シアトルの宇和島屋で愛媛フェア!フィッシュガールのマグロ解体ショーとみきゃん登場
皆さん、アメリカ・ワシントン州シアトルに宇和島屋(Uwajimaya)という日系スーパーがあることをご存知でしょうか?
宇和島屋はアメリカ北西部最大級の日系スーパーの一つといわれ、ワシントン州に合計4店舗があります。特にシアトルのチャイナタウンにある旗艦店は、35,000 平方フィートを超える店舗面積に日本の商品が多数販売されていて、フードホールやロイズチョコレート、紀伊国屋書店などと併設されているので、日本が好きな北米在住者にも大人気です。
そんな宇和島屋へ先日2024年5月25日にふらっと行ってきたのですが、なんとちょうど愛媛フェアが開催中だったんです!しかも、この日限定で「マグロの解体ショー」や「みきゃん登場」ということで、もう大興奮。
その様子を写真や映像とともにまとめたいと思います。
この記事の目次
シアトルで愛媛フェア話その1:記念撮影
「愛媛フェアってどんな感じなのかな~?」なんて考えながら宇和島屋の売り場を歩いていると、なにやら特設ステージ?みたいな光景が目に入ってきました。
そしてよく見ると・・・
EHIME JAPAN って書いてるーーーー!!!
愛媛県イメージアップキャラクター、みきゃんの垂れ幕も発見。シアトルでまさかみきゃんを見られるなんて夢にも思っておらず、みきゃん大好き人間としてはもう大興奮でした。
何やらみきゃんの羽織を着ている人もいて、「これは一体何事ですか?」と聞いてみたら、愛媛フェアの一環で12pmからマグロ解体ショーが始まる予定とのことでした。さらに、少し前の11:30am頃にはみきゃんもお店にやってくるとのことで、もう神様が自分に味方してくれたように感じました。(大げさですが、そのくらいみきゃんが好きなのです汗)
他にも色々とお話を聞いてみると、宇和島屋創業者の森口富士松さんは宇和島市で商売を学んだ後に渡米したということで、それ以来宇和島屋と宇和島市の関係があると教えてもらいました。なんてステキな関係なんだ~。
また、今回この愛媛フェアのイベントのために、愛媛・宇和島市から岡原文彰市長(写真の白い羽織の方)が渡米!さらに愛媛からスタッフの方も10名以上渡米しているとのことで、解体ショーは愛媛県立宇和島水産高校の水産食品科水産食品研究部に所属している女子生徒によって構成されているフィッシュガールの皆さん(写真上)が実演することも分かりました。
野菜ソムリエHiroはフィッシュガールの存在を恥ずかしながら知らなかったので、「高校生がマグロの解体?!?!」と驚きが隠せませんでした。
さらにみきゃんが好きであることを伝えると、スタッフの方がみきゃんのシールをくれました。(神対応か)
その後、愛媛県の養殖マグロが店内に運ばれてきたので、記念写真を撮らせていただきました。そばの鯛と大きさを比べると、一目瞭然ですね!
シアトルで愛媛フェア話その2:愛媛の商品をシアトルで購入
みきゃん登場の 11:30am まで少し時間があったので、愛媛フェアの商品をチェックさせていただいたのですが、愛媛県の柑橘を使った商品が多数あって、テンション上がりました。
印象に残ったものを少し紹介します。
みきゃんがパッケージにデザインされた「たいめし」と「ぶりめし」を発見。愛媛県産の八幡(はちまん)鯛と鰤が使用されています。
愛媛で収穫される柑橘を使った様々なジュースも売られていました。河内晩柑や甘夏、伊予柑、清見のジュースがありましたよ。どれもカナダでは見たことも無いものです!
