梅に水菜にグリーンアプリコット!?カナダのファーマーズマーケットで見つけた珍しい野菜果物8つ
あなたはファーマーズマーケットが好きですか?
2018年5月20日(土)、メトロバンクーバーの人気エリア「キツラノ」で開催されていたファーマーズマーケットに行ってきました!
今回は、そのキツラノファーマーズマーケットで野菜ソムリエHiroが見つけたちょっと珍しい野菜・果物8つを会場の雰囲気とともにお届けします。
この記事の目次
はじめに:キツラノ・ファーマーズマーケットについて
メトロバンクーバーでは、春から秋頃にかけて各地でファーマーズマーケットが開催されています。
特に Vancouver Farmers Markets が運営するファーマーズマーケットが有名で、キツラノの会場もその一つ。
新鮮な野菜や果物はもちろん、パンやスイーツ、ハチミツや工芸品なども販売されていて、フードトラックもやって来ていました!
(オリーブ専門店にて)
簡単ながらキツラノ・ファーマーズマーケットの様子を以下の映像におさめたので、チェックしてみてくださいね。
日曜日ということもあり、たくさんの人が来て大盛り上がりでしたよ~!( ◠‿◠ )
キツラノ・ファーマーズマーケットで出会った珍しい野菜・果物8つ
毎回スーパーマーケットなんかでは見かけないような珍しい野菜や果物に出会えるファーマーズマーケット!
それではここから、ファーマーズマーケットで見つけたちょっと珍しい野菜・果物8つをご紹介します。
あなたの知っているものがあるかチェックしてみてください。
1. グリーンアプリコット(Green Apricot)
まず今回のファーマーズマーケット訪問で一番の手柄(?)だったのが、グリーンアプリコットを見つけたこと!
写真の通り、かなり小さくてヤングアーモンドのような見た目のグリーンアプリコット。
色々と調べてみると、元々緑の品種ではなく、普通のアプリコットの未熟果ということが分かりました。
生で食べるとレモンより苦いといわれていて、(生で食べる勇気出ない)ペルシャなどの中東地域の国では、グリーンアプリコットは春を告げる果物として知られています。
(※アプリコットの主な生産地は、ウズベキスタンやトルコなど中東地域)
また、ペルシャでは伝統的なグリーンアプリコットのピクルスのレシピもあるとか。一度試してみたいですね~。
グリーンアプリコット売り場には、レシピもあったので、一応掲載しておきます↓
■ グリーンアプリコット・ジャム
■ グリーンアプリコット・チャツネ
■ グリーンアプリコット・ピクルス
■ 梅酒(梅じゃないけど)
梅は Japanese Plum なので、グリーンアプリコット(Green Apricot)は梅ではないのですが、梅酒のようなお酒ができるみたいです。杏酒もあるので不思議ではないのですが、杏も未熟果を使うんですね~。
野菜ソムリエHiroも少しグリーンアプリコットを購入したので、後日グリーンアプリコット酒をつくってみたいと思います( ′⌄‵ )♪
2.サイリンダ・ビーツ(Cylindra Beets)
ビーツはビーツでも、円筒のようなカタチのビーツを見たことがありますか?
野菜ソムリエHiroは以前働いていた八百屋で一度だけ取り扱ったことがあるのですが、「普段は丸い爆弾みたいなカタチのビーツが、なんでこんなに長いの!??」と驚いたことを覚えています。
以下の写真をご覧ください。
なんか気持ち悪い・・・?(笑)
でも味は普通のビーツなのでご心配なく。
ちなみに野菜ソムリエHiro、円柱形状のビーツはまだ紫果肉のものしか見たことがありません。
もしかしたら、他の色のビーツで円筒形のものもあるかもしれませんね ( ・◡・ )♪
3.水菜(Mizuna)
先日、シアトルの宇和島屋でも見つけた水菜。
バンクーバーのファーマーズマーケットには毎年ちょくちょく行っているのですが、今回ついに水菜を発見しましたーーー!!!感動!!
再三再四ブログに書いているかもしれませんが、バンクーバーでは普通のスーパーで水菜を売っていることはあんまりないので、バンクーバーで水菜を見つけるのはけっこう大変なんです!
