野菜ソムリエ Hiro のベジフルポケット

食べるレモネード?ボリビア原産の珍果アチャチャ(Achacha)を食べてみた

皆さん、アチャチャってご存知ですか?

熱い鍋を触ったときに思わず「アッチャッチャ」って口から出るかもしれませんが、違います。(つまらねぇ・・・) 果物のアチャチャ(Achacha)のことです↓

「え、ナニコレ・・・?」「果物なのか・・・?」「ビワっぽいけど表面がツヤツヤ・・・?」という声も聞こえてきそうですが、これがアチャチャですw

アチャチャはボリビア原産の果物で、現地ではグアラニー語で「アチャチャイルー(Achachairu : 意味はハニーキス)」と呼ばれています。(※グアラニー語はボリビアの公用語のひとつだそうです)

最近では、オーストラリアのクイーンズランド州でも商業的に栽培されていますが、日本では全く見ない果物といっていいのではないでしょうか?

(アチャチャは白い果肉部分を食べます。種も入ってます)

しかし!

実は、先日ついにアチャチャを入手したんです~!そこで今回は、アチャチャを食べた感想をお届けします♪

最初に昔話:実は過去に一度オーストラリア産アチャチャをカナダで手に入れていた件

振り返ること2016年2月、カナダで暮らし始めて約1年半ぐらい経った頃に、地元の大型アジア系スーパーマーケットT&Tでとある珍しい果物を見つけた野菜ソムリエHiro。

それがこちらです↓

売られていたのは、なんとオーストラリア産のアチャチャでした!購入したのが2月なので、南半球のオーストラリアは夏真っ盛り!そう、アチャチャは栽培地の夏に収穫・販売される果物なんですね~。

1パックにアチャチャが10個入って約7ドル(日本円で約650円くらい)とそんなに高くはなかったです。おそらく誰も知らないであろう果物で、購入当時は何を隠そう野菜ソムリエHiroも全く知らなかったので、「へ~、カナダはこんな果物も手に入るのか~。不思議~。」程度の気持ちで食べました。

ただそのときメモを取る&ブログ記事を書くを忘れていて、それからどうにかしてもう一度食べてみたいと思ってアチャチャをずっとカナダで探していたのですが、それっきり見つからなかったんですね~(悲)

なので、「アチャチャは酸っぱ甘い果物!」っていうしょぼい感想しか思い出すことができずに、ずっーーーーーーと悔やんでいたんです(泣)

 

カナダでアチャチャを探す日々に終止符。マイアミの農園 Miami Fruitの存在

アチャチャを諦めかけた野菜ソムリエHiroでしたが、どうしても食べたい欲が出てしまって、一時期頭の中が「アチャチャアチャチャアチャチャ」とアチャチャ一色になってしまいました。

しかしある日、「そうか、カナダ以外の国から取り寄せればいい」というめちゃくちゃお金のかかる発想に至ってしまい、ネットで探してみるとアメリカ・フロリダのマイアミにある農園「マイアミ・フルーツ(Miami Fruit) 」でアチャチャが栽培されているという情報を入手!

カナダにも配達可能、そしてアチャチャに関する投稿をInstagramに載せていて、「これだ!!!!!!!」って思ったわけです。

そして、前から狙っていたロングネックアボカドといっしょにアチャチャを2021年7月に注文しました。

アチャチャのお値段なんと1箱97ドルッ!!!(USドルなので、日本円で1万超えました泣)お値段がかなり張りましたが、長年食べたかった果物だったので、目をつむりました笑

注文から約1、2週間くらいでマイアミフルーツから届いたのがこちら↓

「前食べたアチャチャと全然違うーーーーー!めっちゃ茶色いーーーーーーーーーーーーー!!!!」爆

調べてみると、アチャチャはそもそも熟してから収獲される果物で、収穫後は熟さないといわれています。ただ、果皮があんず色でも十分熟しているのですが、どうやら今回の濃い焦げたようなオレンジ色(もはや茶色)にも熟すそうです。

「品種が単に違うのかも?」とも思ったのですが、今回入手したものは、食べごろに収穫されてからはるばるマイアミからカナダのバンクーバーまで運ばれたもののため、輸送の過程で果皮だけ通常のきれいなオレンジ色から茶色まで変色したのではないかと思いました。(勝手な予想)

なかには茶色というより、濃いオレンジ色のものもあったりして、「おー!まさしくアチャチャ!」と思いました。やっぱりアチャチャはビワのようなオレンジ色がよく似合います♪

そして元々アチャチャの表面はそこそこ硬いのですが、茶色のものもまだ果皮の硬さを保っていたため、「中の果肉は多分傷んでいないのでは?」と思いました。

2016年に初めてアチャチャを食べた頃から約5年が経過していましたが、いざ実食です・・・!

 

ひっさしぶりにアチャチャを食べてみた感想は?

アチャチャの果皮は硬かったものの、親指の爪で果皮を押すと簡単に切り込みを入れることができました。(栗みたいなやり方ですが、中が微妙に空洞になっているので、簡単に果皮は剥けます)ナイフでアボカドみたいにカットしてもOKです。

気になる中身はというと・・・

果皮が茶色でも傷んでいなくてちゃんと白色でした!良かったです(汗)アチャチャはこのやわらかい白い飴玉みたいな部分をいただくんですね~♪(ちょっとぬるぬるっとしています)

ちなみにアチャチャは果物の女王として知られるマンゴスチンのいとこ的存在なので、マンゴスチンを食べたことがある方は、アチャチャの果肉とマンゴスチンの果肉の感じを似たようなものと考えてもらえるといいかもしれません。

ただ、マンゴスチンを「甘酸っぱい」と表現するのであれば、アチャチャは「酸っぱ甘い」という感じで、酸っぱさが勝っているんです。

食べてみると、最初は爽やかなレモネードみたいな甘さを感じて、最後に気持ちのいいレモンみたいな酸っぱさだと思いました!

糖度が低いかと思ったのですが、糖度計で計ると17度ありました。酸っぱさの中にも甘さが口の中に残る「食べるレモネード」とでも言いましょうか。

白い果肉の中には種があって、果実のサイズで種の量も変わってくる感じでした。種が果肉と微妙にひっついているので、上の写真が食べた後の感じになると思います。

そこそこ酸っぱいので、「正直一度に10個も20個もアチャチャを食べることはできないな~」と思ったのですが、この甘さと酸っぱさはぜひ色んな人に一度は体験して欲しいと思わされる味わいでした!

 

最後に:アチャチャを食べてみたい人はボリビア or オーストラリア旅行の際に探してみてください

ということで、約5年ぶりにアチャチャを食べることができて、とっても幸せでした!

アチャチャは残念ながらボリビアかオーストラリアくらいしか商業的にたくさん栽培していないので、もし食べてみたい人がいたら、それぞれの国に行った際に探してみるのが一番かもしれません。(もちろんMiami Fruitで夏季に購入する手もあります)

特にオーストラリアのクイーンズランド州北東部のアチャチャを栽培している農園(↑)では、お金(大人15ドル)を払えば農園に入ることもできるので、アチャチャについてより深く知れること間違いなしです。野菜ソムリエHiroも生きている間に絶対一回訪れたいと思っています♪

まるでレモネードみたいな味のアチャチャ、皆さんもぜひ一度試してみてください!

オーストラリアのAchacha Farm
【公式サイト】


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