよ。どおりで~(悲)
6.バナナの花穂
日本ではあまり見かけないであろうバナナの花穂が雙連朝市で売られていましたよ。(緑色のバナナの隣にある赤紫のやつです)
サラダや炒め物、煮物なんかに使用されるバナナの花穂ですが、野菜ソムリエHiroはまだ調理したことがありません(汗)
というのも、料理人の友達が「バナナの花穂を料理するのは、けっこうめんどくさいで~(笑)」と言っていたため。
どなたか簡単に調理できる方法があれば、ぜひ教えてください。(他力本願)
7.グァバ
「アジアの果物といえば何?」と聞かれたら、けっこう(個人的に)上位に出てくるのがグァバです。
今回、台湾の朝市だけでなく夜市、デパートのスーパー、卸売り市場を回りましたが、やっぱりどこでもグァバが売られていて、「おー!みんなやっぱりグァバが好きなんだな~」と実感しました。
というのも、バンクーバーでもアジア系スーパーに行くとガッツリとグァバが販売されているんですね。香りはとても良いのですが、個人的にあまり好みではないので、「ほんとにアジアで愛されてるのかな~?」と疑問だったのです。今回の台湾訪問で、やっぱりみんなグァバが好きなことが判明して良かったです。
ちなみに、グァバをどうやってみんな食べているのかお店の人達に聞きたかったのですが、いかんせん現地の言葉が分からず断念しました。(ぐやじい・・・英語も通じなかった・・・)
(小さめの黄色いタイプのグァバも売られていました。熟しただけ?)
8.ヤシの実
最後はアボカドの後ろにゴロゴロ転がっているもの、日本ではなかなか見ないのではないでしょうか。実はこちら、「ヤシの実」です。
ヘタの部分を落として(めちゃ固い)、ストローをさせば果汁を飲むことができるんですよ~( ◠‿◠ )雙連朝市を訪れた日は9月初旬でしたが、とても蒸し暑かったので、フレッシュなヤシの実ジュースはかなり魅力でした~。
まとめ:台湾・台北旅行の際は雙連朝市で野菜果物探索をお忘れなく
ということで、雙連朝市でもたくさんの野菜果物に出会えて幸せでした。個人的に朝市は夜市よりも落ち着いてブラブラできたので、嬉しかったです。写真をたくさん撮りながらゆっくり歩いたのですが、それでも1時間以内の滞在だったと思います。
(300メートル程度の道なので、パッパッと歩くとすぐ終わってしまうかも?)
皆さんも台湾・台北旅行の際は、雙連朝市で野菜果物探索をお忘れなく。ちなみに周りには色んな食べ物屋さんもあるので、朝食がてら周りを歩いて回るのもいいかもしれません~( ◠‿◠ )ローカル感満載の雙連朝市にぜひ行ってみてくださいね~!
営業日時:毎日7時00分~14時30分(Googleの情報です)
住所:No. 5-1, Lane 45, Minsheng West Road, Zhongshan District, Taipei City, 台湾 10491
MRT「雙連駅」2番出口のすぐそば