ベンダーのおじさんにお話しを聞いたところ、水菜は10月頃まで収穫しているそうなので、毎週キツラノ・ファーマーズマーケットに行けば水菜が手に入りそうです。
ただ、少量しか栽培していないので、毎回6束程度になるみたいです。
バンクーバー在住の水菜LOVERの方、ぜひ足を運んでみてください。
4.ルバーブ(Rhubarb)
見た目はセロリぐらいの長さで、フキのような形をしているこちらの野菜は「ルバーブ」。
バンクーバーでは当たり前のように見かける野菜ですが、日本ではあまり見ないのではないでしょうか?
長野や北海道などわずかな地域で栽培されているという噂を聞いたことがありますが、野菜ソムリエHiroの故郷、岡山ではお目にかかったことはなかったです。
夏を過ぎると味が落ちる野菜と言われていて、今(5月20日時点)が旬ということで、ファーマーズマーケットで野菜を販売しているベンダーの多くが取り扱っていました。
生で茎を食べると、甘味はほとんどなく酸っぱくて苦いのですが、ルバーブをパイやジャムなんかにすると、とっても風味豊かなデザートができるんですよね~!
すごくおもしろい野菜です( ◠‿◠ )
5.ネトル(Nettle)
ティーがお好きな方なら知っているかもしれない「ネトル」(イラクサとも呼ばれています)。ハーブを多く取り扱っているベンダーで販売されていました。
ネトルは元々ヨーロッパ~アジアあたりが原産地とされていて、今は日本を含め世界中で栽培されているハーブです。
かなり昔から利用されていて、現代でもアレルギー症状の緩和などのために用いられています。
花粉症対策にネトル茶を飲んでいる方も多いのではないでしょうか?
6.日本の梅(Japanese Plum)
韓国人のおばちゃんのお店で、なんと日本の梅を発見しました。
ただ5月下旬時点では梅を販売していないそうで、収穫時期となる6月下旬から7月頃に販売するとのことでした。
※お店では自家製の梅干しが販売されていました。
写真も飾られていたのですが、まさしく梅ですよね!
ちなみに韓国人のおばちゃんによると、日本人がホワイトリカーを使って梅酒をつくるように、韓国の人は焼酎(ソジュ)で梅酒をつくったりもするそうです。
(すごい・・・!)
梅も水菜と同じく、バンクーバーではかなり手に入りにくい部類のアイテムなので、今から購入するのが待ちきれません!
7.黒にんにく(Black Garlic)
さきほど紹介した梅の写真の隣にあった黒にんにく。
「なんで黒いの?」という質問がよくあるのですが、黒にんにくは白い生ニンニクを発酵して熟成することによって黒くなります。
化学反応なので、詳しくは野菜ソムリエHiroもよく分かりません・・・汗
また、バンクーバーではアジア系スーパーでたまにブラックガーリックを見かけますが、あんまり食べている人を見かけたことがありません。(バンクーバー在住の方、あなたの周りはいかがでしょうか・・・?)
ちなみに野菜ソムリエHiroは、日本の道の駅で黒にんにくを購入した経験があります。
そのときはオリーブオイルと塩をぱっぱと振ってローストしていただいたのですが、もう本当に甘くてびっくりしました。(※個人的な感想です)
「こ、こっ、これっ、にんにく・・・だよね・・・?!」っていう感じです。
まだトライしたことが無い方は、ぜひ一度試して欲しいです。
8.乾燥とうもろこし(Dried Corn Cob)
乾燥したとうもろこし、実はファーマーズマーケットではよく見かける一品です。
実はこれ、「爆裂種(ばくれつしゅ)」という品種のとうもろこしで、普通のとうもろこしではポップコーンは作れない、って知ってましたか?
(すごい名前ですよね・・・。爆裂種・・・。)
ポップコーンの作り方は単純で、乾燥しているとうもろこしから粒をとって、油を少量引いてフライパンで加熱するだけ。数分後、ポンポンポンポンはじける音が聞こえてくるはずです。
子どもと一緒につくると、とっても楽しい時間を過ごすことができるはず。日本にいる方も、ぜひ爆裂種のとうもろこしを探してみてはいかがでしょうか?
まとめ:バンクーバーのファーマーズマーケットには珍しい野菜・果物がいっぱい!
ということで、いかがでしたか?
食べてみたい野菜・果物はありましたか?
(エアールームのトマト)
ファーマーズマーケットの良いところは新鮮な野菜・果物が気軽に手に入るところですよね!
日本に住んでいる方も、ぜひ一度バンクーバーのファーマーズマーケットを体験して欲しいです(`・ω・´)シャキーン
日本の道の駅とはまた違った楽しみがたっぷりありますよ~!
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