アメリカ・シカゴ最大のファーマーズマーケット Green City Market で出会った野菜果物まとめ
2019年1月、アメリカ合衆国イリノイ州にあるシカゴに行ってきた野菜ソムリエHiro!
(シカゴの大都市感)
普段はカナダBC州バンクーバーで珍しい野菜果物パトロールするのが日課なのですが、今回は番外編。シカゴで人気のファーマーズマーケット「Green City Market」を訪れてきました!
今回は、Green City Market の様子といっしょに、野菜ソムリエHiroが見つけた珍しい野菜や果物をご紹介しますよ~!( ◠‿◠ )
この記事の目次
はじめに:シカゴで開催されているGreen City Marketとは?
季節によって場所を変えながら開催されているシカゴ最大のファーマーズマーケット「Green City Market」。
公式サイトによると、Green City Marketは1998年に始まり、2008年から年中開催されるようになりました。今では毎年175,000人がファーマーズマーケットを訪れるほどの人気を誇っています。
Green City Marketのミッションは多くのファーマーズマーケットがそうであるように、地元農家と消費者をダイレクトに繋げることと、シカゴに暮らす全ての人の健康を向上させること。
会場では農家の人が自慢の新鮮野菜や果物だけでなく、はちみつや手作りのパンなども通常販売されているとのことですよ ( ・◡・ )♪
2019年1月時点の情報では、以下のように会場が変わります。
開催場所:Lincoln Park
■ 6月から10月(アウトドア)
開催場所:Gallagher Way
■ 6月から10月(アウトドア)
開催場所:West Loop, Mary Bartelme Park
■ 11月~4月(インドア)
開催場所:Peggy Notebaert Museum
野菜ソムリエHiroがシカゴを訪れたときは冬真っただ中の1月だったので、リンカーン公園という巨大な公園の中にある博物館「ペギー・ノートバアート・ネイチャー・ミュージアム」の中でファーマーズマーケットが開催されていました。
それでは早速、会場の様子を写真たっぷりにお届けしましょう!
シカゴのファーマーズマーケットを初体験!Green City Marketへ実際に行ってみた
今回の旅行で野菜ソムリエHiroは、シカゴのダウンタウンにあるホテル「Courtyard Chicago Downtown/River North」に泊まっていたのですが、ホテルからペギー・ノートバアート・ネイチャー・ミュージアムまではバスで約30分ほどでした。(そんなに離れていなくて助かりました。方向音痴なので汗)
博物館の近くにバス停があるので、そこから歩いて約5分くらいで会場に着くことができました。
1月なのにこの日は全然寒くなくて、晴天!(シカゴの冬はかなり寒いことで有名)
ペギー・ノートバアート・ネイチャー・ミュージアムの前にベンダーが出ていて、期待で胸が高まりました。
まず見つけたのはクランベリー!
カナダ・バンクーバーでは生のクランベリーは普通秋に出回るものなのですが、アメリカのシカゴでは1月が旬みたいです。(公式サイトに1月旬の果物として紹介されていました!↓引用)
What’s fresh at GCM in January
Vegetables: broccoli, beets, brussels sprouts, butternut squash, cabbage, cauliflower, carrots, celery, celeriac, collards, chard, eggplant, garlic, ginger, green beans, herbs, kale, kalettes, kohlrabi, lavender, leeks, lettuce, microgreens, mushrooms, onions, potatoes, radishes, rutabaga, shallots, sunchokes, sweet potatoes, swiss chard, tomatoes, turmeric, turnips, watercress, winter squash (butternut, spaghetti, red kuri, delicata)
Fruits: apples, cranberries, pears, quince
次に洋梨も発見!品種名を聞き忘れてしまったのですが、バンクーバーで年中手に入る Bosc Pear に似ていました。
洋梨の隣にはアップルサイダー(リンゴジュース)も販売されていました。ファーマーズマーケットで購入するアップルサイダーはハズレ無しです。(よだれが・・・)
このベンダーでは、バンクーバーでも定番のリンゴに加え、今まで見たこともないリンゴが販売されていました。(リンゴについてはまた別の記事で紹介します!)