河内晩柑やカラマンダリンを使ったスパークリングもありました。愛媛県の柑橘の加工商品力、強いです。
さらに小林果園による贅沢仕上げジュースも発見。清見だけでなく、はるかや甘平、しらぬひ、媛一まどんななどが豊富にあり、「ここ、ほんとに北米かな?」となりました。
次に、冷凍ケースをのぞくと「いよかんタルト」や「紅まどんなのタルト」も見つけました。バンクーバーでは伊予柑を見たことがないのと、紅まどんなも大好きなので、どちらも購入させていただきました~。(お家で美味しくいただきました)
もう一方で、特設ブースのようなところで愛媛県の商品のサンプルも提供されていて、お味噌汁や伯方の塩をふりかけたポップコーンなど、スタッフの皆さんがそれぞれの商品の魅力をお客様に英語でお伝えしていました。
野菜ソムリエHiroはサラダをよく食べるので、この機会に伊予柑ドレッシングを購入させていただきました。さっぱりとした味わいで、伊予柑の香りに癒されますよ~。(後々考えて、もう一本買っとけばよかったと後悔)
そんなこんなで、愛媛フェアの商品をじっくり見ていると、すぐに 11:30am が迫ってきました。
シアトルで愛媛フェア話その3:みきゃん登場でテンションMAX
11:30am頃、みきゃんの登場をまだかまだかと待っていたら・・・
先日シアトルの宇和島屋にみきゃんが遊びにきたときの映像です。愛媛県の皆さま、カナダでの愛媛フェア開催をご検討いただけますと幸いです。バンクーバーだと嬉しいことこの上ないです。何卒なにとぞ… pic.twitter.com/rTx74pMbbe
— 野菜ソムリエHiro🇨🇦🌈 (@hiro_vegetable) June 29, 2024
みきゃんキターーーーーーーー!!!
以前、東京の秋葉原にあるみきゃんのお店(いよてつショップ 秋葉原)に行ったときにも会えなかった実物大(?)のみきゃんに大興奮でした。
司会のお姉さんがみきゃんについて英語で紹介する機会もありました。そう、みきゃんという名前は、みかんの「み」と子犬の鳴き声である「きゃん」があわさっているんです。また、お尻にみかんの花のしっぽがあるんですよね~。
せっかくなので、愛媛県のウェブサイトに記されているみきゃんのプロフィールを紹介します。
役職 | 愛顔(えがお)PR特命副知事 |
誕生日 | 2011年11月11日(ワンワンワンワンの日) |
出身地 | 愛媛県 |
性格 | 明るくて好奇心旺盛。 楽天的でくよくよしない |
仕事 | 愛媛県のPR |
チャームポイント | ハートの形の鼻とみかんの花のしっぽ |
好きな食べ物 | 愛媛県産のものならなんでも。 特にみかん |
好きなこと | スポーツ、旅行、食べること |
欲しいもの | 一緒に愛媛県をPRしてくれる友達 |
みきゃんと一緒に記念写真も撮ることができて、一生の想い出となりました。何も知らずにシアトル旅行でふらっと来た宇和島屋で、まさかみきゃんと記念写真が撮れるとは・・・感動でした。
シアトルで愛媛フェア話その4:愛媛県立宇和島水産高校のフィッシュガールによるマグロ解体ショー
そして12pm頃から、フィッシュガールの3人によるマグロの解体ショーが始まりました。
実際にマグロを捌く方、英語で説明する方、日本語で説明する方と役割が分かれていて、英語含め、皆さんすごく練習しているんだなというのが伝わってきました。自分の高校生の頃を考えたら、たくさんの人の前で絶対にこんな堂々とパフォーマンスできないので、本当にすごいなと思いました。
素人の目ながら捌き方も見事で、愛育(aiiku)がコンセプトで養育したマグロはその場で小分けパックされて販売もされていました。販売スペースにはたくさんのお客さんが集まって、商品を手に取っていました。
約30分のマグロの解体ショー、動画に撮影したので、よければご覧ください↓
まとめ:シアトルに来たら宇和島屋は行くべし
ということで、今回のシアトル旅行で一番の想い出となりました。
個人的にみきゃんに会えたのが幸せすぎましたが、マグロの解体ショーもじっくり見ることができて楽しかったし、なにより勉強にもなりました。愛媛の商品力というか宣伝のパワーがすごい、と改めて思わされました。次回日本に帰ったときは、愛媛に行ってみたくなりました。
北米在住者としては、日本の食品がもっと欲しい病(?)に慢性的にかかっているので、「ぜひ次回はカナダのバンクーバーで愛媛フェアをお願いします」とスタッフの方にお願いして、その場をあとにしました。
それにしても宇和島屋はやっぱり大きくて、見所がいっぱいで、日本人にはたまらない場所だと再確認しました。またどこかで、宇和島屋の青果売り場についても紹介できればと思っています!