それでは、ペギー・ノートバアート・ネイチャー・ミュージアムの館内に入ってみましょう。
館内入ってすぐのエリアと2階の一部分がファーマーズマーケットに使用されていました。
2階から1階を見ると、以下の写真のような感じ。
入ってすぐのところにいたベンダーさんは、ブルーベリーの蜂蜜を販売していました。ファーマーズマーケットだと普通のスーパーと違って、試食をさせてもらいやすいのも魅力ですよね~。
野菜や果物を販売しているベンダー旬のガイドの通り、やはり大根や人参、じゃがいも、ビーツ、カブなどの根菜類が多かったです。また、クランベリーやリンゴなど秋から冬に美味しい果物が多く並んでいました。
こちらのおばちゃんは、豊水梨を売っていました。アメリカでも豊水梨は手に入るんですね~( ◠‿◠ )
また、ブロッコリースプラウトみたいなマイクログリーンを専門に取り扱うベンダーも発見(全米でマイクログリーンはけっこう人気)。
色んな種類の野菜があったのですが、やはり野菜ソムリエHiroが注目してしまうのは、ウィートグラス(小麦若葉)でした。
海外の青汁的存在で、ウィートグラスは栄養価がものすっごいんですよね。こちらのベンダーでも、目の前でジュースにしてくれるようでした。(青臭さがものすっごいので、個人的には苦手なのですが、栄養価を考えるとちゃんと飲みたい一品)
続いては、キノコだらけのベンダーを発見。
野菜ソムリエHiroは野菜ソムリエでありながらキノコが苦手なので、写真だけ撮ってそそくさとその場を後にしたのですが、一番手前に見える白くてふわふわしたキノコは日本でも販売されている山伏茸(やまぶしたけ)によく似ていました。
カボチャも発見。バンクーバーでよく見るような品種ばかりなので、ちょっと残念なような。安心したような。オレンジのカボチャは栗カボチャ、黄色のカボチャはそうめん南京です。
続いて2階の会場に足を運んでみました。そこまで広くはない会場だったのですが、野菜や果物以外にもパンを販売しているベンダーやメープルシロップを販売している方もいました。
ここでも、根菜類を多く発見。いろんな色(ダジャレではない)がありますね~。
上の写真は、今回ファーマーズマーケットで一番びっくりした野菜。
一体何なのかお店の人に聞いてみたら、Spanish black radish という名前とのこと。ホテルにキッチンがなかったので、購入しなかったのですが、もし次回バンクーバーで見かけたら買ってみようと思いました。
ネットで調べると黒いのは外側だけで、中は普通に真っ白でした。
パンもこの通り。ファーマーズマーケットに並ぶパンは、いつになく美味しそうに見えるマジック・・・。
また、食育コーナー(?)もあって、野菜ソムリエHiroがファーマーズマーケットを訪れた際は、ビーツ3種類(赤、金、紫)の食べ比べが行われていました。
野菜ソムリエHiroは以前自分で3種類を購入して食べ比べしたことがあるのですが、やっぱり味が微妙に違うんですよね~。
シカゴではどうか分からないのですが、そもそも赤のビーツはバンクーバーではそこそこレアなので、こういうカタチで簡単に食べ比べができるのは、とっても素敵だと思いました!
長々と紹介してきましたが、最後に紹介するのはリンゴ!
バンクーバーでもよく見るような品種(PinkLady、Braeburn)なども販売されていたのですが、このファーマーズマーケットで以下のリンゴを購入することができました。
■ Swiss Gourmet Apple
■ GoldRush Apple
■ Evercrisp Apple
特にフロストバイト、ゴールドラッシュ、エバークリスプは気前のいいお店のお兄さんが試食をその場でさせてくれて、どれも味が濃くて感動しました。
リンゴはホテルに帰ってから食べ比べしてみたので、また別の記事でお届けします!
最後に:Green City Marketは年中開催!シカゴのファーマーズマーケットを楽しんで!
ということで、いかがでしたか?
Green City Marketに行ってみたくなりましたか?
野菜ソムリエHiroは次回もし機会があるのであれば、ぜひ夏のGreen City Marketを訪れてみたいと思っています。
ちなみに、会場は美しいリンカーン公園の中にあるので、自然もたっぷりと楽しむことができますよ。近くにミシガン湖も見えて、湖沿いをジョギングしている人も多く見かけました!
シカゴ在住の方はもちろん、旅行でシカゴを訪れる際はぜひ行ってみてくださいね!
ファーマーズマーケットの“採れたて”レシピ! (クロニクル・ブックス日本語版)